グレープ ALBUM 01. わすれもの 1974.08.25

グレープ是さだまさし和吉田正美(現改名為吉田政美)於1972年組成的民謠二重唱,1976年解散。於1991年時兩人曾重組「レーズン」。

01. 精霊流し
02. もしかしたら君は空を飛ぶんじゃないかな
03. 紫陽花の詩
04. ひとり占い
05. 蝉時雨
06. 春への幻想
07. 雪の朝
08. 魔法使いとフリージア
09. 告悔
10. 哀しみの白い影
11. しおれた花
12. あこがれ

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

わすれもの

遺失物

01. 精霊流し
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: グレープ

去年のあなたの想い出が
テープレコーダーから こぼれています
あなたのために お友達も
集まってくれました
二人でこさえたおそろいの
浴衣も今夜は一人で着ます
せんこう花火が見えますか 空の上から

約束通りに あなたの愛した
レコードも一緒に 流しましょう
そしてあなたの舟のあとを
ついてゆきましょう

私の小さな弟が 何にも知らずに
はしゃぎ廻って
精霊流しが華やかに始まるのです

あの頃あなたがつま弾いた
ギターを私が奏いてみました
いつの間にさびついた糸で
くすり指を切りました
あなたの愛した母さんの
今夜の着物は浅黄色
わずかの間に年老いて 寂しそうです

約束通りに あなたの嫌いな
涙は見せずに 過ごしましょう
そして黙って舟のあとを
ついてゆきましょう


人ごみの中を縫う様に
静かに時間が通り過ぎます
あなたと私の人生を かばうみたいに

01. 放水燈
中譯: Orika

關於去年的你的回憶
從錄音機裏頭 款款流洩而出
因為你的緣故 朋友們大夥兒
都再度聚首
那件我們兩人一同訂做的同款浴衣
今晚卻只有我一個人披上
在天上的你 看得到線香花火的火花嗎

我們說好的 讓我將你最愛的唱片
隨著水燈一同流走吧
然後再讓我追隨
你乘坐的那艘船隨波而去吧

我的小弟 不懂事地
跑來跑去玩得不亦樂乎
放水燈的儀式極其絢爛地展開了

我撥弄了幾下
過去你常彈的那把吉他
不知何時生了鏽的琴弦
劃傷了我的無名指
你敬愛的母親
今晚穿著一襲淺黃色的和服
突然之間像是老了好幾歳 看起來好寂寞

我們說好的 我不會讓你瞧見
你不喜歡的眼淚的 我會繼續好好過活
然後讓我默默追隨
你乘坐的那艘船隨波而去吧

就像是要 縫綴起人潮的間際
光陰靜悄悄地在其中穿梭溜逝
彷彿庇護著你我的人生

02. もしかしたら君は空を飛ぶんじゃないかな
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 吉田正美

ぼくはいつでも
君と会う度 そう思うんだよ
君があんまり
すてきだから

★ 君は空を飛ぶんじゃないかな
  空を飛んでぼくに逢いに来るんだ
  君は空を飛ぶんじゃないかな
  空を飛んでぼくに逢いに来る ★

もしもそうなら
いつの日にか 二人だけで
風にまかせて
海をわたろう

★ Repeat ( 数回 )

02. 你該不會就要飛上天了吧
中譯: Orika

我啊每一回
和你見面的時候 都這麼覺得喔
你啊實在是
太完美了吧

★ 你不是就要飛上雲霄了嗎
  飛上天空 與我相見
  你不是就要飛上雲霄了嗎
  飛上天空 與我相見 ★

如果真能如此
有一天哪 就我們兩人
乘著風兒
飛越大海吧

★ Repeat ( 数回 )

03. 紫陽花の詩
作詞・作曲・編曲: さだまさし

蛍茶屋から 鳴滝までは
中川抜けてく川端柳
他人の心を胡麻化す様に
七つおたくさ あじさい花は
おらんださんの置き忘れ

思案橋から眼鏡橋
今日は寺町 廻ってゆこうか
それとも中通りを抜けてゆこうか
雨が降るから久し振り
賑橋からのぞいてみようか

南山手の弁天橋を
越えて帰るは新地を抜けて
出島の屋敷は雨ばかり
むらさき 夕凪 夢すだれ
むらさき 夕凪 夢すだれ

03. 繡球花之詩
中譯: Orika

從螢茶屋綿延到鳴瀧
貫穿中川的河畔垂柳
彷彿要諕
弄別人的心似地
七彩絢爛的Otakusa繡球花
是荷蘭人遺落的失物

從思案橋走到眼鏡橋
今天也繞著寺町走一圈吧
還是直接穿過中間大道好呢
既然下雨了 就到好久沒去的
賑橋那頭走走看看怎麼樣

若越過南山線的弁天橋
回家的話就要穿過新地
出島的住宅老是陰雨綿綿
紫色 向晚風息 如夢花簾
紫色 向晚風息 如夢花簾

04. ひとり占い
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 木田高介

今日のあなたは冷たいね
夢を何処かに置き忘れて来たね
気まずい思いだけはさせたくないから
今日は帰るよ 会ったばかりだけど
お酒は飲む気になれないし
テレビはいつでもつまらないし
トランプゲームのひとり占いを
こわしては作り作ってはこわしてみる

今日はお前の方が 夢を忘れてたんだと
クラブのジャックが 怒った様な笑った様な

僕はいつものミルクティー
君もいつものチョコレートパフェ
違っているのは君がうつむき加減に
他のことを考えていた
寂しい唄は好きじゃないし
楽しい唄はもっとつまらないし
四三じゅうにのカードを並べて
疲れた言葉をくずかごに捨ててみる

明日電話をすれば 待人必ず来ると
ハートのクインが 悲しい様な嬉しい様な
明日電話をすれば 待人必ず来ると………

04. 個人占卜
中譯: Orika

你今天好泠淡哦
是把夢想丟在某個地方忘記帶出來了吧
我絶不想讓你感到為難
今天就先回家吧 雖說我們老在見面
沒有去喝一杯的心情
電視節目也千篇一律
撲克牌的個人占卜
試著打亂再重算一次 然後再打亂

今天的你啊 是忘記夢想了吧
梅花傑克 是生氣的臉還是笑著的臉呢

我點了向來點的奶茶
你也點了向來點的巧克力百匯
唯一不一樣的是 你的頭有點低低的
想著別的什麼事
我不喜歡寂寞的歌
歡樂的歌更是乏味至極
43張撲克牌全排開
把疲憊的話試著全扔到字紙簍去

"明天撥通電話 你所等待的人一定會前來赴約"
紅心皇后 是悲傷的臉還是高興的臉呢
"明天撥通電話 你所等待的人一定會前來赴約......"

05. 蝉時雨
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 吉田正美

君の長い髪が 木洩れ陽と遊ぶよ
風に吹かれてもっと 笑ってごらんよ
僕のギターの上に 降り注ぐ蝉時雨
ケヤキの葉のうしろで ヒグラシが唄うよ

★ 明るい夏の日は とてもいい気持
  何だか 君とても きれいだよ
  わらぶき屋根の家 遠くに見えるよ
  もう一度だけ 云おうか 君が好きだなんて ★

★ Repeat 

もう一度だけ 云おうか 蝉時雨の中で

05. 蟬鳴如雨
中譯: Orika

你長長的秀髮 正和篩下樹梢的陽光嬉戲喲
風一吹 就笑得更燦爛了呢
傾洩在我吉他上的如雨蟬鳴
棲息在櫸樹葉背 鎮日高歌著喲

★ 明亮的炎炎夏日 心情無比暢快
  總覺得 你真的好漂亮喔
  遠遠就能望見 我們稻草屋簷的家
  讓我再說一次就好 說我好喜歡你 ★

★ Repeat 

就讓我再說一次吧 在如雨蟬鳴中

06. 春への幻想
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 小野崎孝輔

いつまでも 幸せは
とどまっては くれない
自然なふりして あなたを僕から
奪い去り 突き放し
真冬がおとずれる
哀しみという 木枯らしを連れて

★ だから僕は風の中で
  あなたと過ごした 春の日の夢が
  ふたたび巡る 時を待ちつづけて
  ひとり 今日も ★

窓をあけ 眺めても 真冬がきたばかり
叫んでみても 花は咲かない
まして春になど

★ Repeat

06. 望春幻想
中譯: Orika

任何時候 幸福總是
不會為我們停留
裝得再自然不過 從我身邊
將你奪走 將我推開
嚴冬到訪
帶來名為哀愁的凜冽寒風

★ 所以我在冷冷風中
  繼續等待著 與你共度的春日美夢
  再度回返大地之時
  獨自等候 今日亦然 ★

即使開窗眺望 寒冬依然紛至
縱使放聲大喊 花朵仍舊緘封
遑論春日腳步

★ Repeat

07. 雪の朝
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 青木望

表は雪が降ってる 一面の薄化粧
君はまだ眠ったままで 夢でもみてるのかしら
あたりに人影は無く 街もまだ目覚める前
僕は横になったままで 煙草に火をつける
窓の外には遠く 水鳥が飛び交い
雲は低く流れて 雪は降り続く
表通りを荷馬車が通り過ぎて行く

僕は少しまどろむと もう君は起きていて
ねえみてごらん雪だわと 君は幸せな人だ
曇りかけた ガラスを 君はその手で拭い
まるで子供みたいに 目を輝かせた
またいつもの生活が 始まるだけの朝なのに

07. 下雪的早晨
中譯: Orika

地表上白雪飄飄 為大地敷上一層薄薄脂粉
你依然熟睡著 大概好夢正酣吧
四周不見人影 街道仍未醒來
我靜靜躺在床上 點起一根煙
看著窗外遠方 水鳥紛飛
雲朵低低流過 雪花霏霏飄落
運貨馬車悄悄穿過大街

我打起了小盹 你卻已經起床了
對我喊著 "嘿快來看 下雪了耶" 的你 真是幸福的人哪
你用手抺著 剛起了霧氣的玻璃窗
簡直就像個小孩 眼中閃閃發光
明明不過是 一個展開如常生活的平凡早晨啊

08. 魔法使いとフリージア
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 吉田政美

七色の花の向うで 霧が立つ日
公園のブランコで 若葉が揺れていた

誰かすてきな人が 現れるような
想いにふるえていた 僕の影法師

★ 白い車にのって フリージアの花束抱いて
  とびだして来た君は まるで魔法使い
  白いドレスがとても 僕にはまぶしすぎて
  夏の始まりの 小さなふれあい ★

★ Repeat

08. 魔法師與小蒼蘭
中譯: Orika

在五顏六色的花叢對面 氤氳起霧的一天
在公園的秋千旁 嫩葉隨風搖曳

彷彿會有哪個美麗佳人 突然現身一般
一想到便令我微微發顫 我的魔法師

★ 乘著白色的車 抱著一束小蒼蘭
  朝我飛來的你 宛如魔法師
  你身上的白色洋裝 對我來說實在太耀眼啦
  初夏時節 小小的心心相印 ★

★ Repeat

09. 告悔
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 小野崎孝輔

私は心のままに 生きて来た
そしてその為に 人を傷つけて来た
私は嘘をつかずに 生きて来た
けれどその度に 私も傷ついて来た

★ 人はそれも知らずに
  私をそしり続ける
  心のままに 生きてゆくのは
  いけない事でしょうか

  私はあなたの為に 生きて来た
  そしてその為に 人を傷つけて来た ★

★ Repeat

09. 告悔
中譯: Orika

我一直都是隨心所欲地活到現在
也因為如此 一路走來傷害了不少人
我向來都是直言不諱地活到現在
雖然在當時 我同樣受了不少傷

★ 人們並不了解內情
  只是一再不斷詆毀我
  隨心所欲地活下去
  難道是不對的事嗎

  我是為了你 才活到現在
  由此之故 一路走來傷害了不少人 ★

★ Repeat

10. 哀しみの白い影
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: グレープ

僕の影の隣りに
もういないはずの君の
白い影が こしかけて
ゆらり ゆらり ゆらり

それは 心変わりで
互いのせいではないと
つまりは若すぎたんだ
ふたり ふたり ふたり

初めが間違っていた
君と出逢う所から
だから 今日の日が来て
ひとり ひとり ひとり

僕と君の想い出の
すべてを嘲笑う様に
哀しみの白い影だけが
ゆらり ゆらり ゆらり

哀しみの白い影だけが
ゆらり ゆらり ゆらり

10. 哀傷的白影
中譯: Orika

在我的影子旁邊
應該早已不在的
你的白色影子 端坐在旁
盪啊盪 盪啊盪 盪啊盪

有人變了心
不是哪一方的過錯
一切都是因為太年輕的緣故
兩個人 兩個人 兩個人

打從最初與你相遇
就是不該的錯誤
所以 才會淪落到今天
孤伶伶 孤伶伶 孤伶伶

彷彿在嘲笑著
我和你的所有回憶似地
只剩哀傷的白影
盪啊盪 盪啊盪 盪啊盪

只剩哀傷的白影
盪啊盪 盪啊盪 盪啊盪

11. しおれた花
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: さだまさし& 岡本和雄

所々に涙の跡の にじんだ手紙は
思いつめてた あなたの胸の
痛みを伝える
それでなくても
赤いリンゴをむく手を休めて
僕にかくれて 涙を拭う
あなたを 知ってた

★ いつもと同じバスで出て行く今朝のあなたの
  いつもと違う事は一度も振り返らなかった事 ★

いつか 心の花瓶がひび割れて
そこに咲いてた 二人の花がしおれた
初めから そんな二人じゃなかった
余り互いに気づかい過ぎたのだろうか

砂の上に二人で描いた悲しい生活
雨が降るたび風が吹くたび形を変えてた
描いては消し 消しては描きやがては疲れて
出逢う前のそれぞれ別の世界に戻った

★ Repeat

心の花瓶がひび割れて
そこに咲いてた 二人の花がしおれた……

11. 枯萎的花
中譯: Orika

滲滿斑斑淚跡的信紙
透露出 你纖細縝密的內心
是如何地痛苦
就算不是那樣好了
你削著紅蘋果的手突然停了下來
背著我 偷偷拭著淚
那樣的你 我都了解

★ 今天早上的你 和平常一樣 搭乘同一班公車離去
  和往常不同的是 一次也沒回頭望 ★

曾幾何時 心中的花瓶有了裂痕
瓶中盛開的 屬於我倆的花朵已經枯萎
一開始 我們並不是那樣的
是因為過於掛慮對方的關係嗎

兩個人在砂上描繪的悲哀生活
每下一次雨 每刮一次風 就會一點一點地變形
畫了又擦 擦了又畫 要不了多久就疲憊不堪
終究回到相遇之前 兩人各自的世界去

★ Repeat

心中的花瓶有了裂痕
瓶中盛開的 屬於我倆的花朵已經枯萎……

12. あこがれ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 木田高介

あこがれていたの ずっと前から
けれども今日まで 少しも気づかなかった
あなたが去りゆき 頬に涙して
気がつくなんて おバカさんね私

もう時は戻らず
もう二度とあえない

★ だから せめて せめて まごころをこめて
  さよなら さよなら
  いつまでも 涙のままで ★

あこがれてゆくの ずっとこれからも
心の鐘を ひとり 打ち鳴らしながら

今 ふたりの時は
すべて 思い出に変る

★ Repeat

さよなら さよなら
いつまでも 涙のままで

12. 憧憬
中譯: Orika

從很久以前 我就一直憧憬著
然而直至今日 我卻絲毫沒有意識到
當你離去那時 臉上掛著淚
說什麼要保重之類的 真是大笨蛋啊我

時光不會再倒退
再也見不到你

★ 所以 最起碼 最起碼 讓我真心真意說聲
  珍重再見 珍重再見
  淚水就這麼 一直流啊流 ★

從今而後 我也會繼續憧憬著
一面獨自敲響心中的鐘

如今 兩個人的時光
將會完全化為追憶

★ Repeat

珍重再見 珍重再見
淚水就這麼 一直流啊流