ALBUM 33. 転生(TEN-SEI)2005.11.16

ALBUM 33. 転生

01. 遺失物預り所 
02. 帰れない者たちへ 
03. 線路の外の風景 
04. メビウスの帯はねじれる 
05. フォーチューン・クッキー 
06. 闇夜のテーブル 
07. 我が祖国は風の彼方 
08. 命のリレー 
09. ミラージュ・ホテル
10. サーモン・ダンス
11. 無限・軌道

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

転生(TEN-SEI)

轉生(TEN-SEI)

01. 遺失物預り所
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

お待ち申し上げておりました
おでかけは いかがでございましたか
旅になくてはならぬ何かを 置き去りになさいませんでしたか
こちら遺失物預り所では
どなた様の物やら不確かなままで
お預かりします 何もかもそのまま
お待ち申し上げておりました
おでかけはいかがでございましたか

お探し下さい 見つかるまで
お受け取り下さい
まちがいなく貴方様の失くし物であるという
証明をお示し下さいませ
お忘れでしょうか 細かな特徴は
お探し下さい 見つかるまで
お受け取り下さい まちがいなく

こちら遺失物預り所では
どなた様が久しくお忘れでも
お預かりします 何もかもそのまま
お立ち寄り下さい
貴方様が何をお忘れかを お忘れでも
お待ち申し上げておりました
遺失物預り所でございます

01. 失物招領處
中譯:Orika

我們在此恭候多時了
不知您的旅途過得還愉快嗎
您是否在旅途中 將不可或缺的某物忘在某處了呢
在本失物招領處之中
不知所屬何人之物 我們都會保持失主不詳的原狀
為您加以妥善保管 所有物品皆原封不動
我們在此恭候多時了
不知您的旅途過得還愉快嗎

請您仔細尋找 直到物歸原主為止
請您前來認領
為求正確無誤 證實確是客人您所遺失之物
請提出您的所屬證明
難道您不記得了嗎 物件詳細的特徵
請您仔細尋找 直到物歸原主為止
請您前來認領

在這個失物招領處之中
無論哪位早已遺忘良久
我們都會為您妥善保管 所有物品皆原封不動
請您移步上前仔細查看
縱使您連遺忘何物亦已遺忘
我們依然在此恭候大駕
這裏是失物招領處

02. 帰れない者たちへ
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

帰れない者たちが 月を見る十三夜
「帰る気もないのね」と 手紙読む十三夜
★ 冷たい肌です 涙が浸みて
  冷たい人です 恩知らずで
  帰れない者たちが 月に泣く十三夜 ★

帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる
足跡も探せずに 影と泣く十三夜
  異人の形(なり)です 旅した者には
  戻れぬ関(せき)です よそ者には
  帰れない歳月を 夢だけがさかのぼる

★ Repeat
  帰れない者たちが 月に泣く十三夜

02. 給回不去的人們
中譯:Orika

回不去的人們 翹首望月的陰曆十三夜
「汝仍無意歸來耶」 俯首閱信的陰曆十三夜
★ 吾人冰冷膚觸 淚濕滿懷
  我輩冷漠之人 不知感恩
  回不去的人們 對月垂淚的陰曆十三夜 ★

回不去的歲月 唯入夢河才得以跋涉溯源
昔日足跡已不復尋 伴影涕泣的陰曆十三夜
  是異邦之人的形貌 對旅居在外的過客而言
  是無法回歸的關口 對客居他鄉的遊子而言
  回不去的歲月 唯入夢河才得以跋涉溯源

★ Repeat
  回不去的人們 對月垂淚的陰曆十三夜

03. 線路の外の風景
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

なにごともなく一日が過ぎ去っていったあの頃は
苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ

なにも疑わずにレールを 何も違(たが)わずにレールを
ただ素直に進んでゆく娘たちが ぬるく見えた

★ あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの
  見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景
  見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 ★

荒れ果てた地面のすきまに 朽ち果てたレールが寝ていた
そんなものあたしのじゃないと 行く先も確かめなかった

でも夜に思い出したんだ 夢の中思い出したんだ
あれはあたしの夢のレールだ 走ろうとしていたあたしだ

★ Repeat
  見渡す限り 草原の中
  見渡す限り 草原の中
  見渡す限り 草原の中

03. 軌道外的風景
中譯:Orika

當平淡無事的一天行將過去的瞬間
我如坐針氈 為那規定好的步履而懊恨不已

順著軌道不疑有他 順著軌道一步不差
那些安安份份魚貫前行的女孩兒們 看來多溫馴

★ 自此之後我歷經百轉千迴 如今心又遺在何方
  在一望無際的草原之中 此處是軌道之外的風景
  在一望無際的草原之中 此處是軌道之外的風景 ★

荒蕪一片的地面裂縫 腐朽不堪的鐵軌沈眠
那朽敗之物非我所屬! 說得斬釘截鐵並未確認前方去向

卻在午夜夢迴時分 在縹緲夢中驀然憶起
那是我的夢想軌道 曾欲疾馳於上的我啊

★ Repeat
  在一望無際的 草原之中
  在一望無際的 草原之中
  在一望無際的 草原之中

04. メビウスの帯はねじれる
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

★ メビウスの帯は ねじれねじれ続く
  訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く ★
  降りれば昇り着く 昇れば底に着く
  どうして どうして どうして どうして
  辿り着けない 帰り着けない
  元に戻れるはずが
★ Repeat

◆ メビウスの帯は 表裏ねじれる
  訳もわからぬ間に 裏表つながる ◆
  終点の駅札 裏返せば起点
  どこから どこまで いつから いつまで
  さかのぼれない 見霽(はる)かせない
  行く先に着くはずが
◆ Repeat

どこを走っているの どこを迷っているの
気づかない転轍で 現(うつつ)と影がいれ替わる
どこで暮らしているの どこで生きているの
気づかない転轍で 何度も2人すれ違う
★ Repeat

04. 莫比烏斯帶迴環反覆
中譯:Orika

★ 莫比烏斯帶 迴環反覆沒完沒了
  不明究裏間 迴環反覆沒完沒了 ★
  下降之中卻又上升 上升之中又落谷底
  為什麼 為什麼 為什麼 為什麼
  到不了 回不去
  理當回到原點的卻...
★ Repeat

◆ 莫比烏斯帶 互為表裡表裡如一
  莫名其妙間 表裡相連不分表裡 ◆
  明明己抵終點站牌 翻個身又回到起點
  從哪裡到哪裡 從何時到何時
  倒不回 望不透
  理當回到原點的卻...
◆ Repeat

走到哪兒了 在哪迷路了
一不留神便轉軌 虛實交錯撲朔迷離
你在哪謀生 我在哪過活
一不留神便轉軌 兩人一再錯身而過
★ Repeat

05. フォーチューン・クッキー
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

★ 好きな未来を あなたの手で選びだして
  ひとつだけ当たり あなたの手の中に ほら ★ × 2

未来は その中にある
砕けた甘菓子の中 小さなリボンを探して探して
もしかしたら 食べた菓子のほうに書いてあったかもしれない

★ Repeat

当たりは あといくつある
残した甘菓子の中 あちらにすればと悔んで悔んで
取り替えたら 捨てた菓子のほうが当たりだったかもしれない

  好きな未来を あなたの手で選びだして
  隠したのは何 ねじれた甘菓子に ほら

  好きな未来を あなたの手で選びだして
  隠したのは誰 ねじれた甘菓子に ほら

05. 幸運餅 (fortune cookie)
中譯:Orika

★ 用你的手 親自挑選一個你喜歡的未來
  只有一個會中獎 就掌握在你手中 你瞧 ★ × 2

未來 就在那餅裡頭
在支離破碎的甜點之中 那一片小小的紙條我翻找又翻找
搞不好啊 是混在已經吃掉的餅乾裡頭呢

★ Repeat

內含上籤的 後頭還有好幾塊
在挑剩的甜點之中 早知道就選那個了我悔恨又悔恨
要是換了另一個嘛 又怕是方才沒選的那塊餅中獎

  用你的手 親自挑選一個你喜歡的未來
  藏起來的是啥 在扭曲的甜點中

  用你的手 親自挑選一個你喜歡的未來
  藏起來的是誰 在扭曲的甜點中

06. 闇夜のテーブル
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

カードを返して Midnight 企み隠して Midnight
テーブルの上の Midnight 運命を操る Midnight

カードが教える Midnight 企み教える Midnight
でも読めないのが Midnight 影だけが見てる Midnight

  上には上 重ねて
  裏には裏 重ねて
  選びとれば カードの裏 数字のない札もある

★ 白い月 黒い月 境のない裏表
  白い月 黒い月 どちらもテーブルの上 ★

カードを行方は Midnight テーブルの下の Midnight
運命の行方は Midnight 影だけが見てる Midnight

◆ 夜には夜 重ねて
  嘘には嘘 重ねて
  隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある ◆

★ Repeat

◆ Repeat

★ Repeat

06. 暗夜的牌桌
中譯:Orika

大膽翻牌吧 Midnight 各懷鬼胎的 Midnight
這牌桌上的 Midnight 左右命運的 Midnight

賭牌傳授的 Midnight 傳授騙術的 Midnight
霧裡看花的 Midnight 鬼影幢幢的 Midnight

  牌上有牌 層層疊疊
  牌內有牌 層層疊疊
  信不信你挑張牌翻過來 沒有數字的卡片倒也不是沒有

★ 白月光光 黑月髒髒 界線模糊的表裡
  白月光光 黑月髒髒 兩者皆攤牌桌上 ★

賭牌的下落是 Midnight 牌桌底下的 Midnight
命運的下場是 Midnight 鬼影幢幢的 Midnight

◆ 夜中有夜 層層疊疊
  計中有計 層層疊疊
  偷藏起來的話 夜色迷離中 絕無可能的牌倒也不無可能 ◆

★ Repeat

◆ Repeat

★ Repeat

07. 我が祖国は風の彼方
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲: 瀬尾一三

  我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方
  誰に尋ねん 風の住処(すみか)を

★ 我が祖国は水の彼方 寄方(よるべ)のない波の彼方
  誰に尋ねん 国の在り処(ありか)を ★

国の名は幾百
名付け主の名は幾百 限りもなく

★ Repeat

◆ いつの日にか帰り着かん 遥かに
  いつの日にか帰り着かん 遥かに ◆

  我が祖国は砂の彼方 我が祖国は空の彼方
  誰に尋ねん 空の道標(しるべ)を

血の色は幾百
旗印の色は幾百 限りもなく

  我が祖国は風の彼方 寄方のない風の彼方
  誰に尋ねん 国の在り処を

遥か辿る道は消えても 遥か名乗る窓は消えても
遥か夢の中 誰も消せるはずのない
空と風と波が指し示す天空の国

◆ Repeat

07. 我的祖國在風的那頭
中譯:Orika

  我的祖國在風的那頭 我的祖國在時間的那頭
  在誰也不探尋的 微風的棲地

★ 我的祖國在水的那頭 在無依無靠的波濤那頭
  在誰也不探問的 故鄉的所在 ★

家國之名成千上百
命名之主其名上百 數之不盡

★ Repeat

◆ 曾幾何時竟無以歸抵 長路漫漫
  曾幾何時竟無以歸抵 千里迢迢 ◆

  我的祖國在砂的那頭 我的祖國在天空的那頭
  是誰也不尋訪的 天空的路標

血脈顏色成千上百
旗幟色彩成千上百 綿延不絕

  我的祖國在風的那頭 在無親無故的清風那頭
  在誰也不探問的 故鄉的所在

縱使遙遙追尋之路會消失 縱使能遙遙自報名號的家門會消失
但在遙遙夢境中 無人該被抺煞
在那 天與風與浪一致指向的 天空之國中

◆ Repeat

08. 命のリレー
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

★ この一生だけでは辿り着けないとしても
  命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ ★

ごらん夜空を星の線路が
ガラスの笛を吹いて 通過信号を出す
虫も獣も人も魚も
透明なゴール目指す 次の宇宙へと繋(つな)ぐ

★ Repeat × 2

僕の命を 僕は見えない
いつのまに走り始め いつまでを走るのだろう
星も礫(こいし)も人も木の葉も
ひとつだけ運んでゆく 次のスタートへ繋ぐ

★ Repeat × 3

08. 生命的接力 (relay)
中譯:Orika

★ 即便窮盡此生也無法扺達
  卻可以握住生命的接力棒 將理想交棒下去呀 ★

看那劃過夜空的星辰軌道
吹響玻璃笛哨 發出通行信號
不分蟲蟻鳥獸 人類或魚蝦
全都朝向透明的終點線 接繫到另一個宇宙

★ Repeat × 2

我的命運 我看不見
從何時開始起跑 又將奔跑到何時呢
不分星球石礫 人類或木葉
只要有其中一者護送這接棒 便能連結到下一個起點

★ Repeat × 3

09. ミラージュ・ホテル
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

請見《ALBUM 31. 恋文》

09. 蜃景飯店(Mirage Hotel)
中譯:Orika

10. サーモン・ダンス
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

まだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで
たくさんの魂が待ってる
見つからない 見つからない 見つからない転轍機
この線路を切り換える為に

あのドアもこのドアも探した
梃子(てこ)の形をした物 誰か見かけてませんか
梃子の形をした物 誰か覚えてませんか
それはもしや
過ぎ去った時計の針と似ている

★ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ
  向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ ★ × 2

なぜ遠い なぜ遠い なぜ遠いあの川音
たくさんの魂が待ってる
動かせない 動かせない 動かせない転轍機
この線路で掛かってるから

掛かった鎖を解く方法 思い出して
梃子を0(ゼロ)に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか
梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか
それはもしや
過ぎ去った時計の針と似ている

★ Repeat × 3

★ Repeat × 4

10. 鮭魚之舞 (salmon dance)
中譯:Orika

還遠著呢 還遠著呢 離那個國度還遠得很呢
許許多多的靈魂在等候
找不到啊 找不到啊 那轉轍器就是找不到啊
用來切換這條軌道的轉轍器

那個門這個門都找過了
那狀似槓桿的物體 誰都沒看到嗎
那狀似槓桿的物體 誰都不記得嗎
難不成它
其實是像早已逝去的時鐘指針嗎

★ 勇敢活著游下去吧 淚水就往後流去吧
  在逆流另一頭的國度 重獲新生吧 ★ × 2

為何這麼遠 為何這麼遠 為何那潺潺源流如此之遠
許許多多的靈魂在等候
卻一動不動 卻一動不動 轉轍器卻靜悄悄一動不動
因為在這軌道上鎖住的緣故

解開鎖頭的方法 我已想到了
只要讓槓桿重新歸零 下次就會再次啟動了不是嗎
只要讓槓桿重新歸零 下次就會再次啟動了不是嗎
難不成它
就像早已逝去的時鐘指針一樣嗎

★ Repeat × 3

★ Repeat × 4

11. 無限・軌道
作詞・作曲: 中島みゆき/編曲:瀬尾一三

★ 本当のことは 無限大にある
  すべて失くしても すべては始まる ★ × 2
● 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる
  無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋(つな)ぐ ●

◆ 行く先表示のまばゆい灯りは
  列車の中から 誰にも見えない ◆ × 2
● Repeat

誇らしくもなく 珍しくもなく
普通の暮らしの一日のように
或る朝 或る夜 君は乗るだろう
懐かしいあの人々と 永遠をゆく鉄道の客となって

◆ Repeat
● Repeat
  無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ

11. 無限・軌道
中譯:Orika

★ 真正的存在 是無限巨大的
  即便失去所有 一切都會再開始 ★ × 2
● 無限・軌道是真空之河 蜿蜒著往前方奔流
  無限・軌道是真空之河 連結了終點和起點 ●

◆ 指點去向的璀璨燈光
  從行進的列車之中 無人得見 ◆ × 2
● Repeat

沒什麼值得誇口 也不覺得有多麼珍貴
一如平凡生活中的某一天
但在某個早晨 或某個夜晚 你也會搭上這班列車吧
和懷念的故人一同成為其中一名乘客 在這條駛向永恆的鐵道上

◆ Repeat
● Repeat
  無限・軌道是真空之河 連結了終點和起點