夢の轍 |
夢之轍 |
01. 微熱
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
君が聴こえる 君の鼓動が聴こえる
とても静かに 波が押し寄せて来る
生まれる前から 出会っていたかの様に
とても自然に 君の名前が呼べる
その眼を閉じて 言葉を閉じて
空から愛 降り注いでいる 今
★ てのひらに 感じている 微熱
(DAY & NIGHT NIGHT & DAY)
君の事しか 見えない ★
君が伝わる 君の鼓動が伝わる
この手を伸ばせば 君の心に届く
可笑しい位 ひどくうろたえている
生まれ変わっても 出会えるとさえ思う
たとえこの世が 明日終わろうと
めぐりあいそして 君を愛せると 今
★ Repeat
(DAY & NIGHT NIGHT & DAY)
君の事しか 見えない |
01. 微熱
中譯: Orika
能聽見你 能聽見你的脈動
十分安靜地 浪濤洶湧而來
彷彿在誕生之前 就已相遇過似地
十分自然地 呼喚你的名字
闔上你的眼睛 也闔上了話語
從天而降的愛 傾注而下 此刻
★ 感受到掌心中的 微熱
(DAY & NIGHT NIGHT & DAY)
眼中只能看見你 ★
你傳來了 傳來了你的脈動
伸出我的手 去踫觸你的心
近乎可笑地 我張皇失措不已
即使重生 也渴望能與你相遇
哪怕這個世界 明天就要終結
還是會與你邂逅 然後愛上你 此刻
★ Repeat
(DAY & NIGHT NIGHT & DAY)
眼中只能看見你 |
02. 極光
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
いきなり私の眼の前に座ったあなた
自分はせっかちだからと言い訳し乍ら
前から君が好きでしたと突然告白したあと
私のコーヒーを一気に呑み干した
そのあとの強引さときたら人の返事も
きかずにすっかり一人で盛りあがり
山岳部に来なさい 山はいいから 本当にいいからと
知らないうちに 丸め込まれてた
自然はとても大きいって それが得意のフレーズ
人間が狭い輪っかの中で傷つけあうのを 静かに観てる
大空 広い大空 いつかカメラマンになって
こいつに近づくと 目を輝かせてた
★ あなたを愛して気づいた どんどん先に歩いて
行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ ★
おい結婚するぞ そしてアメリカへゆくぞと
いっぺんにふたつ びっくりをつきつけて
それから 俺仕事やめたぞ カメラマンになるんだと
腰が抜けなかったのが奇跡だわ
そのあとのあなたは夢の通りに歩いて
とうとう本物のカメラマンになった
グランド・キャニオンも死の谷も みんな友達にして
知らないうちに 丸め込んでいた
自然はやはりすてきだ だけど不安がひとつ
もっと大きなものが撮りたくなって
俺はどこまで 行けばいいのか
オーロラ それはオーロラ 地球も夢を見るんだ
こいつがそうだと 目を輝かせてた
★ Repeat
アラスカで あなたが突然空気になったと
そんな事 信じられると思う
飛行機のプロペラが廻っているのに気づかない程
オーロラに夢中だったのね
あなたの残したものは 世にも美しい
地球が夢を見ている写真と それからこの私と
オーロラ それはオーロラ なんてせっかちなあなた
オーロラに愛されて オーロラになってしまった
★ Repeat |
02. 極光
中譯: Orika
突如其來在我眼前坐下的你
一邊辯解道因為自己是個急性子
之前你突然跟我告白"我喜歡你"
然後一口氣喝光我的咖啡
再說說你在那之後的蠻橫
也不聽人家的回覆 一個人光在那裏自嗨
"到登山社來吧 登山很棒的 真的很棒喔"
我也不知怎麼搞的 居然就被你給籠絡了
"大自然無限寬廣 是我引以為傲的座右銘
靜靜觀察就會發現 人類活在狹隘的小圈圈裏彼此傷害
天空 浩瀚的天空 有一天我要當上攝影師
更接近天空啊" 你目光炯炯地說道
★ 發覺到自己愛上了你 可是要追上
一個勁兒走在先端的你 真的很累人耶 ★
"欸 咱們結婚吧 然後去美國"
一下子突然抛出兩個震撼彈
"還有啊 我已經辭掉工作了 我要去當攝影師" 你又說
我居然沒嚇到腿軟已經是個奇跡了
那之後就一步步照著你的夢想走
好不容易終於成為真正的攝影師
大峽谷也好死亡谷也好 全變成你的朋友
我也不知怎麼搞的 居然就被你給籠絡了
大自然果然很美 可是有一點讓我不安
"我想拍攝更壯闊的東西
該上哪兒拍好呢
啊極光 就是極光啊 那是地球在做著夢啊
就是它沒錯" 你目光炯炯地說道
★ Repeat
你在阿拉斯加 一夕之間化為空氣
我想我能相信有那種事
你是連飛機螺旋槳的震耳欲聾都渾然不覺地
完全醉心於極光呢
你所遺留下來的東西 世間絕美
有地球在做著夢的照片 然後是我 以及
"啊極光 就是極光啊" 急性子的你
為極光所愛 最終化成了極光
★ Repeat |
03. 虫くだしのララバイ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
大好きなおじいちゃんが死んでしまった
約束だったからだから泣かなかったけど気持ちが
落ち着くまで三月かかって
今日はじめて彼の書斎の片付けをした
ひき出しの中からでて来た新品ののし袋
おめでとうと書かれた誕生祝いは来月の
僕宛に早く嫁をもらえとメッセージ
懐かしい文字抱きしめて僕は不覚にも
泣いてしまった約束破った
約束…約束…約束…そうだ約束で思い出した
ことがひとつ
それはまだ僕のおなかにさなだ虫が居た頃
プラモデルくれたら薬を飲むと約束をして
医者と薬が死ぬほど嫌いな僕はしかとして逃げたっけ
そしたらお前は男じゃないとひどくしかられた
それでも飲まないから彼はついに奥の手を出してきた
ほんとはこれを飲めば空が自由に飛べるのだ
わしの魔法のマントを貸してやるぞともちかけた
どっこい僕はませてたから鼻で笑いとばした
おじいちゃんは悲しそうな目をした
ナフタリンくさいタンスの中から兵隊マント
何気なく着てみたらいつの間に今の僕にぴったりだった
僕はあわてて家を飛び出し薬屋へ走る
そしてチョコレイト色懐かし薬ひとびん買って来た
それから水で一気に虫くだしを流し込み
今こそ約束を果たしたぞとマントをひるがえし
走り出した両手広げ近くの公園へ
そしてジャングル・ジムへ駆けのぼる
ジャングル・ジムへ駆けのぼる |
03. 驅蟲藥的催眠曲
中譯: Orika
我最喜歡的爺爺過世了
跟爺爺約好了的 所以我沒有哭
但一直等到三月 心情才平復下來
今天初次整理爺爺的書房
抽屜裏面找到了全新的禮金袋
袋子上寫著"恭喜"的生日賀辭
是下個月要寄給我的 寫著"快點兒討老婆!"的字樣
緊緊抱著那教人懷念的字跡
我忍不住打破了約定 哭了出來
約定…約定…約定…啊對喔
說到約定 我想起另一件事
那是發生在我的肚子裏還有絛蟲的時期
"買塑膠模型給我 我才要吃藥" 跟爺爺這麼約定了
可是對醫生跟吃藥深惡痛絕的我 卻還是爽約溜走了
"這樣不配當男孩子!" 於是我被爺爺狠狠訓了一頓
可就算這樣我還是不吃藥 爺爺終於使出了殺手鐧
"其實啊如果吃了這個藥 就能在天空自由飛翔喔
我的魔法披風就借給你喔" 爺爺這麼開口跟我商量
"哼"人小鬼大的我 對此只是嗤之以鼻
爺爺露出難過的眼神
從散發萘丸臭味的衣櫥中 我取出爺爺的軍用披風
若無其事地穿上身 曾幾何時現在的我穿起來已恰好合身
我匆匆飛奔出家門 跑到藥局去
買來一瓶令人懷念的、巧克力色瓶身的藥
然後配著水 一口氣把驅蟲藥灌下肚
"剛剛履行了跟爺爺的約定喲" 跑到附近的公園
兩手張開跑了起來 任披風飄啊飄
接著爬上了攀爬架
爬上了攀爬架 |
04. 人買い
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
古里の野辺は早蕨の 萠え出る頃浅い春
渡りそびれた冬鳥と 霞立つ沢の糸柳
いつもと変わらぬ風景に 今年は君がなじまない
誰かと同じ目をしてる 何より笑顔が色褪せた
町で暮せば誰も彼も
哀しい顔に染まりゆく
まるで鏡の向こうから
話しかけられている様な気がする
そうか 君までがそうなのか
何故だ 一体あの町には何があるんだ
誰かに聞いた事がある 町に人買が棲むという
皆幸せに憧れて 何かを売り渡すという
そうしなければ生きられぬ それですべてがうまくゆく
そしてこころを無理矢理に 開かずの間に閉じこめると
おそらく僕と観た夢を
君は何かと取り替えた
それで大人になる気なら
ついでにここで僕をすててしまえ
泣くな 泣いて逃げちゃいけない
返せ さもなくば君を返してもらえ
どうか どうか どうか
泣くな 泣いて逃げちゃいけない
返せ さもなくば君を返してもらえ
僕は 此処で 待ってる |
04. 人口販子
中譯: Orika
當家鄉野地的嫩蕨 萌發新芽的初春時節
錯過南飛的冬鳥和 霞照映眼的沼澤垂柳
一如既往的風景中 今年的你卻顯得格格不入
露出不知同誰一般的眼神 特別是笑容褪色了不少
在城裏生活任誰都會
染上悲哀的表情
覺得像是跟一個鏡中倒映的人影
對話一樣
是嗎 連你都那樣嗎?
為什麼呢 那座城市究竟有什麼呀?
聽誰說過 城裏住著人口販子
人人都憧憬幸福 但得付出什麼來換取
不這樣的話就活不成 如此一切都會漸入佳境的
於是把心強行封鎖在永不敞開的房間裏
恐怕你已把和我做過的夢
拿去換成別的什麼了
然後變成一個大人了
乾脆順便把我扔在這兒吧
不要哭 別用哭泣來逃避
回來吧 不然就把你自己要回來吧
求你了 求你了 求你了
不要哭 別用哭泣來逃避
回來吧 不然就把你自己要回來吧
我會 在這裏 等著你 |
05. 前夜 (桃花鳥)
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に
写りの良くない写真を添えた記事がある
ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん
僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく
わかってる そんな事は たぶん
小さな出来事 それより
君にはむしろ明日の僕達の献立の事が気がかり
I'm all right I'm all right
それに僕は君を愛してる それさえ間違わなければ
今若者はみんなAMERICAそれも西海岸に
憧れていると雑誌のグラビアが笑う
そういえば友達はみんなAMERICA人になってゆく
いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う
馬鹿だね そんな風に 自然に
変わってく姿こそ それこそ
この国なのよ さもなきゃ初めからニッポンなんてなかったのよ
I'm all right I'm all right
そうだねいやな事すべて切り捨てて こんなに便利な世の中になったし
どこかの国で戦さが起きたとTVのNEWSが言う
子供が実写フィルムを見て歓声をあげてる
皆他人事みたいな顔で人が死ぬ場面を見てる
怖いねと振り返れば番組はもう笑いに変わってた
わかってる そんな事は たぶん
小さな出来事 それより
僕等はむしろこの狭い部屋の平和で手一杯だもの
I'm all right I'm all right
そうともそれだけで十分に僕等は忙し過ぎる
桃花鳥が七羽に減ってしまったと
新聞の片隅に…… |
05. 前夜 (桃花鳥)
中譯: Orika
"桃花鳥目前於日本僅存七隻" 在報紙的一角
有這樣一則新聞 加上一張拍得不甚清晰的照片
名為Nipponia nippon的美麗鳥兒
大概在我們有生之年就會從這世上絕跡了
我明白 那種事大概
不過是小事一椿 比起那個
對你來說 還不如擔心我們明天的菜單
I'm all right I'm all right
就算那樣我還是愛你 如果我沒搞錯的話
"現在的年輕人都嚮往AMERICA還有西海岸唷"
雜誌上的凹版印刷這麼笑道
這麼一說 朋友們確實全都快變成AMERICA人了
"總有一天日本這個國家會消失不是嗎" 我問道 你笑了
儍瓜 正是這種自然演變的樣子
正是這樣子
才造就了這個國家呀 不然從一開始哪有什麼大日本國呀
I'm all right I'm all right
對喔把討厭的事全都切割乾淨 這樣世界就會很方便了
某個國家爆發了戰爭 電視新聞播報著
孩子們看到紀實錄像 卻不住歡呼起來
一臉反正是別人家的事 漠然地看著螢幕中人們死去的畫面
"很可怕呢" 說罷一轉頭 已經切到搞笑節目
我明白 那種事大概
不過是小事一椿 比起那個
我們不如為這個狹小房間的和平 把酒言歡
I'm all right I'm all right
就是那樣 光那樣就已經夠我們忙的了
"桃花鳥目前於日本僅存七隻"
在報紙的一角 …… |
06. 退職の日
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
公園のD-51は
退職したあと
ほんのわずかばかりの レールをもらって
もう動かなくなった
父は特別他人と違った生き方をして来たわけではない
ただ黙々とむしろ平凡に歩いて来たのだ
戦争のさなかに青春を擦り減らし
不幸にも生き残った彼は
だから生きる事もそれに遊ぶ事もあまり上手ではなかった
そういう彼を僕も一度は疑い
否定する事で大人になった気がした けれど
男の重さを世間に教えられて
自分の軽さを他人に教えられて
振り向いて改めて彼をみつめたら
やはり何も答えぬ無器用な背中
退職の朝彼はいつもと変わらずに母のこさえた弁当を持って
焦れったい位あたり前に 家を出て行った
母が特別倖せな生き方をして来たとも思えない
ただあの人と長い道を歩いて来たから
いつもと違って彼の帰りを待ち受けて
玄関先でありがとうと言った
長い間ご苦労様とあらたまって手をついた
そういう彼女の芝居染みた仕草を
笑う程僕はスレて無かった様で そして
二人が急に老人になった気がして
うろたえる自分が妙に可笑しくて
「おとうさん」「おかあさん」なんて懐かしい
呼び方をふいに思い出したりして
父は特別いつもと変わらずに静かに靴を脱いだあと
僕を見上げて照れた様に ほんの少し笑った
公園のD-51は
愛する子供達の
胸の中でいつでも 力強く
山道をかけ登っている
白い煙を吐いて 力強く
いつまでも いつまでも |
06. 退休的那一天
中譯: Orika
擱置在公園的D51蒸汽火車
退役之後
只保留了短短幾截鐵軌
已經不會動了
父親並沒有選擇特別與眾不同的人生
僅僅只是沈默地毋寧說是平凡地一路走來
在猛烈的戰火中 搓磨掉了青春
居然不幸茍活下來的他
也因此不大擅長謀生 也不大擅長玩樂
這樣的他 也曾讓我一度質疑、否定
我以為這樣就能成為大人 然而
社會教會了我男人之重
他人教會了我己身之輕
當我回過頭去重新審視他
果然還是那個總是悶不吭聲的笨拙背影
在退休那天早上 一如往常 帶著母親做好的便當
好像匆匆忙忙是理所當然地 步出了家門
我也不認為母親一路活過來的人生特別幸福
就只是伴著那個人一同走過漫漫長路
和往常不同的是 那一天特地等候他歸來
跪在玄關前方說了聲"謝謝"
"長久以來辛苦你了" 一反常態雙手支地畢恭畢敬
看到她這樣戲劇化的舉止
都快爆笑出來的我 還是不經世故的模樣 可突然間
驚覺到這兩個人不知何時已急速地變老了
對此驚慌不已的自己 異常可笑
驀然回想起 「歐多桑」「歐卡桑」
這個令人懷念的稱呼
父親和往常沒什麼特別不同 靜靜脫掉鞋子
抬頭看到我 顯得有些靦腆的樣子 淡淡地笑了一笑
擱置在公園的D51蒸汽火車
在喜愛它的孩子們心中
無論何時都是 強而有力地
沿著山路一路攀爬而上
吐著白煙 強而有力地
直到永遠 直到永遠 |
07. まりこさん
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
夜中に目が覚めたら まりこさんがベットの端に腰かけて
身づくろいをしていた
酒に張り倒されて 起きられない僕横目で笑ってビール
もらうわと冷蔵庫あけて
なみ・なみ・なみとグラスに注いで
まるで薬あける様に飲み干して
大きなため息を 遠慮無しに吐いて
それから下着姿でソファに腰かけて
身体のあちこちの
青アザやバンドエイドを数え乍ら
さびしいと独白く
お酒に酔えばいつも 必ずいくつかの傷をこさえるのよ
みてよこんなに沢山
お湯を沸かす時に カップラーメン食べるつもりで火傷
それにガラスで切った指先
ほら・ほら・ほらとグラスをあおって
何か無理に流し込んでるみたいだ
お酒やめればいいのに そんなに好きかときけば
ふいに彼女は怒った様に吐きすてた
酒なんて大嫌いよ
だけど男にひっかかるよりましね
そうよ百倍は好きよ
あんた幸福だから わからないのよあたしこれから何処へ
帰ると思うの
誰も待ってない部屋 灯り点けた時の淋しさあんたには
一生わからないわよ
酒・酒・酒友達などないわ
男と心中なんて死んでもいやだわ
さみしいねお酒より 上手な嘘つきの
男に逢いたいわね 処であんた
バンドエイド持ってない?
新しい傷が出来たと彼女は笑って
靴下をはいた |
07. 真理子
中譯: Orika
睡到半夜醒來 看到真理子坐在床的另一頭
一身精心打扮
她斜眼看了一眼不勝酒力 起不了身的我
"給我啤酒喔" 說著便逕自打開冰箱
"咕嚕咕嚕咕嚕" 注滿了酒杯
就像打開藥罐一樣一飲而盡
毫無顧忌地 大大地嘆了一口氣
然後脫到只剩內衣 坐在沙發上
數著身上這裏那裏
青一塊紫一塊貼著OK繃
開始孤單地自言自語起來
每次只要一喝醉 一定會搞得全身是傷啊
你看 有這麼多傷口
想煮碗泡麵來吃 燒開水的時候卻燙傷了
然後又被玻璃割到指頭
"看吧看吧看吧" 喝光了整杯酒
好像不知怎地就是會灌自己這麼多酒
"你戒酒不就好了 就那麼愛喝?" 如果這麼問她
她便會勃然大怒把酒全吐掉
"什麼酒呀 我最討厭了啦
但是比起上男人的當還是好多了
沒錯 好上百倍哩"
"因為你很幸福 哪裏會明白!
我剛剛還在苦思今晚該回哪裏去
回到無人等待的房間 開燈時的那種寂寞
你啊一輩子也不會懂的啦 "
"酒啊酒啊酒啊" 才不是什麼朋友咧
和男人殉情什麼的 我才不想去死哩
太寂寞了 比起酒來 我更想踫見
花言巧語的男人啊 話說回來
你還有沒有OK繃啊?
"又有新的傷口了" 她笑著
穿上了襪子
|
08. Home (Now I Know I'm Home)
作詞: Linda Richardson / 作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
I've been so alone
And wondering where I ought to be
Where the people smile and say hello
Where I can be me
She sang in the night
And old lullaby she knew
And it matched the singing of my heart
Now I know it's true
Hone-now I know I'm home
Hone-now I know I'm home
Mm mm mm... |
08. Home (Now I Know I'm Home)
中譯: Orika
我一直都是如此孤獨
想知道自己該去什麼地方
一個人們微笑和招呼的地方
一個我能做我自己的地方
她在夜裏唱著歌
她所知道的古老催眠曲
完全契合我心中的吟唱
現在我知道它是真的
喔 現在我知道我到家了
喔 現在我知道我到家了
Mm mm mm... |
09. 償い
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり
僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ
たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に
ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた
人殺しあんたを許さないと彼をののしった
被害者の奥さんの涙の足元で
彼はひたすら大声で泣き乍ら
ただ頭を床にこすりつけるだけだった
それから彼は人が変わった何もかも
忘れて働いて働いて
償いきれるはずもないがせめてもと
毎月あの人に仕送りをしている
今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た
しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた
それは事件から数えてようやく七年目に初めて
あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り
「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました
だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に
主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど
それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」
手紙の中身はどうでもよかったそれよりも
償いきれるはずもないあの人から
返事が来たのがありがたくてありがたくて
ありがたくて ありがたくて ありがたくて
神様って思わず僕は叫んでいた
彼は許されたと思っていいのですか
来月も郵便局へ通うはずの
やさしい人を許してくれてありがとう
人間って哀しいねだってみんなやさしい
それが傷つけあってかばいあって
何だかもらい泣きの涙がとまらなくて
とまらなくて とまらなくて とまらなくて |
09. 償還
中譯: Orika
一到月底阿勇一定把他那薄薄的薪水袋
連拆也不拆 直接投進小巷轉角的那家郵局
朋友們見了他這個樣子 趁著酒興笑他是
把存錢當興趣的守財奴 阿勇聽了也只是瞇眼一笑
只有我知道 他在來到這兒之前 僅有一次
僅有一次 犯下了悲哀的過錯
在送完貨後的回程 一個人影閃過雨夜中的斑馬線
一時間來不及煞車 只因那一天他實在太累
"絕不原諒你這個殺人兇手!" 在家屬的詈駡聲中
他跪在淚流滿面的受害人遺孀腳邊
不住地嚎啕大哭
一個勁兒把頭往地板上磕
從此之後他像變了一個人似地
啥事都不管不顧 整個人一個勁兒地埋首於工作啊工作
雖然這筆債怎麼還也還不清 但最起碼
每個月都給對方寄去一些生活費
今天阿勇哭著跑進了我的住處
一面嗚咽著 胸前緊緊抱著一封信
那是對方的太太自意外發生之後七年來
首次寫給他的來信
「謝謝您體貼的心意 我都明白
所以請您不要再寄錢過來了 每回看到您的字跡
我都會想起死去的丈夫 實在太痛苦了 您的一番心意我十分了解
但更重要的是 希望您能回到自己原來的人生」
信中還說了啥已無關緊要了 重要的是
從怎麼還也還不清的對方那兒
得到了善意的回應 感激不盡 感激不盡
感激不盡 感激不盡 感激不盡啊
"感謝老天!" 我情不自禁叫了出來
但你以為他在求得原諒後就無事一身輕了嗎
下個月 他應該還是會照常到郵局去寄錢
請原諒他 他就這麼善良的一個人 真心感謝
人哪真的太可憐了 大家都是好人啊
時而互相傷害 時而又互相庇護
不知為何我陪著他一起掉淚 淚流不止
淚流不止 淚流不止 淚流不止啊 |
10. 片おしどり
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
彼女は夏の間 湖のほとりで
家族と共に過ごす事になってた
危な気に走る 孫達を目で追って
水辺に過ぎゆく一日を愛してた
働くだけの日々を 過ごしてふと気付けば
もう自分で歩けない程年老いてしまった
人は 子供達の為に生きて来たというけれど
それは違うわただあなたに
ほめてもらいたくて夢中で生きただけ
愛する人々に 恵まれた幸福を
彼女は少し恥ずかしい気がしてた
先の戦さで死んだ 愛する人の事を
いつしかしぼんだ掌であたため乍ら
時折目を閉ざして その人に呼びかける
あなただけいつもいつもあの日のまま若いなんて
ずるいわ 私ばかりこんなおばあちゃんになってしまったわ
だからもう恥ずかしくて
ほめてほしくてもあなたに会えないじゃないの
今日もまた湖の 向こうに陽が沈む
さざ波がいつか金色に変ってる
シルエットになった おしどりがただ一羽
静かに水面を泳いでいった |
10. 落單鴛鴦
中譯: Orika
她總是在湖畔
和家人一同度過夏日時光
眼睛追著橫衝直撞奔跑的孫兒們
眷戀那在水濱度過的美好一天
日復一日過著操勞不斷的日子 赫然發現
自己何時已老到無法自行行走了
人啊 雖說生來就為了養兒育女
但我卻不作此想 我一心只希望得到
你的稱讚 為此才熱衷於活著啊
對於受惠於心愛之人的此般幸福
她感到有些羞澀
一邊用曾幾何時已然乾癟的手掌去珍存
早年死於戰爭的心愛之人
時而閉上雙眸 呼喚那個人
只有你永遠永遠像那天一樣年輕
真狡滑呢 只有我一個人變成老態龍鍾的老太婆啊
所以 就算我再怎麼羞澀
再怎麼期盼你的稱讚 也見不到你了不是嗎
今日夕陽依舊沈落在湖的那一頭
瀲灧波光不知何時已是一片金光燦爛
成了剪影的鴛鴦 孤身一隻
靜靜地在水面上獨游 |