予感 |
預感 |
01. この世に二人だけ
作詞・作曲・編曲: 中島みゆき
あなたの彼女が描いた絵の
載った本をみつけた
やわらかなパステルの色は
そのままにあなたの好みの色
あなたは教えてくれない
私もたずねたくはない
夕暮れの本屋は風まかせ
つらい名前のページをめくる
★ 二人だけ この世に残し
死に絶えてしまえばいいと
心ならずも願ってしまうけど
それでもあなたは 私を選ばない ★
クラクションが怒鳴ってゆく
つまずいて私はころぶ
放り出された本を拾いよせ
私はひとり ひざをはらう
嫌いになどなれるはずない
あなたの愛した女だもの
夕暮れの凩にあおられて
あなたと同じ苗字が 滲む
★ Repeat × 2 |
01. 世上我倆獨存
中譯:Orika
我找到了刊載著
你女友畫作的那本書了
柔和的粉彩色
原本就是你偏愛的顏色
你沒跟我提
我也不多問
黃昏時的書店 任由晚風
翻到印有她那令人札心芳名的一頁
★ 我會堅持到、只剩我倆獨留世上
至死方休也無所謂
雖然你迫不得已立下此願
即便如此 你還是不會選擇我 ★
汽車喇叭響個不停
低著頭走路的我 跌了一跤
俯拾散落一地的書本
我一個人 拍拍膝蓋
我應該還不至於討厭她
畢竟是你所鍾情的女子
在向晚蕭索寒風的吹刮下
那與你相同的姓氏 暈染開來
★ Repeat × 2 |
02. 夏土産
作詞・作曲・編曲: 中島みゆき
今年は友だちと一緒に 海へ行く約束だから
おまえも好きなところへ 友だちと行きなよ、って
嘘。ついてる目つきぐらいわかるけど
でもそれを言っても 時はとまらない
海辺の崖から吹きあげる風にまぎれて
愛を語る名所なのね
あなたが友だちと行く場所は
★ 夏が終わって とどけられる
夏土産 とどけられる
あなたと同じ場所からの貝殻と
恋人たちの写真 ★
仲間と騒いで来たんだと 嘘はまだ優しさなのね
カメラを忘れていって なにも撮れなかったって
◆ 嘘。とどいた私の友だちからの この写真の隅に
偶然 写る二人 ◆
そうだと思っていたけれど 訊かないように
知らないふりしてきたのは
私 まだあなたが好きだから
★ Repeat
◆ Repeat
★ Repeat |
02. 夏日紀念
中譯:Orika
"可惜今年已經跟朋友約好一塊兒去海邊"
"那妳也跟妳朋友去哪個喜歡的地方走走吧"
騙人。從你小心翼翼尾隨我的目光我已洞悉
但就算一語搓破 時光也不會停駐
你要去的海邊 是那個可以從海崖的上刮強風中
混入愛的表白而聞名的景點對吧
你和朋友前去的那個地方
★ 當夏日結束 我就可以寄給你
今夏的紀念 就可以寄給你啦
來自和你同一片海灘的貝殼和
熱戀情侣的照片 ★
"大夥兒一路上嘻嘻哈哈的" 說謊姑且也算是一種溫柔吧
"我忘了帶相機啦 結果啥都沒拍" 我說
◆ 騙人。從同行的友人那兒寄來的 照片的一角
偶然 拍到的兩個人 ◆
雖然想著"我早料到" 卻不去質問你
依舊裝作毫不知情的樣子
到底 我還是喜歡你啊
★ Repeat
◆ Repeat
★ Repeat |
03. 髪を洗う女
作詞・作曲・編曲: 中島みゆき
かみともにいまして ゆく道をまもり
かみのまもり 汝が身を離れざれ
泣くにも泣けない しずかな夜は
灯りもつけずに しょんぼりと
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います
煙草の煙を流すため
お酒の香りを流すため
あいつの全てを流すため
いつまでいつまで 飽きもせず
女が髪を洗います
女は薄情なものだから
髪形ひとつで 言葉も変わる
元結ほどけば 崩れるように
髪の毛だけが 泣くのです
★ 煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない
ひとりの夜更けは 水音さむく
女が髪を洗います ★
★ Repeat |
03. 洗髪的女人
中譯:Orika
與神 (日語音同 "髪") 同在 守護前程
神靈庇佑 不離汝身
欲哭無淚的 靜謐長夜
燈也懶得點 失魂落魄
洗了一遍又一遍 也不厭惓
女子洗著頭髮
為了沖去煙味
為了沖去酒氣
為了沖走那傢伙的一切
洗了一遍又一遍 也不厭惓
女子洗著頭髮
都說女子薄情
只要變換一個髪型 措辭也隨之不同
唯有當鬆開髪髻時 瞬間崩洩下來的
一頭秀髪 在娓娓哭泣著
★ 沖不走煙味
沖不走酒氣
那傢伙的一切全沖不掉
孤身一人的深夜 水聲泠泠
女子洗著頭髮 ★
★ Repeat |
04. ばいばいどくおぶざべい
作詞・作曲・編曲: 中島みゆき
次の仕事が決まったんだってね ロックシンガー
最後に歌っておくれよ 得意だったどくおぶざべい
どんな真昼の空より 明るい明るい歌
おいらの左手 もうダメなんだってさ どくおぶざべい
イカれちまったんだってさ どくおぶざべい
★ 幕を引かないでくれ 明かりを消さないでくれ
みんなわかってるから 誰も何も言わないでくれ
ばいばいどくおぶざべい
ばいばいどくおぶざべい ★
次の土曜の晩に この店に来てみれば
誰かがきっと歌っているんだろうな らいかろうりんすとうん
挨拶をきりだすのは こちらから
誰もおいらを覚えていないだろうな らいかろうりんすとうん
長居はできないないだろう ろうりんすとうん
みんな変わってしまう みんな忘れてしまうだろう
だから最後の歌は 空より明るいばいばいどくおぶざべい
ばいばい
ギターが重いぜ めちゃくちゃ重いぜ ロックシンガー
放りだしちまいたくなって 丁度いいやどくおぶざべい
イカれたギターがおいらのイカれたこの腕に
溶けるつもりで何かたくらんでいるらしいぜどくおぶざべい
みんな一緒に行っちまえ ばいばいばい
★ Repeat
ばいばいどくおぶざべい
ばい |
04. Bye Bye "Dock of the Bay"
中譯:Orika
聽說你已經找到下一份工作了吧 rock singer
那麼最後為我們再唱一曲吧 你最拿手的 "Dock of the bay"
比起日正當中的晴空 還要明亮的歌
咱們撥弦的左手 已經不聽使喚了啊 "Dock of the bay"
完全報廢了啊 "Dock of the bay"
★ 拜託別拉起帘幕 拜託別熄掉燈光
大家都明白的 拜託任何人都別再說什麼了
Bye Bye "Dock of the bay"
Bye Bye "Dock of the bay" ★
下週六的晚上 如果到這家店來的話
一定也會有其他人在舞台上唱歌的啦 "like a rolling stone"
不過得由我們這邊先開口招呼了
因為沒有人會記得咱們吧 "like a rolling stone"
也沒辦法在此久留了吧 rolling stone
大家都變了 大家都忘了
所以最後一首歌 是比天空還明亮的 "Dock of the bay"
Bye Bye
吉他可真沈啊 亂重一把的耶 rock singer
想把它給扔掉了 時機正好咧 "Dock of the bay"
報廢的吉他躺在咱們報廢的手臂上
好像打算溶解似地 在搞什麼鬼啊 "Dock of the bay"
要走就大家一起走吧 ByeByeBye
★ Repeat
"Dock of the bay"
Bye
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05. 誰のせいでもない雨が
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 井上堯之
誰のせいでもない雨が降っている
しかたのない雨が降っている
黒い枝の先 ぽつりぽつり血のように
りんごが自分の重さで落ちてゆく
誰のせいでもない夜が濡れている
眠らぬ子供が 責められる
そっと通る黒い飛行機があることも
すでに赤子が馴れている
★ もう誰一人気にしてないよね
早く 月日すべての悲しみを癒せ
月日すべての悲しみを癒せ ★
怒りもて石を握った指先は
眠れる赤子をあやし抱き
怒りもて罪を穿った唇は
時の褥に愛を呼ぶ
されど 寒さに痛み呼ぶ片耳は
されど 私の裏切りは
誰のせいでもない雨が降っている
日々の暮らしが降っている
★ Repeat
船は港を出る前に沈んだと
早すぎる伝令が火を止めにくる
私たちの船は 永く火の海を
沈みきれずに燃えている
きのう滝川と後藤が帰らなかったってね
今ごろ遠かろうね寒かろうね
誰かあたしのあの人を救けてよと
跣(はだし)の女が雨に泣く
★ Repeat
早く 月日すべての悲しみを癒せ
月日すべての悲しみを癒せ |
05. 誰也不怪罪的雨
中譯:Orika
非誰之罪 雨兀自下著
束手無策 雨兀自下著
從黑色的樹梢 一顆一顆如血般鮮紅的
蘋果 因自身的重量而滾落
非誰之罪 夜色潤溼了
不睡的孩子 要挨罵了
就連嬰孩也已經習慣了
悄悄穿越空中的黑色飛機
★ 已經沒有任何一個人會在乎了吧
只盼歲月能快快 治癒所有傷悲
只盼歲月能治癒所有傷悲 ★
滿腔怒火握緊石塊的指尖
也能笨拙地懷抱酣眠的嬰兒
滿腔怒火搓破罪惡的嘴唇
也會在時光的褥席上呼喊愛情
然而 因涷得發痛而呼救的那隻耳朵呢
然而 我的背叛呢
非誰之罪 雨兀自下著
日復一日 日子照舊過
★ Repeat
"那艘船在出港之前即已沈没"
下得過早的指令 急急趕來滅火
而我們的船 在永恒的火海之中
無法沈沒 焚燒不止
昨天瀧川和後藤没有歸來吧
現在也不知漂流到多遠呀 不知有多冷呀 "誰來救救我的他啊"
裸足的女子在大雨中哭號
★ Repeat
只盼歲月能快快 治癒所有傷悲
只盼歲月能治癒所有傷悲 |
06. 縁
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 井上堯之
縁ある人
万里の道を越えて 引き合うもの
縁なき人
顔をあわせ すべもなくすれ違う
★ あなたを私は追い回す
私はあなたの毒になる
河よ 教えて泣く前に
この縁は ありやなしや ★
★ Repeat
この縁は ありやなしや
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06. 緣
中譯:Orika
有緣之人
越過千山萬水 也能不遠千里來相會
無緣之人
即使面對著面 只是無能為力錯身而過
★ 追著你到天涯海角的我
卻成了你的毒藥
川流呵 在我哭泣之前告訴我
我們到底是有緣無緣啊 ★
★ Repeat
我們到底是有緣無緣啊
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07. テキーラを飲みほして
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 井上堯之
おまえの惚れた あの女を真似て
使い古しの女っぽさ あたしも染まってみた
おまえの惚れた 相手が変わるたび
あたしも次々変わったわ 悪魔でも天使でも
◆ 6年目ね 待てと言われもせず
今夜聞く風の噂
身を固めるんだってね ◆
★ テキーラを飲みほして テキーラを飲みほして
短かった幻の日々に
こちらから Say Good Bye ★
おまえの歩く そのとおりに Goin' Down
街はいくらでも おちぶれるやり方の見本市
ふたりで同じ ひとつ穴のむじな
腐れ縁と呼ばれたかったわ 地獄まで墜ちてでも
◆ Repeat
★ Repeat × 2 |
07. 一飲而盡龍舌蘭
中譯:Orika
我試著去模仿那個你迷戀的女人
如今也散發出閱人無數的成熟女人味了
你每換一個愛戀對象
我也改變自己一次 變身為惡魔或天使
◆ 第六年了吧 別再叫我等你了
今夜聽來的風言風語
原來你就要結婚成家了呀 ◆
★ 一飲而盡龍舌蘭 一飲而盡龍舌蘭
向這短暫虛幻的歲月
從今而後 Say Good Bye ★
順著你所走去的那條馬路 Goin' Down
無數的街道 是向我們示範各種沈淪法的展覽會
兩人是半斤八兩的一丘之貉
希望被人說是段孽緣 就算要墜入地獄也好
◆ Repeat
★ Repeat × 2 |
08. 金魚
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 井上堯之
一匹も すくえなかったね
ほんとうに要領が悪いんだから
浮いてきたところ すくわなきゃ
ほらシャツの袖が水びたし
きらりひらりきらりひらり
人生が身をかわす
きらりひらり
幸せが逃げる
でも嬉しいみたい
すくえなかったことが
どうせ飼えないものね
旅暮らし |
08. 金魚
中譯:Orika
連一隻也 撈不到喔
你還真的是抓不到要領欸
趁魚浮上來時趕快撈嘛
你看 襯衫的袖子都浸水了啦
亮光一閃縱身一閃
人生就此失之交臂
一閃身一晃眼
就讓幸福給溜走
不過牠們看起來很快活
撈不到倒也好啦
反正也不能養不是嗎
在我的飄旅人生中 |
09. ファイト!
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 井上堯之
あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる
私 本当は目撃したんです 昨日電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった
ただ怖くて逃げました 私の敵は 私です
★ ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ ★
暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく
勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
★ Repeat
薄情もんが田舎の町にあと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき
★ Repeat
あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ
ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
★ Repeat × 2
ファイト! |
09. 加油!(Fight!)
中譯:Orika
「因為我才國中畢業 根本沒人願意僱用我」
女孩在信上這麼寫道 筆跡尖細而顫抖
因為是小鬼頭 所以遭人甩巴掌 少年們的眼神逐漸老成
在那緊緊掐入「不甘心」的拳頭中 指甲刺進了掌心
我 真的親眼目睹 昨天從電車站的階梯上
跌落下來的孩子與 那推人女子臉上的一抺竊笑
我 嚇了一大跳 卻沒有拉那孩子一把或喊出聲來
只是嚇得落荒而逃 我的敵人是 我自己
★ 加油! 為正奮鬥的你所唱的歌
大概會被那些不願奮鬥的傢伙們嘲笑吧!
加油! 在冰冷波流中
一邊瑟瑟發抖一邊力爭上游★
暗潮洶湧中被激流擊打著 魚兒們仍逆流而上
之所以閃閃發光是因為 受傷而快剝落的鱗片 正搖曳生輝
倒不如讓身體隨波逐流 不是來得比較輕鬆嗎?
憔悴瘦弱 那樣憔悴瘦弱的 魚兒們仍逆流而上
會贏嗎 會輸嗎 我不知道 就算這樣還是要放手一搏
緊抱著出場通知 正是那樣的傢伙成就了大海
★ Repeat
被人酸說 "果然是薄情寡義之人 對父老鄉親忘恩負義啊"
被人酸說 "既然要離開家鄉 那家中老小也別留在這啦"
漫不經心燒掉些舊物 還是沒能燒毀這張車票
就當是我送給你的吧! 滲透紙背的字樣寫著「開往東京」
★ Repeat
如果我是男生就好了 或許光有男生的一身蠻力就值了
就算無法心想事成也無妨 如果我是男生就好了
啊 小魚成群閃閃發光地 穿越過海中的國界
將名為放棄的枷鎖 從身上掙脫開來
★ Repeat × 2
加油! |