ALBUM 42. 相聞 2017.11.22

01. 秘密の花園 
02. 小春日和 
03. マンハッタンナイトライン 
04. 人生の素人 
05. 移動性低気圧
06. 月の夜に 
07. ねこちぐら 
08. アリア - Air - 
09. 希い
10. 慕情

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*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

相聞

贈答詩

01. 秘密の花園
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

道を教えてください 足跡残してください
そこまでどれだけ遠いのでしょう

痛みを抱えた動物たちだけが向かう
誰にも教えてもらわずに 迷わず向かう
賢いはずの人間だけが 辿(たど)り着けずにまだ迷って
いつか誰か教えてくれるまで

★ 美しい風たちと 美しい水たちと
  秘密が秘密に そっと寄り添って
  もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと
  そこでは時計が黙り込んでいる ★

見つけたつもりで近づけば偽物(にせもの)ばかり
騙しているのは 眼の中の氷のカケラ
涙に溶けて流れて去れば 突然見える
すぐ眼の前 密やかに続く道の その先

  停まらない風たちと 停まらない水たちと
  秘密が秘密を 補いあって
  息をする森たちと 息をする砂たちと
  そこでは記憶がすれ違ってゆく

これは秘密 すべて秘密
あなたたちが打ち明けたら 消える

★ Repeat × 3

01. 秘密花園
中譯:Orika

請告訴我路徑 請留下足跡
到那邊究竟有多遠呢

只有懷抱痛苦的動物們才會前去
無人教導也能毫無疑惑地前去
唯獨理當很聰明的人類 尋尋覓覓卻依然迷失
直到有天誰來指點為止

★ 美麗的陣陣風息和美麗的滴滴流水
  秘密 正秘密地悄悄挨近
  無言的座座森林和無言的片片天空
  在那兒 時鐘沈默不語 ★

以為找到了而靠近的話 卻淨是假貨
騙人的是 眼中的冰雪碎片
若融於淚水而流下的話 便會突然瞧見
就在眼前 隱密地往前延伸的道路 就在前方

  不舍晝夜的陣陣風息和不舍晝夜的滴滴流水
  秘密會以秘密互補
  呼吸吐納的座座森林和呼吸吐納的粒柆砂塵
  在那兒 記憶錯身而過

這是秘密 全是秘密
若你們坦白說出的話 就會消失

★ Repeat × 3

02. 小春日和
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

たぶん何かが足りなかったんでしょう
それが何だったのかが 今もわからない
それがそれがわかっていたなら
あなたを傷つけはしなかったのに

悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ
親切だけで生きてはゆけないように
何も何も頼らなければ
あなたを傷つけはしなかったのに

風が吹くたび寂しくて 雪がちらつくたびに寂しくて
小春日和を探しています 小春日和を探しています
嘘のぬくもり探しています

冬の近さは誰にでもわかってる
だから その前に少し息をつかせてね
みんなみんな私をわかっている
私が自分をわかってないだけね

二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ
小春日和を探しています 小春日和を探しています
嘘のぬくもり探しています

悪気ありそな形をして 身構えなさいよと嗾けて
小春日和を探しています 小春日和を探しています
嘘のぬくもり探しています

02. 陽春暖日
中譯:Orika

大概是有哪邊不滿足吧
究竟是什麼在作崇 至今仍搞不懂
要是那時候那時候能夠明白的話
原本是不會去傷害你的

滿懷惡意是活不下去的呀
就如同光憑親切活不下去一樣
要是什麼都什麼都不去依賴的話
原本是不會去傷害你的

每當冷風吹起便覺得寂寞 每當白雪紛飛便覺得寂寞
我在找尋秋日陽春 我在找尋秋日陽春
尋覓一絲虛假的溫暖

人人都知道冬天的腳步近了
所以 在那之前讓我稍微喘口氣嘛
每個人每個人都了解我
只有我不了解我自己呢

不再讓誰惹我哭泣 只是因為要立這個誓才來造訪的呀
我在找尋秋日陽春 我在找尋秋日陽春
尋覓一絲虛假的溫暖

擺出一付不懷好意的架勢吧 如此教唆著
我在找尋秋日陽春 我在找尋秋日陽春
尋覓一絲虛假的溫暖

03. マンハッタンナイトライン
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

日本には繋がないで いま頃は真昼の国
夜の中起きている流民(るみん)たちに繋いでよ
ガラス越しに見る街は 届きそうなシャンデリア
触ってみなさいよと 威丈高(いたけだか)な媚(こ)び笑い

変わり者が名物 浮気者が名物
顔ぶれはすぐ変わる 挨拶はすぐ変わる
争って勝ち抜いたら雲の上

★ マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
  泣いてると聴こえたら風邪のせい
  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
  逃げ帰る故郷など とうに無い ★

急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする
この街の人々は 気が良くて 気が多い

たぶん何か話した たぶん何か笑った
それなのに誰ひとり会わなかった気がする
真夜中の言葉なら通じるかな

  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
  あの人がいないなら意味がない
  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
  置き去りの夜景にくるまっても

突然の雪が降る 急に真冬に変わる
突然の熱が来る 急に真夏に変わる
ひと晩で身の上も変わり果てる

★ Repeat

マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン

03. 曼哈頓夜線新聞
中譯:Orika

別轉接到日本 那個此時日正當中的國度
請幫我接通那些夜半活動的遊民們吧
透過玻璃窗望見的街道 彷彿垂手可及的香格里拉
"請碰觸看看哪" 那盛氣凌人的媚笑

特立獨行者乃本地特產 見異思遷者乃此處名產
班底是轉瞬即變的 寒暄是轉瞬即變的
只要鬥爭到終獲勝利 即可直達雲宵之上

★ 曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞
  聽起來像在哭泣是因為感冒的關係
  曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞
  可以逃回去的故鄉 早已不在 ★

腳步匆匆爭先恐後 說話急促全是連音
這條街上的人們 脾氣很好 心思很浮

大概講了些什麼 大概笑了些什麼
即使如此 卻覺得半個人也沒遇見
若是深夜的語言 就能互相溝通了吧

  曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞
  那個人不在的話就毫無意義
  曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞
  即使身裹著被遺棄的夜景

突然間雪花飄飄 瞬間變成嚴冬
突然間熱浪來襲 瞬間變成盛夏
一夜之間身家改頭換面

★ Repeat

曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞
曼哈頓夜線新聞 曼哈頓夜線新聞

04. 人生の素人
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

輝いていた頃の君を探してた
今はもう失ったものを褒(ほ)めていた
そのことが君をなお傷つけていたと
気づかない僕は この愚かさを憎む
★ 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日
  見せたい海があるの 知らなかったでしょう」
  君が今 新しさを僕に教えてる
  皆、 人生は素人につき ★

日々という流れには ひながたもなく
1人ずつ放された蛍のようだ
「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて
行けばよかった國の地図 私に見せて」

君が今 向う見ずを僕に迫ってる
皆、 人生は素人につき

思い出は要りますか 思い出は要りませんか
いつか旅立つ日のために
憧れは要りますか 憧れは要りませんか
いつか旅立つ日のために
皆、 人生は素人につき

★ Repeat
皆、 人生は素人につき

04. 人生的素人
中譯:Orika

探訪了有過輝煌時代的你
稱讚你如今已經失去的東西
我那樣做反而更加傷害了你
而我卻沒有察覺 真恨自己的愚蠢
★ 「別悶悶不樂嘛 昨天是昨天啊
  有片海想帶你去看看喲 你不知道吧」
  此刻的你 教會我一件新的事
  因為每一個人 都是人生的素人 ★

名為歲月的洪流 並沒有模型
人人如同被流放的螢火蟲
「不要說什麼"改天" 現在馬上就帶我去看
一生必去之國的地圖 給我看看」

此刻的你 以魯莽逼近我
每一個人 都是人生的素人

回憶是必要的嗎 回憶是多餘的嗎
為了有朝一日的旅程
憧憬是必要的嗎 憧憬是多餘的嗎
為了有朝一日的旅程
因為每一個人 都是人生的素人

★ Repeat
因為每一個人 都是人生的素人

05. 移動性低気圧
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

女の胸の中には 違う女が住んでる
あと1人 時によりあと3人4人
女の胸の中には 手に負えない性悪(しょうわる)と
憎めない女神が 野放しで住んでる

わからん 冷たいのか わからん 熱いのか
機嫌のゆくえは移動性低気圧
わからん 遠ざかり わからん 跳ね返り
はずみで何処まで 行くか戻るか
女の心は低気圧 予測のつかない低気圧
予測がつくのは 昨日へ戻れないことだけ

男の夢の中には 粗忽(そこつ)な貘(ばく)が住んでる
いま見たはずの夢を食べてしまった
男の夢の中には 古い風車(ふうしゃ)が廻ってる
思い出の風を 恋しては廻る

わからん 積み上げた わからん 日々の前
突然横切る移動性低気圧
わからん 好きなのか わからん 違うのか
とりあえず振り向く 振り廻される
男の心は高気圧 かなしいくらいに高気圧
わかっているのは 寂しさに弱いことだけ

不確かさ気になって 高気圧は惑う
両極端の真ん中は 見る位置次第
女の心は低気圧 予測のつかない低気圧
予測がつくのは 昨日へ戻れないことだけ
予測がつくのは 昨日へ戻れないことだけ

05. 移動性低氣壓
中譯:Orika

在女人的體內 住著不同的女人
除了另一人 隨時機出場的還有3到4人
在女人的體內 同時存在著無可救藥的劣根性和
令人憎恨不了的女神 任其棲居

我哪知 冷淡嗎 我哪知 熱情嗎
心情的動向是移動性低氣壓
我哪知 疏遠嗎 我哪知 雀躍嗎
憑這勁頭會到哪裏 是去呢還是回呢
女人的心是低氣壓 無法預測的低氣壓
可預測的只有 回不到昨天這件事而已

在男人的夢中 住著粗心的食夢貘
將過去應該做過的夢 吃個精光
在男人的夢中 轉動著古老的風車
單靠一股眷戀回憶的風而轉動

我哪知 日積月累 我哪知 歲月之前
突然橫撲過來的移動性低氣壓
我哪知 喜歡嗎 我哪知 不同嗎
總之先回頭 受盡擺弄
男人的心是高氣壓 近乎悲哀的高氣壓
可確知的只有 對寂寞很弱這件事而已

一旦覺得不確定 高氣壓便會感到迷惑
在兩個極端的正中央 端看從何方觀之
女人的心是低氣壓 無法預測的低氣壓
可預測的只有 回不到昨天這件事而已
可預測的只有 回不到昨天這件事而已

06. 月の夜に
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て
月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿ってゆく
朝になれば あの人は何もかも元のとおり
私を知らぬ人になり 穏やかに暮らすだろう

遥かな波の彼方 何かが気になっても
何も其処に見つけはしない
気のせいだけで終わるだろう
月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく
月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて

水平線が見当たらないほど
月の出ない闇ならば 遠い灯り間違えて
街の夜に騙されて 涙を抱きしめる

月の夜は空の中 花が咲いているようで
あの人にとどけたくて どこまでも辿ってゆく

言えば良かったことが 月の中に揺れてる
言わなければ良かったことが
水面(みなも)の月に揺れている
月の影に誘われて 想いを捨てにゆく
月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて

月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ)
許されているような しどけなさを真(ま)に受けて
街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる

06. 月夜
中譯:Orika

在月夜離岸而去 漫無目標地離岸而去
追尋著月亮留下的尾波流光 飄然遠去
到了早上 對那個人來說一切都會回到原點
變成一個不認識我的人 過著老老實實的生活吧

遙遠的波光彼方 即使惦記著什麼
在那頭什麼也找不到
純粹只是我的心理作用 就沒了嗎
在月夜離岸 去拋捨思念
月夜卻挽留 只挽留了夢

若是在黑到幾乎看不見水平線
沒有月亮的暗夜裏 會錯認成遠方的燈光
就那麼被城市的夜給騙了 緊擁著淚水

月夜在空中 好像開出一朵花兒
我想送給那個人 無論多遠都追尋而去

說出來就好了的事 在月光中搖曳著
而不說比較好的事
在水面上的月光中搖曳著
被月影誘惑 去拋捨思念
月夜緊擁著 只緊擁著夢

背向月亮的話 黑暗便成了路標
彷彿被允許一般 將意亂情迷誤作真情實意
就那麼被城市的夜給騙了 緊擁著淚水

07. ねこちぐら
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの
ずいぶん古くてボロボロなのに
藁(わら)の匂いも消え去ったのに
ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの
怒ってはいない 怖いこともない
欲しいものはない 何もいらない
ねこちぐらに入ったまま
私の心 出て来なくなった

ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに
たぶん あなたの部屋まで帰った
見上げているわ なつかしい窓
ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに
追い返してね ちゃんと話してね
そこはもう 他(ほか)のねこの居場所
ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに

気まぐれだから 忘れんぼだから
かまわないでおいて 何もいらない
ねこちぐらに入ったまま
私の心 出て来なくなった

ねこは なにもいわない
ねこは なにもいわない
でも ねこだってかなしい
でも ねこだってかなしい

07. 貓稚座
中譯:Orika

鑽進貓稚座中 一整天都賴著不出來
明明老舊不堪 破破爛爛的
明明一點稻草味都沒了
鑽進貓稚座中 一整天都賴著不出來
並沒生氣 也不害怕
沒有想要的東西 什麼也不需要
只是一直窩在貓稚座內
我的心 再也出不來

貓兒不回家 可外頭下著這麼大的雨
大概是 回到你住的地方了吧
抬頭往上張望 那扇熟悉的窗戶
貓兒不回家 可外頭下著這麼大的雨
你要把牠趕走嘛 你要好好跟牠說嘛
你那邊已經是其他貓兒入住的地方了
貓兒不回家 可外頭下著這麼大的雨

因為善變 因為健忘
什麼都沒關係 什麼都不需要
只是一直窩在貓稚座內
我的心 再也出不來

貓兒什麼也不說
貓兒什麼也不說
但是 就算是貓兒也會悲傷
但是 就算是貓兒也會悲傷

08. アリア- Air -
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

やまぬ雨のように 考え続けよう
あなたのことだけを 考え続けよう
世の中のことなど振り向きもせず
不安を予感して泣く赤ん坊たち
不安を予感して恋する大人たち
未来は嘘をつく 予感を嗤(わら)う

  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる
  あてもなく夜の空へ 鳥を放つかのように
  あてもなく声に出す 心を放つ
★ 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる
  響きあう波を探して
  アリア 人は誰も 自由になりたかった ★

海辺で聴く歌は 波の音と似ている
砂漠で聴く歌は 砂の音と似ている
私の歌声は何にでもなる
私は待ちわびる あなたの歌声を
私は待ちわびる 誤(あやま)たずあなたを
騒がしい時代に埋もれぬように

  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる
  巡りあう人の総て 愛せるほど強くない
  巡りあう人の総て 敵なら虚(むな)しい
★ Repeat

★ Repeat
アリア 空を覆う 孤独という冷たい闇から 闇から

08. 空氣- Air -
中譯:Orika

就像下不停的雨 繼續思考吧
繼續專心思考 關於你的種種吧
正如世間凡事 無法回頭
預感到不安而哭泣的嬰兒們
預感到不安而戀愛的大人們
未來嘲笑著 那會說謊的預感

  一個人是無法歌唱的 是因被接受才得以誕生
  就像漫無目的地朝向夜空 放出鳥兒一樣嗎
  漫無目的地發出聲音 釋放心靈
★ 一個人是無法歌唱的 是因被接受才得以誕生
  找尋互相響盪共鳴的聲波
  空氣 人哪 誰都是想要自由的呀 ★

在海邊聽的歌 便恰似浪濤的潮騷
在砂漠聽的歌 便恰似黃砂的鳴響
我的歌聲 可以化作任何東西
我等得心焦 祈求你的歌聲能
我等得心焦 準確無誤地讓你
不會埋沒在這喧囂的時代中

  一個人是無法歌唱的 因被接受而得以誕生
  所有相遇相識的人 越是去愛就越無法堅強
  所有相遇相識的人 若彼此為敵該何等空虛
★ Repeat

★ Repeat
從鋪天蓋地 名為孤獨的冰冷黑暗之中

09. 希い
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

希いに希う人ほど 希いを口に出さない
誰に打ち明けてみても 届かなかった日が多すぎて
欲にまみれた希いばかりが 先を争って叶ってゆく
ささやかな希いばかりが 粉雪のように残される
肩を抱いてみても 頬を寄せてみても
何ひとつ ほんとは聞いていなかったんだ
つましい希いだったのに

★ 希いよ届け あの人の希い
  私のすべての希いと引き替えに
  希いよ届け あの人の希い
  私のすべての未来と引き替えに ただひとつ ★

言うに言えない恐れが 世界じゅうに溢(あふ)れてる
時が解決するだろうか 人が解決するだろうか
強く希えば叶うだなんて 子供に嘘はいけませんね
右と左の希いがあれば 強い方が叶うと教えますか
その時でなければ間に合わない希いがある
それと気付きながら 時を稼いだんだ
切(せつ)なる希いだったのに

★ Repeat

あなたのSOSが 聞こえなかったのは何故だ
聞こえなかったのではなく 聞きたくなかったせいだろう

★ Repeat

09. 心願
中譯:Orika

越是心有所求的人 越不會將心願說出口
就算試著對誰坦白 大半時候都無法如願以償
全是欲望橫流的心願 搶破頭爭先著去實現
全是卑微渺小的心願 如細雪般被遺留下來
就算試著摟住肩頭 就算試著貼近臉頰
也不會聽見半句實話
明明是如此簡單的心願

★ 心願呀實現吧 那個人的心願
  交換我所有的心願
  心願呀實現吧 那個人的心願
  交換我所有的未來 就此一次 ★

欲言又止的恐懼 充斥著整個世界
時間能解決嗎 人力能解決嗎
"只要祈禱得夠虔誠就會實現" 不可以對小孩撒這種謊喔
是教導孩子們 若兩個心願相左 較強烈的一方才能實現嗎?
也有時機不到便派不上用場的心願
發現到這點的同時 拚命爭取時間
明明是如此熱切的心願

★ Repeat

你發出的SOS求救訊號 為何我卻聽不見
並不是聽不見 而是根本不想聽的關係吧

★ Repeat

10. 慕情
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

  愛より急ぐものが どこにあったのだろう
  愛を後回(あとまわ)しにして 何を急いだのだろう
★ 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い
  手離してならぬ筈の何かを 間違えるな ★
  振り向く景色はあまりに遠い
◆ もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら
  もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい ◆

海から産まれて来た それは知ってるのに
どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた
生き残る歳月 ひとりで歩けるかな
生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな
限りない愚かさ 限りない慕情
もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら
もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい

少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で
明日の行方は たやすくたやすく
翻(ひるがえ)るものだから
★ Repeat

限りない愚かさ 限りない慕情
◆Repeat × 2

10. 慕情
中譯:Orika

  比愛還急迫的東西 是否存在呢
  把愛挪到後頭 是趕著去忙別的吧
★ 撒嬌求情沒有用 時間可是無情的
  無法放手的究竟為何 可別搞錯了 ★
  回首張望的景色 實在太遙遠
◆ 再一次從頭開始 若能和你偕伴同行
  再一次從頭開始 只想為你鞠躬盡瘁 ◆

生自於大海 明明知道這點卻
不知將漂流至何方而恐懼不已
得以倖存的歲月 能夠一個人走下去嗎
無法倖存的歲月 能夠一個人走下去嗎
無止境的愚昧 無止境的戀慕
再一次邂逅相遇 若能和你偕伴同行
再一次邂逅相遇 只想為你鞠躬盡瘁

用一點點高興的事和 一點點悲傷的事
明天的去向便能 輕而易舉輕而易舉
翻轉過來
★ Repeat

無止境的愚昧 無止境的戀慕
◆Repeat × 2