ALBUM 44. 世界が違って見える日 2023.03.01

01. 倶に
02. 島より
03. 十年
04. 乱世
05. 体温
06. 童話
07. 噤
08. 心月
09. 天女の話
10. 夢の京

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

世界が違って見える日

當世界看起來不一樣的日子

01. 倶に
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

手すりのない橋を全力で走る
怖いのは足元の深い峡谷を見るせいだ
透き通った道を全力で走る
硝子かも 氷かも
疑いが足をすくませる

◆ つんのめって 出遅れて
  日は沈む 雨は横なぐりだ ◆

  俱に走りだそう
  俱に走り継ごう
  過ぎた日々の峡谷を
  のぞき込む暇はもうない
★ 俱に走りだそう
  俱に走り継ごう
  生きる互いの気配が
  ただひとつだけの灯火 ★

身代わりは要らない 背負わなくてもいい
手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない
君は走っている ぜったい走っている
確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方で
 
  独りずつ 独りずつ
  僕たちは 全力で共鳴する

● 俱に走りだそう
  俱に走り継ごう
  風前の灯火だとしても
  消えるまできっちり点っていたい ●

★ Repeat

◆ Repeat

● Repeat

★ Repeat
  生きる互いの気配が
  ただひとつだけの灯火

01. 一同
中譯:Orika

在沒有圍欄的橋面上全力奔馳
之所以會恐懼 皆因望見腳底下的萬丈深谷
在透明見底的路徑上全力奔馳
興許是玻璃 興許是薄冰
疑懼癱軟了雙腳

◆ 踉蹌前仆 舉步遲遲
  斜陽西沈 冷雨橫飛 ◆

  一同開跑吧
  一同長馳吧
  那重重過往鑿刻的歲月深谷
  已是無暇窺探
★ 一同開跑吧
  一同長馳吧
  去感知彼此的生命徵象
  是照亮你我的唯一燈火 ★

代罪羔羊並不需要 不去承擔也無所謂
也並非奢望 有人手把手牽引我到此地
你在全力奔馳 毫無疑問在奔馳
就在隔著我無由得知 遠之又遠的距離那一頭
 
  人人各自 踽踽獨行
  然而我們 正盡全力發出共鳴

● 一同開跑吧
  一同長馳吧
  即便是風中殘燭
  也期盼能在熄滅之前 緊緊挨著彼此點燃呀 ●

★ Repeat

◆ Repeat

● Repeat

★ Repeat
  去感知彼此的生命徵象
  是照亮你我的唯一燈火

02. 島より
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

私たちが暮らした あの窓からは
見えなかった星の渦が 騒いでいます
浴びるような星の中 心細さも
戻りたさも涙も 溶けてゆきます
私じゃなかっただけのことね

初めての国で 習わしを覚え
たぶん忙しく生きてゆけるでしょう
★ 島よりとだけしか明かさぬ文は
  それゆえ明かすでしょう 心の綾を ★ × 2

なるようになるものね 恋人たちは
遠回りしてもなお 宿命ならば
私じゃなかっただけのことね

島では誰でも 子供に戻れる
夢を持つ前の 子供に戻れる
★ Repeat

誰にでも優しいのは およしなさいと
伝えてよ南風 はるかな人へ

★ Repeat × 2

02. 來自島嶼
中譯:Orika

從我們生活的那扇窗口 
望不見的星海漩渦 喧騰擾攘
在宛若從天澆灌的星雨之中 所有無助
離愁 以及眼淚都 盡皆溶去
只不過 那又與我何干呢

在這個初來乍到的國度 只要能入境隨俗 
大概就能夠匆匆忙忙地活下去吧
★ 唯有信箋上那一句"寄自小島" 才能揭示出身何方
  並憑此揭示出 我心緒的錯綜 ★ × 2

就該順其自然的不是嗎 戀人們哪
假如兜兜轉轉繞了一大圈 仍舊是命定的話
只不過 那又與我何干呢

在小島上 任誰都能返回童真
回到懷抱夢想之前的無憂赤子
★ Repeat

別再對任何人都付出同等溫柔了
替我轉達吧南風 給那遠方的人

★ Repeat × 2

03. 十年
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

凍えた並木の下 あなたに初めて会った
あなたをあきれさせる生意気な口をきいた

嵐に折られかけた あなたの日々を見てた
私はいたわりもせず薄情に離れていた

わざとよ 心の中で波が騒いでたから
わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから

★ 十年は長い月日か 十年は短い日々か
  恋する者には 無きにひとしい
  想いだけが ただ咲いていた ★

並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった
二人でいると聞いてたあなたに再び出会った

本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに
ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて

★ Repeat

枯葉の並木の下 あなたを祝っている
すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている

本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね
ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ

★ Repeat

  十年は長い月日か 十年は短い日々か
  恋する者には 無きにひとしい
  想いだけが ただ咲いている

03. 十年
中譯:Orika

在枯索寒凍的行道樹下 那是我第一次見到你
猶記當初我傲慢的口吻 是聽得你目瞪口呆

而那時我只是冷眼看著 你的生活被攪進狂風暴雨 幾近摧折
我卻沒有一絲憐憫 就那樣薄情寡義地離你而去

我是故意的 在我心中又何嘗不曾波濤洶湧
我是故意的 因為我知道 還有更適合與你相伴的人

★ 十年光陰算漫長嗎 十年歲月算短暫嗎
  對戀愛中的人來說 十年就等同不存在
  唯獨思念 兀自悄然綻放過 ★

當年的行道樹已枝繁葉茂 蓊鬱成一排翠綠林道
早聽聞你身邊已有了伴 而我也再次與你重逢

真的 遠遠看著你倆 才讓我終於安心了下來
難不成我以為 之前這麼長一段日子 你都是孤家寡人一個嗎

★ Repeat

在枝葉枯黃的行道樹下 我由衷地祝福你
支持你走出頹廢過往的新女友 讓我真心讚揚

真的 短短十年 也不過就只能容下一場戀愛 區區一場的份量罷了
你開玩笑地摟了摟我的肩膀 算了都過去了

★ Repeat × 2

  十年光陰算漫長嗎 十年歲月算短暫嗎
  對戀愛中的人來說 十年就等同不存在
  唯獨思念 猶自悄然綻放著

04. 乱世
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三、中村哲

★ 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす
  ずっと前からそうだった
  僕は乱世に生まれ 乱世に育つ
  驚くほどのことじゃない ★

逆らってた 苛立ってた 歯向かってた とんがってた
怖いのを隠してた
ぶつかってた 抗ってた 噛みついてた 楯ついてた
逃げ道に背を向けた
争い方しか載っていない教科書を持って
どうなりたかったんだっけと 首をひねる今
★ Repeat

ひれ伏してる つくばってる 敬ってる へつらってる
眼の底で叫んでる
DNA に問う 何処まで遠く運べというの
DNA に告ぐ 突然変異に気をつけるんだね
★ Repeat

◆ 風が笑ってるよ 風が笑ってるよ
  誰のものでもない ◆ × 2
風が笑ってるよ

04. 亂世
中譯:Orika

★ 我生於亂世 混跡於亂世
  從很久之前便是如此
  我生於亂世 成長於亂世
  沒什麼好大驚小怪的 ★

也曾叛逆 也曾焦燥 也曾猙獰 也曾鬱悶
藏起過膽怯
也曾衝突 也曾違抗 也曾反擊 也曾頂撞
背向了退路
懷裏揣著只教人如何鬥爭的教科書
那時的我到底是想怎樣啊 現在的我卻百思不解
★ Repeat

頂禮膜拜 卑躬屈膝 畢恭畢敬 阿諛奉承
如今卻只敢在瞳眸深處怒吼
試問DNA 究竟要我帶你到多遠呢
警告DNA 原來得當心基因突變呀
★ Repeat

◆ 風輕笑不語 風輕笑不語
  從不屬於誰 ◆ × 2
風輕笑不語

05. 体温
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

秘かに訊きたいことがある
あたしは不幸じゃないかしら
わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって
生きてるだけでも奇跡でしょ
こんなに危ない世の中で
体温があるだけで 拾いもんでしょってね
◆ 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは
  行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない ◆
★ 体温だけが頼りなの
  体温だけがすべてなの
  流れゆく移り変わりを 怖がらせないで ★

あなたは確かに他人でも
あたしはあなたが懐かしい
生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤
味方のいない世界なら 将来だけが非常口
どうして言葉があるのだろう
言わずにわかる勘がないせいね
★ Repeat

◆ Repeat
★ Repeat

05. 體溫
中譯:Orika

有件事我想偷偷問一下
我是不是很不幸呀
我知道問題的答案 但別說什麼會遭天讉之類的
活著本身就是奇跡了吧
在這樣危險的世道之中
光是還保有體溫 就像是撿到了幸福對吧 
◆ 煩惱的事多如黃砂 而我們渾身是沙所尋找的是
  那落入沙中 不知去向的心願碎片 因為太過透明而遍尋不著 ◆
★ 只有體溫才可靠
  只有體溫是一切
  別讓那日新月異的變遷 讓你心生恐懼★

即便你不過是個 與我毫不相干的別人
我仍對你心存眷念
縱使生者必滅 但孤獨卻是指引你方向的羅盤
倘若這是個只能孤軍奮戰的世界 僅剩未來這個逃生出口
那為什麼世上還要有語言呢
誰教我們沒有 不開口就能心領神會的默契呢
★ Repeat

◆ Repeat
★ Repeat

06. 童話
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

美しい物語 読み聞かせていた
良い夢を見なさいと 寝かしつけていた
おはなしのお終いは どれも必ず
報われた幸せで 満ちあふれていた
◆ 目を醒まして見るのは 片付かない結末
  どうして 善い人が まだ泣いているの ◆
★ 童話は童話 世界は世界
  子供たちに何んと言えばいいのだろうか ★

勇ましい物語 悪者は倒されて
囚われの人々は 救われて いだき合い
穏やかな物語 長い旅路の果て
たどり着くふるさとで 青い鳥が待っている
  目を醒まして見るのは 不思議な 現の闇
  泣き歩く人々が なぜまだ居るの
★ Repeat

◆ Repeat
★ Repeat × 2

06. 童話
中譯:Orika

曾為孩子們讀過 美麗的故事
"祝你有個好夢" 將孩子哄入夢鄉
無論哪個故事 結局必定
洋溢著好人有好報的滿滿幸福
◆ 可孩子睜眼醒來見到的卻是 得不到解決的結尾
  為什麼 好人卻仍舊在哭泣呢 ◆
★ 童話是童話 現世是現世
  我又該對孩子們如何解釋呢 ★

在勇敢的故事裏 壞蛋被打倒了
被囚禁的人們 終被拯救 相互擁抱
在詳和的故事裏 千里迢迢
最終抵達的家鄉那頭 青鳥正靜靜守候
  可孩子睜眼醒來見到的卻是 超乎想像的現實黑暗
  為何世上還存在著 邊走邊哭的人們呢
★ Repeat

◆ Repeat
★ Repeat × 2

07.
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

夜もまだ明けない 冷たく蒼い空
小さな噤(つぐみ)は 何思い 巡る
東の空から 明日が降って来る
西の海の底へ 昨日が沈む
★ いつまで続ければ こんな旅は終わるのか
  噤みながら逐(お)われゆく 悲しみは終わる ★

東の大地から 明日が降って来る
西の町の底へ 昨日が沈む
★ Repeat

はるかな昔から 何が変わったかな
はるかな未来には 何が変わるかな
★ Repeat
悲しみは終わる

07. 斑鶇
中譯:Orika

天還沒亮 清冷的蒼穹之中
小小的斑鶇 若有所思地來回盤旋著
從東方的天空 明日翩然降臨
到西方的海底 昨日頹然沈沒
★ 要持續到何時 這樣的旅程才會終結呢
  一逕緘口噤聲受盡驅趕 悲傷終將結束 ★

從東方的大地 明天翩然降臨
到西方的城基 昨日頹然沈沒
★ Repeat

自久遠的過去至今 有什麼改變了嗎
在遙遠的未來彼端 有什麼會改變嗎
★ Repeat
悲傷終將結束

08. 心月
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

  心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら
  遮られながら 夜もすがら
  心月を捜してる 夜もすがら
  欺かれながら 夜もすがら
空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い
  心月を捜してる 夜もすがら

  心月を捜してる 昼ひなか
  目も眩みながら 昼ひなか
降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い
降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い
  心月を捜してる 昼ひなか
  目も眩みながら 昼ひなか

  心月を捜してる 夜もすがら
  遮られながら 夜もすがら
★ 暗い夜が明ける刻(とき)まで
  心月よ照らせ 深く潜んで ★ × 2
  
◆ 心月を捜してる 夜もすがら
  心月よ照らせ 深く潜んで ◆ × 2
  心月を捜してる 夜もすがら
  遮られながら 夜もすがら

★ Repeat × 4

08. 心月
中譯:Orika

  尋覓心月 通宵達旦
  雖遭遮掩 通宵達旦
  尋覓心月 通宵達旦
  雖受矇騙 通宵達旦
咎其翳蔽蒼天之浮雲 非也 大抵不在彼處
  尋覓心月 通宵達旦

  尋覓心月 光天化日
  目眩神迷 光天化日
於傾天奔瀉至亮威光之中 非也 大抵亦不在此
於傾天奔瀉至強威風之中 非也 大抵亦不在此
  尋覓心月 光天化日
  目眩神迷 光天化日

  尋覓心月 通宵達旦
  雖遭遮掩 通宵達旦
★ 直至暗夜破曉之刻
  心月朗照 幽深潛藏 ★ × 2

◆ 尋覓心月 通宵達旦
  心月朗照 幽深潛藏 ◆ × 2
  尋覓心月 通宵達旦
  雖遭遮掩 通宵達旦

◆ Repeat × 4

09. 天女の話
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって
えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる
あんたあんな嘘いわせて ほっといてええのんかって
えみちゃんのパフェはとうに でろでろに溶けてしまった
逢いに来てよかったわ 仕事とんだけど
心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど
  ねえ 夕焼けが綺麗だね
  人間なんて小さいね 小さいね ★

あんたのは結局のとこ ええかっこしいなんやって
えみちゃんは掛けた椅子ごと にじり寄っては抗議する
沈黙は金(きん)なんて嘘 嘘やそれ横着やって
えみちゃんは子供の日の顔になって もういちど泣く
逢いに来てよかったわ もう戻らなけりゃ
  心斎橋まで 1時間 大きな川でもないけれど
  ねえ 潮風がさかのぼる
  人間なんて小さいね 小さいね

旦那もおって 子供もおって 身体も壊して 地獄も越えて
笑顔の良さが 価値千両(あたいせんりょう)
面と向かっては ちょっと言えないが
あたしのえみちゃんは 天女(てんにょ)なんだ
★ Repeat
  心斎橋まで 1時間

09. 仙女下凡  (*注:原文採用關西腔寫成)
中譯:Orika

"你都被人家那樣笑話了 安捏甘好(=這樣好嗎)?"  
小繪美一把鼻涕一把眼淚地 憤憤不平地說道
"你被人家抺黑成那樣 你都不管哦安捏甘好?"
小繪美點的冰淇淋百匯 早就黏糊糊融化成一團了
能來跟你聚聚真是太好了 閃辭了工作就是
★ 船行到心齋橋一小時 雖然沿岸只看到低矮的屋頂
  哪 晚霞好美對吧
  人類啊真的好渺小 好渺小對吧 ★

"你啊到頭來不就是愛面子嘛!"
小繪美的屁股連同座椅 跪著直向這邊蹭過來 向我抗議道
"沈默是金啥的都是假的 假的啦 就死不要臉嘛"
小繪美又變回小時候的那張臉 再次哭了起來
能來跟你聚聚真是太好了 不過也該回去了
  船行到心齋橋一小時 雖不是多大的河
  哪 海風卻順著河吹上來了
  人類啊真的好渺小 好渺小對吧

老公也有了 孩子也有了 身體也搞壞了 地獄也走過了
笑容真是種好東西 價值千金
雖說當著你的面 我有點說不出口
我心中的小繪美 就是仙女下凡啊
★ Repeat
  船行到心齋橋一小時

10. 夢の京
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

うなされ続けていたね 眠りの外の国では
終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた
眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて
数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて
心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり
鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は
樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は
悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの
★ 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう
  時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない ★

長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く
鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの
鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの
荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている
★ Repeat

樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は
欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの
★ Repeat
怖れることはない

10. 夢之都
中譯:Orika

長久以來活在夢魘之中 在睡眠之外的國度
望不見盡頭的傷心事 綿亙於天際
唱首催眠曲來聽聽吧 讓平靜之花綻放吧
在數不完的淚滴上 飄落下細細雪花
擁有心靈的只有人類 不是的 那不過是一種自大罷了
鳥會唱歌 蟲會唱歌 然而人呢 然而人呢
樹會唱歌 水會唱歌 然而人呢 然而人呢
只為了驅散自己的悲傷 所以就讓另一個人悲傷嗎
★ 回到夢之都吧 回到那已不存在的國度
  時光不會倒流 夢卻能歸返 無須畏懼 ★

剛出生不久的小樹請教了 已經活了很久的老樹根 
從前小鳥來過這兒嗎 從前人類來過這兒嗎
現在小鳥又在哪裏呢 現在人類又在哪裏呢
在蠻漠的荒原上 稚嫩的小樹逕自挺直了腰桿
★ Repeat

樹會唱歌 水會唱歌 然而人呢 然而人呢
在欲望的轍痕上重蹈覆轍 是為了讓自已越陷越深嗎
★ Repeat
無須畏懼