ALBUM 25. 季節の栖 1999.06.23

01. 素晴らしき夢 
02. 空っぽの客席 
03. JONAH 
04. 歌紡ぎの小夜曲 
05. 星座の名前 
06. ふ 
07. なんということもなく 
08. 空色の子守歌 
09. 遠い海 
10. 叛乱
11. ムギ
12. 佐世保
13. 桜月夜
14. 夢の夢

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

季節の栖

季節的巢穴

01. 素晴らしき夢
作詞: さだまさし / 作曲: 弾厚作 / 編曲: 服部克久

★ 素晴らしい夢を見よう 君と
  一度きりの人生だから ★

この星に生まれたことさえ しあわせなのに
何故か消えぬ諍い 生命が愛しい 今こそ

  素晴らしい夢を持とう 君と
  一度きりの人生だから

いつの日かすべての人が 笑顔で生きる日が来る
強い夢なら必ず叶うよ 未来へ

★ Repeat × 2

01. 美好的夢
中譯: Orika

★ 和你一同做個美好的夢吧
  畢竟是僅有一次的人生 ★

光是降生在這個星球上這件事 就是幸福的
卻不知為何總是無法消弭的紛爭 生命多可愛 正是此刻

  和你一同擁有美好的夢吧
  畢竟是僅有一次的人生

所有人都能帶著笑容活著的一天 終會到來
夢若夠強大必定會實現 致未來

★ Repeat
× 2

02. 空っぽの客席
作詞・作曲:財津和夫 / 編曲: 倉田信雄

もう あの駅で君を二度と待てないの
雨に濡れた君の髪を拭けないの

もうできないの 君を笑わせることも
眠れないの君のあのぬくもりで

★ 君のいない夜はまるで
  空っぽの客席に唄うようで
  ぼくは君のこと 一所懸命
  愛したよね ★

ふたりのために吐いた 嘘は言えないの
ふたりだけの秘密は 二度とつくれないの

もう いらないよ 何も ひとり生きるなら
青空も雨の日も 春も夏も秋も冬も

あの日の鎖につながれたまま
心はどこにも逃げ出せない
ぼくは君のこと 一所懸命
愛したよね

毎日 ふたりだけなのに
毎日が新しかった

★ Repeat
こたえてください ぼくからの愛を感じていたと

02. 空宴席
中譯: Orika

我不能再 在那個車站等你了嗎
我不能再 擦乾你被雨淋濕的髮了嗎

再也不能了嗎 去逗你發笑
憑著睡不著的你 身上那絲溫暖

★ 沒有你的夜晚 就如同
  在空蕩蕩的宴席上獻唱
  我是如此竭盡全力地
  愛著你呀 ★

再也不能編織 為了我倆而說的謊言嗎
再也不能創造 只有我倆知曉的祕密了嗎

已經不需要了 一切 如果要獨自活著的話
連藍天 雨天 春天 夏天 秋天 冬天都是

就這樣一直套著那一天的鎖鍊
心無處可逃
我是如此竭盡全力地
愛著你呀

明明每天 都只屬於我倆
曾經每天 都是那樣新鮮

★ Repeat
請回答我 說你曾經感受過我的愛

03. JONAH
作詞: Paul Simon / 訳詞: さだまさし / 作曲: Paul Simon / 編曲: 吉田弥生

こんなに長い間 唄いながら生きてきた
僕の作る歌は全て きみへの愛だった
今日も (JONAH) 旅から旅へと
そうさ 夢から夢へと
愛の (JONAH) 歌しか歌えないし

いつの日か僕の歌を 誰もがふと口ずさむ日が
必ず来るからね 信じているんだ
もしも (JONAH) 叶わなくていい
それでも 君を愛してる
愛の (JONAH) 辛いのは分かってる

まず 明日まで生きよう
毎日 明日を信じて 唄おう
いつまでも きみへの愛を
死ぬまで きみへの愛を

03. 約拿
中譯: Orika

長久以來 我一路唱歌活了過來
我所作的歌 全是對你的愛
今天也是 (JONAH) 從一段旅程走向另一段旅程
是啊 從這個夢想飛向那個夢想
只能唱出 (JONAH) 愛的歌曲啊

有一天 會從某人口中不經意哼出我的歌
那一天一定會到來的 我相信
萬一 (JONAH) 實現不了也無所謂
即便如此 我還是愛著你
我懂得 (JONAH) 愛的艱鉅啊

首先 先活到明天吧
每天 都相信明天而唱吧
無時無刻 唱出對你的愛
至死方休 唱出對你的愛

04. 歌紡ぎの小夜曲
作詞: さだまさし / 作曲: 南こうせつ / 編曲: 渡辺俊幸

愛の歌をあのひとに 届けたい
疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに
鳥のように飛べたなら 小夜曲
満月の窓辺から あなたの夢に
言葉に出来ない 片思いを
ささやかな 歌にして 紡いでいます
どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう

恋の夢をあのひとに 伝えたい
傷ついた 数だけ 強くなれると
ギターのように 歌えたら 小夜曲
満月の窓辺まで 聴きに来てね
言葉にならない 片思いを
今日も又 歌にして 紡いでいます
いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲

言葉に出来ない この想いを
いつの日も 歌にして 紡いでいます
いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲

04. 織歌小夜曲
中譯: Orika

想要傳達給那個人 一首愛之歌
疲憊不堪 連笑容都遺忘的人呀
若能像鳥一樣飛 這首小夜曲
將從滿月的窗口 飛向你的夢
將說不出口的 單相思
紡成一首首 渺小的歌
但願讓你的精神 
在明天的早晨抖擻誕生

想要傳達給那個人 一曲愛之夢
唯有受傷 才能學會堅強
若同吉他一樣唱 這首小夜曲 
走到滿月的窗口 來聆聽吧
將無法言語的 單相思
今日依舊 紡著一首首歌
但願有天能傳到你的心裏呀 小夜曲

將說不出口的 單相思
每一天 都紡成一首首歌
但願有天能在你的心裏酣眠呀 小夜曲

05. 星座の名前
作詞: 三波春夫 / 作曲: さだまさし / 編曲: 山本直純

父さんは指さして
星座の名前を教えてくれた
大きな心を持つように

母さんは抱きしめて
花の名前を教えてくれた
優しい心を持つように

★ 忘れない どんなに
  遠く離れていても
  僕を育てた 碧い海
  緑豊かな 島影
  ふるさと ★

わらべうた歌うとき
お下げ髪して 蓮華を摘んだ
幼なじみを 思い出す

あの人も あの友も
祭囃子の あの音も
夕焼け空も そこに在る

  忘れない どんなに
  遠く離れていても
  君を育てた 蒼い空
  澄んだ川のせせらぎ
  ふるさと

★ Repeat
  ふるさと

  ふるさと

05. 星星的名字
中譯: Orika

父親手指著天空
告訴我星星的名字
希望我擁有遼濶的心胸

母親緊抱著我
告訴我花朵的名字
希望我擁有溫柔的心思

★ 無法忘懷 無論距離
  如何遙遠
  養育我的 碧藍大海
  綠意盎然的 島嶼光影
  是我的故鄉 ★

回憶起 兒時
還唱著兒歌的時候
綁著兩條辮子 摘下蓮花

那個人 那個朋友
祭典的 鑼鼓喧天
還有滿天晚霞 都在那兒

無法忘懷 無論距離
如何遙遠
養育我的 蔚藍天空
清澈小溪的 潺潺流水
是我的故鄉

★ Repeat
  是我的故鄉
  是我的故鄉

06. ふ
作詞:永六輔 / 作曲:さだまさし / 編曲: 服部隆之

しあわせだと思った人が ふしあわせ
ふしあわせだと思った人が しあわせ
そんなことってあるんだよね
あの時は若かったのさ

まじめだと思ったヤツが ふまじめ
ふまじめだと思ったヤツが まじめ
そんなことってあるんだよね
あの時は若かったのさ

★どこかで しあわせ ふしあわせ
  だれかが しあわせ ふしあわせ
  あした しあわせみつけて育てよう
  育てたしあわせ もう離さない★

自由だと信じた日々が不自由
不自由だと信じた日々が自由
そんなことってあるんだよね
あの時は若かったのさ

しんせつだと思ったヒトが ふしんせつ
ふしんせつだと思ったヒトが しんせつ
そんなことってあるんだよね
あの時は若かったのさ

  どこかで しんせつ ふしんせつ
  だれかが しんせつ ふしんせつ
  あした しあわせみつけて育てよう
  育てたしあわせ もう離さない

★ Repeat × 2

しあわせだと信じた時代が ふしあわせ
ふしあわせだと信じた時代が しあわせ
そんなことってあるんだよね
あの時は若かったのさ

そんなことってあるんだよね
あの時は幼かったのさ

06. 否論
中譯:Orika

以為很幸福的人 其實並不幸福
以為不幸福的人 其實才是幸福
會有那種情形對吧
皆因當時年紀輕啊

以為很認真的傢伙 其實並不認真
以為不認真的傢伙 其實才是認真
會有那種情形對吧
皆因當時年紀輕啊

★ 在某處 幸福 或不幸福
  某個人 幸福 或不幸福
  為尋找明天的幸福而成長吧
  成長之後的幸福 才會牢牢不放 ★

相信很自由的日子 其實不自由
相信不自由的日子 其實才自由
會有那種情形對吧
皆因當時年紀輕啊

以為很親切的人 其實不親切
以為不親切的人 其實很親切
會有那種情形對吧
皆因當時年紀輕啊

在某處 親切 或不親切
某個人 親切 或不親切
為尋找明天的幸福而成長吧
成長之後的幸福 才會牢牢不放

★ Repeat × 2


相信很幸福的時代 其實並不幸福
相信不幸福的日子 其實才是幸福
會有那種情形對吧
皆因當時年紀輕啊


會有那種情形對吧
皆因當時年紀小

07. なんということもなく
作詞・作曲: 小椋佳 / 編曲: 石川鷹彦

なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り
懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店
片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる
気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影
ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか
ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか
不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱
いろんな 名前の 小舟たち
そのコーヒーに 浮かべていたよ

なんという こともなく 肩越しに 降りかかる
華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声
若者は 昔のままに それぞれが 主役顔
或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う
そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息
そこで 何時までも いつしかの 夢のため息
不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ
戸惑い 行き交う 小舟たち
そのコーヒーに 遊んでいるね

まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に
まるで 我知らず 開けられた 時の風穴
孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ
いまだに 彷徨う 小舟たち
このコーヒーを 飲み干しながら
なんという こともなく 窓越しを 眺めれば
突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ

07. 沒什麼大不了的
中譯: Orika

沒什麼大不了的 走過去又折回來
抱著一絲懷念 推開了咖啡館的門
一如往昔 在角落的那張桌子入座
留心的話 桌上那一如往昔的傷痕和污漬 久遠過往的影跡
在這裏 誰等待著誰 抑或讓人等待?
在這裏 有多少同樣的心事 一再被訴說?
不安和憧憬 期待和苦悶 年輕和混亂
擁有各式各樣名字的小船們
在各自的咖啡上浮沈過啊

沒什麼大不了的 越過肩膀 傾洩而下
鬧騰的笑聲 歡樂的喧嘩 
年輕人 一如往昔 一張一張都是主角臉孔
某些事 一如往昔 一個人要背負整個世界
在那裏 有你們等待到潰爛的 時光的吞吐
在那裏 時時都是曾幾何時的 夢想的嗟歎
不滿與傲慢 不遜與焦燥 天真與危險
橫衝直撞 來來去去的小船們
在各自的咖啡上嬉戲著呀

恰似在 被計畫追趕的生活之中
恰似那 不自覺被打開的時光風穴
孤獨和充實 餘裕和不自由 疲倦和戲耍
至今依然 彷徨無依的小船們
將這杯咖啡一口飲盡
沒什麼大不了 越過窗子往外眺望
在突然聚攏的烏雲底下 行色匆匆的人群

08. 空色の子守歌
作詞: さだまさし / 作曲:山本直純 / 編曲: 山本直純

雲の上に 何がある
雲の上に 空がある
空の涯てに 何がある
大きな夢が 眠ってる

青い空に 風が吹く
青い風は どこへゆく
片想いの はぐれ雲
好きなあなたへ 連れてゆく

つらい時には 涙が出る
涙の向こうに 何がある
笑顔の似合う あなたがいる
あなたは僕が 守ってく

海の上を 船がゆく
船の向こうに 陽が沈む
夕陽の涯てに 何がある
生まれ変われる 明日がくる

08. 天空色的搖籃曲
中譯: Orika

白雲之上 有什麼
白雲之上 有天空
天空盡頭 有什麼
大大的夢 睡著覺

藍色天空 風在吹
藍色的風 往哪去
單相思的 漂泊浮雲
帶去送給 喜歡的你

難過時分 掉下淚
淚水對面 有什麼
有一個 適合笑臉的你
你會一直 守著我

大海之上 船遠去
船兒彼方 日西沈
夕陽盡頭 有什麼
重獲新生 明日將至

09. 遠い海
作詞: さだまさし / 作曲:来生たかお / 編曲:服部克久

遠い海の記憶がある 美しいその人は
日傘さしていつも独り 寂しそうに海を見てた

遠い人を 来ない人を 待ち続ける黒い瞳や
透けるような白い肌は 少年達の憧れだった

君に出会ったとき その人を思いだした
そしてきみはやはり あの海が見たいと言ったね

すぐに来る あの夏の終わりの
悲しい予感は そのときにはまだ無かった

時間はまだあると そう、勝手に思っていた
海から吹く風や夢の音を 聴かせたかったね

海に連れて ゆけなくてごめんね
悲しい予感は あのときにはまだ無かった

遠い人を 来ない人を 待ちながら
一人きり 僕は君を 想って暮らすのだろう

遠い海で

09. 遙遠的海
中譯: Orika

有一段關於大海的遙遠回憶 記憶中有個美麗的女子
總是一個人撐著陽傘 彷彿很寂寞似地望著海

等一個遠方的人 等一個不會來的人 痴痴等待的黑色眼眸
恍若透明的白晳肌膚 是少年們的憧憬

和你初遇之時 我想起了那個人
果然之後你說 想看看那片大海對吧

隨即將至的 那個夏天的終點的
悲哀的預感 那時我尚未意會

還有時間啊 是啊 我擅自這麼想
想讓你聽聽 海上吹來的風 夢的聲音呢

沒能帶你去那片大海 真抱歉呢
悲哀的預感 那時我尚未意會

等一個遠方的人 等一個不來的人 
我會孓然一身 想著你 過著日吧

遙遠的海

10. 叛乱 (クーデター)
作詞: さだまさしし / 作曲:服部克久 / 編曲: 服部克久

謝れば済むと思ってるでしょう
そう思ううちは許さないわ
いつも最後は私が折れて終わりなんて
多分ひどく慌ててるでしょう
手紙一つ残さず来たもの
覚悟を秘めて部屋を出た

一人きりのクーデター 戦え私
窓の外はラベンダー 空は青空

すぐに帰ると思ってるでしょう
そう思ううちは帰らないわ
いつもそう誓ってそのくせ折れて帰るけど
情けないけど今度も無理ね
だって帰ろかやめよか考え中
ひとりきりでは寂しくて

一人きりのクーデター 今度も地味ね
丸をつけたカレンダー もう二日もひとり

一人きりのクーデター 迎えに来てよ
勝てないよサレンダー あなたは強い

一人きりのクーデター がんばれ私
窓の外はラベンダー 空は青空

10. 叛亂
中譯: Orika

你以為道歉的話就沒事了對吧
既然你這麼想 我偏偏就不原諒啦
你以為每次最後總是我屈服就了事
這次你大概會慌了手腳吧
我可是連一封信也沒留下就離開
心裏暗藏著覺悟才離家出走的

孤軍奮戰的叛變 (coup d’Etat) 戰鬥吧我
窗子外是薰衣草 (lavender) 天空是藍的

你以為我等等就會回去對吧
既然你這麼想 我偏偏就不回去啦
雖然每次你總對天賭咒發誓 然後我就心軟回家了
雖然很無情 但這次可沒那麼容易咧
只是"要回去嗎要堅持嗎" 我還在天人交戰
一人孤伶伶的實在很寂寞啊

孤軍奮戰的叛變 這次也好寒酸呀
日曆(calendar) 上圈起來的日期  我已經獨居兩天了

孤軍奮戰的叛變 拜託來接我吧
我贏不了我投降 (surrender) 你比較強

孤軍奮戰的叛變 加油啊我
窗子外是薰衣草 天空是藍的

11. ムギ
作詞: 来生えつこ / 作曲: さだまさし / 編曲: 石川鷹彦

ムギという少女がいた
背は高いけど 細く白い腕が はかなげだった

誰も彼女を認識せず
風より淡く 遠い視線のふち よぎらせただけ

まばゆい夏の空の下 つらそうな瞳で
ムギは校庭を横切る

なぜだか僕は予感した この地球という星に
似合っていない ムギのこと

いつでも僕は眺めていた
いつしかそれは 恋心に近く あわてさせた

誰もムギには声をかけず
風より淡く 遠い存在だと 忘れられた

まばゆい夏の終わる頃 僕にだけ彼女は
とても 優しい目を向けた

なぜだかとてもつらかった 愛してるのにきっと
結ばれないと わかったから

鋭い緑の葉先が 黄金色に染まり
とても 優しい風景に

僕だけ一人淋しくて 夕焼け空を見上げた
ムギが光に なったあと

11. 小麥
中譯: Orika

一位叫做小麥的少女
個子高挑 纖細白晢的手臂 一付弱不禁風的模樣

誰都不認識她
只是從人們比風更淡薄 邈遠的視線邊緣 一閃而過

在夏天燦亮的天空下 小麥睜著一雙有些難受的眸子
穿過校園

不知為何我總有種預感 小麥
並不適合 這個名為地球的星球

我無時無刻都眺望著她
不知何時那變得近乎愛慕了 讓我有些慌張

誰也不去招呼小麥
做為一個比風更淡薄 邈遠的存在 被人遺忘

在夏天燦亮的尾聲 她以十分溫柔的目光
只投向我一人

不知為何我卻感到相當難受 明明戀慕著她
我卻明白自己絕對無法和她有所交集

銳利的綠色葉尖 染成了金黃色
在極其柔美的景致中

我獨自一人 孤單地仰望滿天晚霞
在小麥化成光芒之後

12. 佐世保
作詞: 藤田恵美 / 作曲: さだまさし / 編曲: 倉田信雄

この頃 近くなった 気がする
父と母の 置いてきた町が
生まれた場所 大切だけど
そう ふるさとは 他にもあった

小さい頃は いつも 聞いてた
父の話す あの町のことを
ごめんね あまり 憶えてなくて
目に浮かぶのは 笑って 話す姿

★ 寂しくはなかった? ふるさと そのままで
  帰りたくはなかった? それから 離れたきり ★

ふたりは 出逢い 町を逃げ出す
どんな理由か 人から聞いた
強がりだった 母親からは
ふるさとのこと 一度も聞かなかった

坂道多く 海はすぐそば
異国のひと すれ違うところ
暮らせないけど 私の町が
もひとつあると 嬉しく思うのです

どの道を歩けば 出会えるその頃の
誰からも聞けない ふたりの心の中に

★ Repeat

12. 佐世保
中譯: Orika

最近 感覺變近了
父親和母親 所遺棄的城市
雖然出生地很重要
沒錯 但我的故鄉 另有他地

小時候總是聽父親
說起這個城市
抱歉呢 我不太記得了
浮現在眼前的是 父親笑著講述的模樣

★ 不會寂寞嗎? 故鄉 就那樣被抛下
  不想回去嗎? 就此 一去不復返 ★

兩個人 逃離了相遇的城市
究竟是為何故 從別人那兒聽說
"是逞強吧" 連一次也不曾
聽過母親提起故鄉

滿是坡道 緊臨大海
和異國風情 擦身而過的地方
雖然我無法在那兒生活 屬於我的城市
又多了一個 我卻暗自高興地這麼想

要走哪一條路 才能遇見那時候的那兩個人呢
無法由誰的口中得知 兩個人的內心

★ Repeat

13. 桜月夜
作詞: 谷村新司 / 作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

桜月夜の二年坂 薄紅色の風の中
祇園あたりははなやいで 酔人達の歌の中

藍の浴衣の君の手を
ひいて人混みさけながら
枝垂れ桜を抱くように
月に隠れて君を抱く

★ 見えるものより見えないものを
  求めつづけた二人なら
  明日もなければ過去もない
  今宵限りがふさわしい ★

世に永遠のないように 儚き夢は風の中
花見小路のきらめきも いにしえ人の歌の中

紅い花緒の塗り下駄
音も消される東山
せめて一夜の恋にだけ
溺れていたい春の夜

★ Repeat

咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど
散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど
咲け爛漫の桜花 月の光をかくすほど
散れ爛漫の桜花 月の光に溶けるほど

13. 櫻月夜
中譯: Orika

櫻月夜的二年坂 在淡紅色的微風中
祇園一帶熱鬧非凡 在醉客們的歌聲中

你身著藍色浴衣
我牽著你的手 避開人潮
猶如抱著垂下枝椏的櫻花
我隱身月色之中擁著你

★ 比起看得見的東西 我們更渴求看不見的東西
  這樣的兩個人
  既沒有明天也沒有過去
  唯有今宵 適合我們 ★

就像世上不存在永遠 縹緲的夢在風中
花見小路的五光十色 昔人的歌聲中

繫著紅色鞋帶的漆木屐
連那腳步聲也被蓋過去了 東山
至少想沈溺在這
只有一夜的戀情 春夜

★ Repeat

綻放爛漫的櫻花 幾近掩蓋月光
飄零爛漫的櫻花 幾近溶入月光

綻放爛漫的櫻花 幾近掩蓋月光
飄零爛漫的櫻花 幾近溶入月光

14. 夢の夢
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる
そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった
夢から覚めてみれば まるで子供じみていると
自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た

★ 気づかれず咲いて散る花もあるように
  咲かないままで散る恋もある

  夢の夢だと わかってる けれど
  逢いたい ★

いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって
誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり
夢を見るくらいは 多分許されると思う
けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある

嘘と識って聴く言葉があるように
夢と知って見る夢もある

嘘の嘘だと わかっても 愛を
聴きたい

★ Repeat

14. 夢之夢
中譯: Orika

就我們倆個人 一起在某個城市生活
曾經有過那般令人雀躍的夢想 如今想起有一絲絲悲哀
嘗試從美夢中清醒 "簡直就像個小孩子"
這麼嘲笑自己 苦悶不已 不覺掉下幾滴淚

★ 就像沒被發現 已開將落的花朵一樣
  也有從未綻放就已零落的愛情

  我明白 那只是夢中之夢 但是
  還是想見你 ★

每個人有各自不同的曲折 有各自不同的生活方式
任誰都是想都沒想地度日 想都沒想地過活
我想若只是做做夢 大概是被允許的
但有時越做夢就越沈溺 招致痛苦

就像明知是謊還要去聽的話
明知是夢還想去做的夢

明知是騙人的 還是想聽聽你
說愛我

★ Repeat