ALBUM 43. CONTRALTO 2020.01.08

01. 終り初物
02. おはよう
03. ルチル
04. 歌うことが許されなければ
05. 齢寿天任せ
06. 観音橋
07. 自画像
08. タグ・ボート
09. 離郷の歌
10. 進化樹
11. 終り初物(TV-MIX)
12. 観音橋(TV-MIX)

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

CONTRALTO

女低音

01. 終(おわ)り初物(はつもの)
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら
言葉は変わる 暮らしは変わる
今では 何んて言うかしら

あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて
急いだ理由(わけ)を手紙に書いて
預けてゆくから 読んでね

終り初物 季節見送り
手に入ったから おすそわけ
終り初物 明日にはもう
どこにもないから おすそわけ
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために

ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい
いろんな理由がそれぞれあって
掛けうる言葉が足りない

見送りにはゆきません 仕事を続けています
預けておいた包みの中に
借りてた詩集も入れました

終り初物 季節見送り
手に入ったから おすそわけ
終り初物 明日にはもう
会えなくなるから おすそわけ
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために

終り初物 季節見送り
会えなくなるから おすそわけ
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために
過ぎゆく季節 嘆くより
祝って送るために

01. 晚熟初鮮
中譯:Orika

這樣的詞彙 現在還有人知道嗎
詞彙會改變 生活會改變
這年頭 該怎麼說話呢

想傳達給你的話 今天內就想傳達給你
將我著急的理由寫在信中
我會保存下來 你讀讀吧

晚熟初鮮 目送季節漸逝
已然到手 分贈予你
晚熟初鮮 明天必已
無處可尋 分贈予你
不斷流逝的季節 與其哀嘆
還不如帶著祝賀來歡送

我那個獨生女 好像打算去遙遠的國家
人人都有各自不同的緣由
可供攀談的話語卻不足

就不去送你了 繼續工作著
在為你收拾的包裹之中
也放進了向你借來的詩集

晚熟初鮮 目送季節漸逝
已然到手 分贈予你
晚熟初鮮 明天必已
不可多得 分贈予你
不斷流逝的季節 與其哀嘆
還不如帶著祝賀來歡送

晚熟初鮮 目送季節漸逝
不可多得 分贈予你
不斷流逝的季節 與其哀嘆
還不如帶著祝賀來歡送
不斷流逝的季節 與其哀嘆
還不如帶著祝賀來歡送

02. おはよう
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

おはよう 夜は終わった
おはよう 闇は終わった
おはよう 魔法たちはみんな終わった
おはよう 星はもういない
おはよう 月はもういない
おはよう 夢はもういない

昨日は飛び去っただろうか
昨日は続いてるだろうか
昨日は本当に有ったことなんだろうか
ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった

おはよう 覚えていますか
おはよう 変わっていますか
おはよう まだ愛してますか

おはよう 目が醒(さ)めたことは
おはよう うれしいことですか
おはよう うれしくないですか
おはよう 日付が移った
おはよう 季節が移った
おはよう 心ならなおさら

傷は治ったんだろうか
毒は治ったんだろうか
まるで期限切れになった炭酸みたいに
繰り返すものは何もないのかな
あれはカレンダーのマジックかな

おはよう 明日はどこですか
おはよう 未来はどこですか
おはよう ここはまだ寒い

おはよう おはよう おはよう
おはよう おはよう おはよう
おはよう

02. 早安
中譯:Orika

早安 夜晚結束了
早安 黑暗結束了
早安 諸多魔法全都結束了
早安 星星已不在
早安 月亮已不在
早安 夢境已不在

昨日已飛逝了嗎
昨日還延續著嗎
真的有過昨日嗎
此處點著的蠟燭 長度確實變短了

早安 你記得嗎
早安 改變了嗎
早安 還愛著嗎

早安 睜眼醒來
早安 是開心的事嗎
早安 不開心嗎
早安 日期變了
早安 季節變了
早安 人心更是如此

傷口痊癒了嗎
中毒痊癒了嗎
簡直就像過期的碳酸一樣
沒有能從頭來過的東西嗎
那是日曆的戲法嗎

早安 明天在哪裏
早安 未來在哪裏
早安 此處依舊寒冷

早安 早安 早安
早安 早安 早安
早安

03. ルチル(Rutile Quartz)
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三、小林信吾

ほんとは桜にも心があるのならば
私の聴こえない 何を歌っているの
ほんとは小石にも心があるのならば
私のわからない 何を見つめているの
何処(どこ)へ飛んでゆきたかったの
誰のことを想っていたの

  大好きな奴も 大好きじゃない奴も
  よく似てるあいつも 似てないあいつも
  誰のものでもない 誰とも代われない
  水の石の中の ささやかな真実

ほんとは虹にさえ心があるのならば
私の及ばない 何を願っているの
何処(どこ)へ辿(たど)り着きたかったの
何になろうとしていたの

★ 形有るものも 形無きものも
  声高(こわだか)なものも ひそやかなものも
  誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない
  水の石の中の ささやかな真実 ★

何も知らない人が見れば
傷かと見紛(みまご)うばかり

★ Repeat

03. 鈦晶
中譯:Orika

若櫻花真有顆心的話
會吟詠著哪首 我聽不見的歌呢
若礫石真有顆心的話
會注視著哪個 我不懂的東西呢
它想飛往何方呢
它思慕過何人呢

  最喜歡的人 最不喜歡的人
  酷似的那人 不相似的那人
  無人可擁有 無人可代替
  水中石之中 渺小的真實

若彩虹真有顆心的話
會祈求著什麼 我做不到的事呢
想要追尋何方呢
打算成為什麼呢

★ 有形的東西 無形的東西
  嘹亮的東西 寂靜的東西
  無人可擁有 無人可毀壞
  水中石之中 渺小的真實 ★

要是讓不識貨的人見了
也只會錯看成傷痕

★ Repeat

04. 歌うことが許されなければ
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

歌うことが許されなければ
歌うことが許されなければ

誰か わたしの腕の中から隠したの
古い古い物語
風が わたしの腕の中から飛ばしたの
編みかけてた物語

もの言わぬ魚さえ 歌いたい 波に紛れて
もの言わぬ枝でさえ 歌いたい 夜に紛れて
繰り返される戦いの日々
言葉は閉じこめられてゆく

わたしの心は風の中
本当の心は風の中
何度でも編みなおす物語
★ 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう
  歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう ★

息をひそませて降る 雨の音
羊たちだけが耳を傾ける
息をひそませて鳴く 虫の声
今宵を限りと謳(うた)う 命懸(いのちが)け

遠い星の数え方 夜啼(な)き鳥が教えてくれる
遠い国の掛詞(かけことば) 渡り鳥が教えてくれる
そびえる山に爪は立たない
言葉は振り払われてゆく

わたしの願いは風の中
本当の願いは風の中
何処(どこ)へでも旅をゆく物語
★ Repeat
わたしは何処(どこ)へゆこう

04. 若不允許我歌唱
中譯:Orika

若不允許我歌唱
若不允許我歌唱

是誰 從我臂彎之中隱藏了
那古老又古老的故事
風兒 從我臂彎之中釋放了
那快要編織好的故事

就連無法言語的魚兒 都想歌唱 融入水波
就連無法言語的樹枝 都想歌唱 融入夜色
被迫再次重蹈的戰爭歲月
語言被封閉了起來

我的心在風中
真正的心在風中
一次一次重新編織的故事
★ 若不允許我歌唱 我又該去何方
  若不允許我歌唱 我又該去何方 ★

讓聲息隱匿而飄落的 雨聲
只有羊兒們側耳傾聽
讓聲息隱匿而鳴叫的 蟲聲
只有今夜才能謳歌 賭上生命

遠方星子的數算法 是夜啼之鳥告訴我的
遠方國度的雙關語 是遷徙候鳥告訴我的
站在高聳的山上不必踮起腳尖
語言終將被揚棄

我的心願在風中
真正的心願在風中
行遍天涯海角的故事
★ Repeat
我又該去何方

05. 齢(よわい)寿(ことぶき)天(そら)任(まか)せ
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ
さようならは べつだん恐(こわ)くない
恐いのは 嘘つきになることです
いつまでも離れずにいますなんて
有り得ない嘘をついてしまうことです

何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように
めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任せ
★ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も
  齢寿(よわいことぶき)天任せ ★

1足す1が2と限らない世界
1引く1が0にならない世界
あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても
まだまだ人は昇るつもりの世界

雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ
愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任せ
★ Repeat

長すぎる余生をどうしようか
子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす
あと少し余生を延ばせないか
大人たちは 焦燥につんのめる

めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任せ
★ Repeat × 2

天任せ 天任せ
天任せ 天任せ

05. 福壽由天
中譯:Orika

聽天由命 聽天由命
告別人世 並不特別可怕
可怕的是 變成騙子
"長伴身邊 永不分離"
撒些根本不可能實現的謊

時候到了就告一段落吧 但願不至於驚慌失措
可喜可賀也好 可悲可嘆也罷  力所不逮的 就聽天由命吧
★ 往何而去 從何而來
  福壽由天 ★

1加1未必等於2的世界
1減1也不等於0的世界
就算通往目標的階梯被移開了
人們也依舊打算繼續往上攀爬的世界

雲霄之上 星塵之上 朝向浮世的閣樓
真情摰愛也好 朝三暮四也好  力所不逮的 就聽天由命吧
★ Repeat

該如何消磨這過於漫長的餘生呢
孩子們 茫然地極目遠望
就不能讓餘生再多延長一些些嗎
大人們 焦燥地向前撲跌

可喜可賀也好 可悲可嘆也罷  力所不逮的 就聽天由命吧
★ Repeat × 2

聽天由命 聽天由命
聽天由命 聽天由命

06. 観音(かんのん)橋(ばし)
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三、小林信吾

観音橋を 渡らず右へ
煤(すす)けた寺の縁(えにし)の下くぐり
グスベリの木に登って落ちた
私は橋のこちらの異人

観音橋の こちらの岸は
来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋
橋の向こうのひそひそ話
話しかければ ちりぢり逃げる

グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ
観音さんの おつかい坊主
「おまえバカだな ここいらの言葉
ひとことくらい語ってみろや」

観音橋を ものともせずに
ませた娘が恋しに行った
鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て
逃げて来たわと 私に明かす

グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ
観音さんの 手伝いばぁや
「めし喰う術(すべ)は せつないもんや
橋のこちらの娘にゃわからん」

観音橋を 離(はな)れず居(い)ます
薄い縁の身内のように
どうせ離(はな)れてゆくのだろうと
泣いたあなたの 味方で居(い)ます

グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ
橋を渡って あなたは消えた
グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ
私は ここを離れず居ます
グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ
私は ここを離れず居ます

06. 觀音橋
中譯:Orika

不穿過觀音橋 而朝向右手邊
從我和那座被燻黑寺廟的緣廊下方鑽過
爬上鵝莓樹卻掉下來的我
是橋這一頭的異鄉人

觀音橋這一頭的岸上
是來來去去的外地人所居住的長屋
在橋的對岸 人們朝著這兒竊竊私語
若與之攀談的話 就會立刻一哄而散

用鵝莓的果實 砸人的是誰啊
觀音寺裏打雜的小和尚
「你這個蠢貨! 有本事就講個一句
當地話來聽聽啊」

那個不把觀音橋當一回事的
早熟小姑娘 談戀愛去了
"一瞧見老家那種拔雞毛的麻煩農活
我就逃到這兒來了" 這樣跟我坦白

撿起鵝莓的果實的是誰啊
觀音寺的幫佣阿婆
「想要得到混口飯吃的本領 是很辛苦的
橋這一頭的丫頭哪裏懂嘛」

我始終沒有離開觀音橋
猶如緣分淺薄的親人一樣
"反正總有一天會離開的吧"
哭著這麼說的你 咱們是一夥的

忘了鵝莓果實的 是誰
走過了橋 你已消失
忘了鵝莓果實的 是誰
我 始終沒有離開這裏
忘了鵝莓果實的 是誰
我 始終沒有離開這裏

07. 自画像
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

デリカシーに欠ける女が1人
ゆく先々で いちいち揉(も)める
デリカシーに欠ける女が1人
発(た)つ鳥あとを 散らかし放題

他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ
他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み
あたり さわり 皆(み)んな耐える

エゴイストなだけの女が1人
気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる
エゴイストなだけの女が1人
逃げ足いちばん ど忘れ にばん

絵具(えのぐ)足らずの自画像から
やりきれない昨日が ほつれる
巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)

デリカシーに欠ける女が1人
デリカシーに欠ける女が1人

07. 自畫像
中譯:Orika

一個欠缺優雅(delicacy)的女人
所到之地 此起彼落 糾紛不斷
一個欠缺優雅(delicacy)的女人
人家是鳥飛不留痕 啊我是鳥飛不留神 爛帳嚇死人啦

一被人唸就大發雷霆
一被人唸就腦羞成怒
不是礙人事 就是得罪人 大家就只能忍忍忍

一個絕對自我中心(egoist)的女人
可以說她逍遙 也可以說她薄情
一個絕對自我中心(egoist)的女人
要落跑是第一名 超健忘 第二名

因為是顏料不夠的自畫像
捉襟見肘的昨日 破綻百出
已矣哉 已矣哉 ( 沒救了 沒救了)

一個欠缺優雅(delicacy)的女人
一個欠缺優雅(delicacy)的女人

08. タグ・ボート(Tug・Boat)
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る
あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上
祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る
胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない

その城の足元を 懸命に押している
汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない

大いなる船は今 おごそかに岸を離れる
祝杯は交わされる 人々は見ていない

その城の足元を 身を震わせ引いている
汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない

外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす
小さな船は急いで急いで離れゆく

さよなら ようそろ 行っておいでの笛
さよなら ようそろ ごきげんようの笛

★ 大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ
  大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 
  見ることはない

  タグ・ボートは今日も上機嫌
  タグ・ボートは今日も上機嫌
  夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく ★

潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる
大いなる船が 遠く遠くから響かせる

さよなら ようそろ ごくろうさんの笛
さよなら ようそろ ごきげんようの笛

★ Repeat

タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート
タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート

08. 拖曳船
中譯:Orika

彷彿不知失敗為何物的城堡般 巨大的船身即將啟航
晶光閃爍的斑斑光點 傾注在水面上
舉杯交相祝賀 人人歡欣鼓舞
滿心慷慨激昂的旅客 其他什麼都入不了眼

而在前方死命地推著 那座城堡的底座
一艘髒兮兮的拖船 誰都不屑一顧

宏偉的大船此刻 莊嚴地將離岸而去
舉杯交相祝賀 人們什麼都入不了眼

在前方顫顫危危地拖拉著 那座城堡的底座
一艘髒兮兮的拖船 誰都不屑一顧

出了外海之後 當宏偉的螺旋槳開始轉動
小小的拖船 便急急忙忙開走了

再會啦 直線前進唷 一路順風的鳴笛  
再會啦 直線前進唷 一路平安的鳴笛

★ 偉大的人們的水平線 偉大的船上 甲板的高度
  偉大的人們 是不會看到
  低於自己足趾的東西的

  拖曳船今天也興高采烈
  拖曳船今天也興高采烈
  在沈沈暮靄中悠悠歸去 ★

順著洋流航行 港口逐漸消失在視野中
偉大的船舶 從很遠很遠的地方鳴笛響徹八方

再會啦 直線前進唷 慰問辛苦的鳴笛  
再會啦 直線前進唷 一路平安的鳴笛

★ Repeat

拖曳船 拖曳船 拖曳船 拖曳船
拖曳船 拖曳船 拖曳船 拖曳船

09. 離郷の歌
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三、小林信吾

★ 屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は
  二度とは戻らない 宙(そら)の流れ ★
  何ひとつ変わらず人々は呼び合い
  応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める

● 離れざるをえず離れたものたち
  残さざるをえず残したものたち ●

心は離れない 星は消えない
いつの日か 遠い國の歌を聞かせよう

★ Repeat

◆ 行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く
  水に書く恋文 海へ還(かえ)れ ◆

  汚れざるをえず汚れたものたち
  埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち

何もかも全てを連れてゆけたら
喜びも涙さえも 連れてゆけたなら

◆ Repeat

● Repeat

★ Repeat

09. 離鄉之歌
中譯:Orika

★ 較之打在屋頂上的雨 打在胸口的那首歌
  更是一去不復返 流向虛空 ★
  而絲毫未曾改變的是 人們之間的相互呼喚
  我卻在自己應和的聲音中 從夢中醒覺

● 不得不離開而離開的種種
  不得不留下而留下的種種 ●

心不會離開 星不會消失
有朝一日 讓我(你)聽聽遠方國度的歌吧

★ Repeat

◆ 所去之向前方無路 何況亦無人等待
  把付諸流水的情書 還諸大海吧 ◆

  不得不汙穢而汙穢的種種
  不得不埋藏而埋藏的種種

若所有一切全都能帶走的話
連喜悅和淚水 都能帶走的話

◆ Repeat

● Repeat

★ Repeat

10. 進化樹
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした
めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず

幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても
幾億年傷を抱えて 明日こそはと願っても

★ 誰か教えて
  僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか
  この進化樹の 最初の粒と
  僕は たじろがずに向きあえるのか ★

ことづては託されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく
けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人

踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原
人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない

  誰か聞かせて
  遥か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう
◆ 何も知らずに 僕はひとりだ
  この樹の根は 何処に在ったのだろう ◆

人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない

★ Repeat

◆ Repeat

10. 進化樹
中譯:Orika

猶記舉臂伸向高空 渴望綻放於四面八方
卻尚未覺知 命運的無常

孜孜矻矻行走數億年 即使姿容已改樣貌已變
懷抱著數億年的傷口 即使仍然寄望著明日

★ 誰來告訴我
  我們現在 是否真已進化?
  和這棵進化樹 降生之初的粒子
  我能毫不畏縮地與之直面嗎 ★

口信經由託付而流傳 音容受人緬懷而記憶
然而再經7、8個世代之後 也只是被遺忘的某人

踏得緊實的路面終將削薄 回到初始的陌野鴻荒
人呀何其幼稚 非經撲跌不能明瞭

  何人可借問
  對遙遠的往昔 我 究竟遺落何物而至此?
◆ 一無所知的我 是孑然一身
  這棵樹的根脈 究竟深埋何方呢 ◆

人呀何其幼稚 非經撲跌不能明瞭

★ Repeat

◆ Repeat