ALBUM 11. 自分症候群 1985.12.21

01. 風が伝えた愛の唄
02. サイボーグ・サイボーグ
03. 沈吟
04. 8つ目の青春
05. Bye Bye Blue Bird
06. Final Count Down
07. ねこ背のたぬき
08. 上海小夜曲
09. 長崎BREEZE
10. 草枕
11. 夢一匁
12. もーひとつの恋愛症候群

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

自分症候群

自我症候群

01. 風が伝えた愛の唄
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

君が今口ずさんだ唄は 誰に教わったの
もう一度聴かせてよ もう一度
なつかしい愛の唄

今 時を越えて 伝えられた愛の調べ
どんな人の心にも 優しく響く歌声

忘れかけてた愛を 失くしたはずの夢を
ゆりかごから抱き上げて 日ざしの中に

君が今口ずさんだ唄は そうだ思い出した
母の胸のぬくもりの中で 昔聴いたメロディ

昔君と僕は 二人並んだポプラだった
風の日に指が触れて それだけでしあわせだった

忘れた物語を 伝えるのが風なら
人は心から心へ 愛を伝える

君が今口ずさんだ愛は 誰に教わったの
もう一度聴かせてよ もう一度
忘れないように

もう一度聴かせてよ もう一度
なつかしい愛の唄

01. 風傳來的愛之歌
中譯: Orika

方才你嘴裏哼的歌 是跟誰學來的呢
再哼一次給我聽好嗎 再哼一次
令人懷念的愛之歌

此刻 穿越時空 傳送而來愛的曲調
無論在何種人的心中 皆溫柔響盪的歌聲

幾近忘卻的愛 應已失落的夢
從搖籃中抱起 在淡淡陽光中

方才你嘴裏哼的歌 對了我想起來了
在母親懷中的溫熱 許久以前聽過的旋律

從前你跟我 是兩棵並肩而立的白楊樹
在起風的日子互觸著手指 光是這樣就很幸福了

將遺忘的故事 傳送過來的若是風
那麼人也能將愛從這顆心 傳到那顆心

方才你嘴裏哼的歌 是跟誰學來的呢
再哼一次給我聽好嗎 再哼一次
為了不再遺忘


再哼一次給我聽好嗎 再哼一次
令人懷念的愛之歌

02. サイボーグ・サイボーグ-アルミニウム製の子供たち-
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

ジュラルミンのスーツで身を固め
同じリズムに足並揃え
ラッシュ・アワーもリゾート・ホテルも
同じ歩巾で歩く サイボーグ サイボーグ

同じ笑顔でいつでも笑える
ほどほどが幸せだと教わった
嫌われぬよう 目立たないよう
すべて手引書どおりに サイボーグ サイボーグ

右向け右 左向け左
けして僕等だけが悪いのではなくって
勿論誰かが悪い訳でもなくって
信じるものがほんの少し違うだけ サイボーグ サイボーグ

銀色のコインを握りしめて
釦押して型どおりの夢を買う
販売機が毎度ありがとう
こもった声で応える サイボーグ サイボーグ

アルミサッシの心はいつでも
内側から鍵をおろして
ガラス越しなら 過ぎゆく人に
きっと優しくなれる サイボーグ サイボーグ

右向け右 左向け左
けして僕等だけが悪いのではなくって
勿論誰かが悪い訳でもなくって
一生懸命生きているのにね サイボーグ サイボーグ

02. 生化人・生化人-鋁製的孩子們-
中譯: Orika

一身硬鋁的西裝穿戴整齊
以同樣的節奏齊步走
無論是尖鋒時段 還是去渡假旅館
都以同樣的步幅邁步 生化人 生化人

以同樣的笑臉隨時都笑得出來
恰如其分即幸福 被這樣教育著
為了不惹人討厭 為了不引人注目
一切都照指導手冊來 生化人 生化人

向右轉! 向左轉!
世上絕非只有我們才是壞人
當然也不是說某人就是壞人
只是彼此信仰的東西有一點點不同罷了 生化人 生化人

手中緊緊握著一枚銀色硬幣
按下按鈕就能買一個老套的夢
販賣機以悶悶的聲音回應
"感謝您每次惠顧" 生化人 生化人

鋁門框製的心 無時無刻都
從裏側牢牢上了鎖
透過玻璃望外看 每個經過的人
肯定就會變得溫柔 生化人 生化人


向右轉! 向左轉!
絕對並非只有我們才是壞人
當然也不是說某人就是壞人
明明我們就拚命活著對吧 生化人 生化人

03. 沈吟
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

◆ ★ もうこれ以上 迷わせないで
    気紛れに優しい それが辛い ★
    あゝ あなたの その微笑みを
    いっそ憎めたら 更に辛い ◆

誰にもあるジェラシー それが自分で悲しい
上げ底の心を つきつけられた気がして
あなたにふさわしい 人になりたい

僕をみつめて 微笑まないで
みていないこと 分かってる
★ Repeat

大声で唄うだけが 唄うことではないように
抱きしめることだけが 愛の形でないだろう
静かに口ずさむ 恋でいい

だから ◆ Repeat

03. 沈吟
中譯: Orika

◆ ★ 請別再讓我更迷惑了
    反覆無常的溫柔 實在令人難受 ★
    啊啊 還不如讓我能去憎恨
    你臉上的那抺微笑 反而更加難受 ◆

人人皆有妒忌心 那只是說明自己一個人很可悲
底部懸空的心 感覺就擺在眼前
想要變成一個 更配得上你的人

請不要望著我微笑
我明白 你其實沒有在看
★ Repeat


光是扯開嗓子 根本就不是歌唱 同理
光是緊緊擁抱 根本就不是愛的模樣吧
我只要 靜靜沈吟的愛戀就好

所以 ◆ Repeat

04. 8つ目の青春
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

僕が先輩を尊敬している訳は
男は恋をしていればいつだって青春だぞと
幾度倒れてもきっぱりと言い切れる その明るさと強さ
先輩は既に7つの青春を散らして来たが
その都度不屈の努力と勇気で立ち直るだけか
みごとそれを自分のエネルギーにかえて 成長したのだった

最初の春が散った時 彼が涙こらえて手にしたのは
オートバイのライセンス
ふたつ目の春がこわれた日 彼がやけっぱちで手に入れたのが
自動車免許証

何故そっちに走ったのかは謎だが次々と
春を散らす度に大きな車に乗り替えて
そんな訳で 7つ目の春が散った去年から
先輩は 2トン車に乗ってる

ひどい照れ屋で無口で おせっかいで涙もろくて水虫だけど
気前がよく間抜けだが強くて優しい
こんないかした男の魅力に誰も気づかないとは 女たちは ばかか
青春を没にしたあと いつも僕を用賀まで呼び
高速料金所のカード おじさんから無愛想に
ひったくって あてどない傷心の旅に出るのが唯一悪いクセだった

先輩がついに8つ目の春に挑んだ相手は可愛ゆい
利口で優しいすてきな娘
今度こそはと 思わず僕はお百度参り水ごり
それとこっそり不安の旅支度

僕のそんな願いを 踏み散らかして
半年たたずに電話が来たよ あの場所で待てと
環8 午前5時 朝靄をけたてて
やって来たのは 4トン車

処が何と助手席にちょこんと座ってるのは8つ目の
可愛ゆい青春ではないかいな
先輩はおでこぽりぽり 赤い顔して無愛想に言う
そんな訳でよ ちょっと行ってくるからョ

バンザイ やったね Vサインでも出してよ
料金所でカードも ひったくらずに済むもんね
ちょいと 8つ目の青春 あんたは偉い
頼んだぜ 先輩をヨロシク

バンザイ! さっそうと、でもないけど去りゆく
4トン車の背中に キッス投げて振り向けば
ほんの少し寂しそうな僕の荷物越しに
蒲田方面から 朝の日射し

04. 第8個青春
中譯: Orika

我之所以尊敬學長
是因為學長說過 "男人只要談起戀愛 隨時都是青春啦
不管倒下多少次" 這話說得斬釘截鐵 那份開朗與堅強
學長至今為止已經飄零了7次青春
光憑其百折不撓的努力與勇氣 一再重新站起的那份毅力
著實令人激賞 我亦將之轉換成自身的能量 而獲益良多

學長最初的春天飄零時 他噙著眼淚拿到手的是
機車駕照
第二個春天搞砸那天 他自暴自棄入手的則是
汽車駕照

為何會歪樓到那邊呢 這始終是個謎 不過一次又一次
每當學長的春天飄零時 就會換開一台更大的車
由此之故 當第7個春天飄零時 也就是從去年開始
學長開起了2噸重的大車

學長的人木訥寡言 偏偏又是個好管閒事容易掉淚的愛哭鬼
慷慨大方人有點呆 不過既堅強又溫柔
這樣帥呆了的男人魅力 居然沒人注意到 女人們都是笨蛋嗎
每回學長的青春殞落後 總是把我叫到用賀去
從高速公路收費站的阿伯手上 冷冷地將收費卡一把奪過來
然後駛向漫無目標的傷心之旅 就是他唯一的壞習慣了

學長最終挑戰了第8個春天 對方是個既可愛
又聰明伶俐且溫柔的完美女孩
"就靠這一次了"我想也沒想便跑去神社參拜百次 再加上冷水淨身
與此同時 又不安地偷偷開始旅行的行前準備

踐踏了我這般期望的是
在半年不到後 學長打了通電話來 "咱老地方見"
環8線 清晨5點 衝破晨霧
直駛而來的是 4噸重的一輛車

不過怎麼著 那孤零零坐在副駕駛座上的可不是 第8個的
可愛青春嗎
學長噗吱噗吱地摸摸額頭 一邊紅著臉冷淡地說道
"就是那麼回事 我稍微去去就來嘿"

萬歲! 成功啦! 手都忍不住比出V字來了
在收費站再也不必故意發狠將卡片一把搶過來了耶
喂 第8個青春 你真是太偉大了
就拜託你了 好好照顧學長嘿

萬歲!就那麼英姿颯爽地...嗯倒也沒有 揚長而去的大車
我朝著那輛4噸大車的車尾 抛去一個飛吻
回頭望望 越過我那堆彷彿有些寂寞的行李
從蒲田方向 射來早晨的陽光

05. Bye Bye Blue Bird
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

Bye Bye Blue Bird
今あなたは光を浴びて翔び発つ鳥
Bye Bye Blue Bird
昔いちどだけ 私の止まり木に住んだ 青い鳥

あなたが倖せになるなら それは私の願い
寂しくないと言えば決して 本当ではないけれど
あなたに愛された 誇りがあるから
笑顔で手を振るわ 胸を張って

Bye Bye Blue Bird
教会の鐘が青い空に高く鳴り渡る
Bye Bye Blue Bird
笑顔が似合うあなたもっと倖せな顔で笑って

想い出のひとこまひとこま 私に住んでいる
例え短い愛といえど 重さに変わりなどない
生命かけて出会い 生命かけて愛し
生命かけて別れた夢だから

Bye Bye Blue Bird
あなたはあなたの 私は私の 物語がある
Bye Bye Blue Bird
それぞれの空を 高く飛んで 倖せにとどけ

Bye Bye Blue Bird
昔 真実に 私の止まり木に住んだ 青い鳥
Bye Bye Blue Bird
それぞれの空へ 高く高く飛んで 倖せにとどけ

05. 再見青鳥
中譯: Orika

Bye Bye Blue Bird
此刻沐浴在光芒中 振翅欲飛的鳥
Bye Bye Blue Bird

過去曾經一度 在我的棲木上落腳過的 青鳥

只要你能幸福就好 那就是我的心願
說不寂寞絕對是騙人的
但能被你愛過 我就很自豪了
帶著笑容揮手道別吧 挺起胸膛

Bye Bye Blue Bird
教堂的鐘聲 高高地響徹藍天
Bye Bye Blue Bird
適合笑臉的你 請以更幸福的笑容歡笑吧

回憶中的一幕又一幕 棲息在我心底
即便再怎麼短暫的愛 重量也不會因此有所改變
賭上性命的相遇 賭上性命的愛情
畢竟是賭上性命去告別的夢啊

Bye Bye Blue Bird
你有你的 我有我的 故事
Bye Bye Blue Bird
在各自的天空飛得更高 然後抵達幸福吧

Bye Bye Blue Bird

過去曾真實地 在我的棲木上落腳過的 青鳥
Bye Bye Blue Bird
朝各自的天空飛得更高更高 然後抵達幸福吧

06. Final Count Down
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

いつまでも 踊ってないで
もうそろそろそろ 終りにしよう
急がなければ 僕等の馬車が南瓜に戻る
そうでなくとも 僕としちゃ もう待ちくたびれた
僕がやさしく 10かぞえるうちに
帰って来ないと ついに怒るぞ

何処かの誰かに恋して
破れたら涙で頬ぬらして
此処へ甘えに帰って来るくせ
しばらくたったらまた ふらふら
ほんにお前は Round and Round
いつまでたっても On and On
いいかげんにせいよ
遊び疲れて 僕の腕の中で
眠りこけてる あぶないシンデレラ

ガラスの靴をこさえてあげれば
片っ端から誰かにあげちゃう
あ あのなぁ そんなにまぁ気さくな
シンデレラなんて あるもんかよ
ほんにお前は Round and Round
いくつになっても On and On
いいかげんにせい おじさん怒るよ

いつまでも 踊ってないで
もうそろそろそろ 終りにしよう
仏の顔も三度までとは 世界のきまり
僕は魔法使いでもなきゃ神様でもない
帰っておいで パーティは終った
僕がゆっくり かぞえるうちに

06. 最後的倒數
中譯: Orika

不要跳舞跳個沒完
差不多要結束了吧
動作不快一點的話 我們的馬車就會變回南瓜了
就算不是這樣 對我來說 也已經等煩了
在我溫柔地數到10之前
你還不回來的話 我就要發火了喔

每次你不知在哪裏愛上誰
一旦失戀就滿面淚痕
回到我這兒撒嬌的那種習慣
過了一段時間依舊 恍恍惚惚
你真的是 Round and Round (反反覆覆)
無論過多久 On and On (沒完沒了)
你給我差不多一點啦
在外頭玩累了 就倒在我的懷裏
沈沈睡去 危險的仙杜瑞拉 (Cinderella)

如果我幫你打造玻璃鞋
那另外一隻鞋又要給誰
啊 那個 世上哪有
像你那樣超開朗的仙杜瑞拉啦
你真的是 Round and Round
無論過多久 On and On
你給我差不多一點啦 大叔我就要發火了喔

不要跳舞跳個沒完
差不多要結束了吧
再怎麼佛心也是事不過三 這是世界的通例好嗎
我既不是善良仙女也不是慈悲上帝

拜託你回來吧 舞會已經結束了
在我慢慢地倒數之前

07. ねこ背のたぬき
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 内気なたぬきバンド

ねこ背のたぬきがね
………。
おこぜのサシミをね
買って帰ったってサ

ねこ背のたぬきは
酒の肴に かなりうるさい

ねこ背のたぬきがね
………。
おこぜのサシミをね
帰って喰ったら
あたったってサ

ねこ背のたぬきは
ねこ背のたぬきは
けっこう さびしい

07. 駝背的狸貓
中譯: Orika

駝背的狸貓呢
………。
那個鬼虎魚的生魚片呀
買回來了唷

駝背的狸貓啊
對下酒菜 可是很囉嗦的

駝背的狸貓呢
………。
那個鬼虎魚的生魚片呀
買回家後吃了就
食物中毒了呀

駝背的狸貓啊
駝背的狸貓啊
十分地 寂寞呀

08. 上海小夜曲
作詞: さだまさし / 作曲: 立山健彦 / 編曲: 立山健彦

ひとり来た思い出の上海
今もなお きみを想う
黄昏 行き交う見知らぬ女
どこかきみに似ていた

街路樹に さざめく風
肩寄せて歩くふたり
水面に映る灯り
すべて夜霧に消えゆく

生命さえ重ねた恋はもしや 嘘かと問えば
去りゆくは人の運命と ふと汽笛が鳴る

08. 上海小夜曲
中譯: Orika

獨自造訪回憶中的上海
至今依然 思念著你
黃昏時分 錯身而過的陌生女子
某些地方有點像你

拂過行道樹 沙沙作響的風
肩靠肩漫步的雙雙儷人
映照在水面上的點點燈火
一切都將消失於夜霧之中

若問"連生命都交疊的愛情 難不成只是個謊言"
"離去乃人之宿命" 驀地汽笛幽幽鳴答

09. 長崎BREEZE
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

路面電車の窓から
想い出が風の様に おだやかに吹いてくる
海風を孕んだ あじさい色の空
君を愛して過ごしたこの町

停車場を幾つか数えて
やがてゆるやかなカーブ かすかに車輪が軋んで
気づかぬうちにポイントを乗り換えていた
あの時もあとで乗り違えたことに気づいた

★ 長崎BREEZE 優しすぎる風が
  長崎BREEZE あの日も吹いていた ★

沖をゆく船の窓のきらめきに
軽いめまいを感じ
最后の言葉をききとれなかった

待たせるのはいつでも僕で
南山手坂の途中 赤煉瓦の小さな店
ステンドグラスの窓辺で君はいつも微笑んだ
来ると信じた人を待つなら辛くないわ

お互いの愛の形が
本当は初めから少しだけ違っていたんだろう
丁度子供がシャツの釦のひとつ目を違えて
最后になって気づく様にね

長崎BREEZE 待ち疲れるなんて
長崎BREEZE 思いもしなかった

喜びと悲しみは隣あわせ
愛と憎しみは背中あわせ
そんなことにも気づかずにいたあの頃

長崎BREEZE 過ぎ去った季節は
長崎BREEZE 全てが美しい

君に良く似た子供の手を引いた
君に良く似たひとと
坂道で今すれ違った

★ Repeat

09. 長崎微風
中譯: Orika

從路面電車的窗戶
回憶如風 柔柔地拂面而來
那一片孕育出海風的 繡球花色的天空
這座我曾愛著你而生活過的城市

數著有幾個停車場
等等會經過一個和緩的彎道 車輪隱隱嘎吱作響
不知不覺之間 就到了該轉車的站點
記得當時是稍後才需轉車的

★ 長崎BREEZE 溫柔過甚的微風
  長崎BREEZE 那一天也是這般吹著 ★

駛入大海的船隻 在窗口的晶光閃爍中
感覺輕微的暈眩
沒有聽到你最後說的那句話

讓你一個人枯等的 永遠是我
位於南山手斜坡的半路上 紅磚砌的小店
坐在彩色玻璃的窗邊 你總是面帶微笑
等待著一個相信會前來赴約的人 很辛苦啊

彼此之間的愛情形貌
其實和打從最初就有一點不同了吧
就像小孩子的襯衫鈕扣恰巧扣錯了一格
最後才發現一樣
 
長崎BREEZE 你說你等到累了
長崎BREEZE 什麼也都不想了

悲與喜總是相互毗隣
愛與恨總是背道而馳
在我並沒意識到的那時候

長崎BREEZE 逝去的季節
長崎BREEZE 一切總是美好的

牽著和你長得很像的孩子
一個和你長得很像的人
剛剛在坡道上和我錯身而過

★ Repeat

10. 草枕
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

寂しさに耐えかねて 窓をあければ
西に傾く月影に 蒼くふちどられて浮浪雲
遠くで枕木が 旅をかぞえている

渡り鳥が南の空をめざして
帰るあてのない旅に出る オリオンの胸かすめ乍ら
凩よ息を呑め かばうように虫の音

★ よろこびの中に かなしみがあるように
  かなしみの中から よろこびが生まれる★

長い坂道があり そこで生まれて
営みを重ね生きて来て 振り返りもせず歩き来て
いつしか気がつけば そこもまだ 坂の途中

思えば人と出会い いつか愛し合い
疑いそして憎み合い 許し合いまた 愛し合い
見失いめぐり逢い 全て 草枕

★ Repeat

東の空にやがて朝が生まれる
夜はかならず明けてゆく 傷も必ず いえてゆく
転んでも倒れても そこもまだ 坂の途中

10. 草枕
中譯: Orika

孤寂難耐 開窗一望
被西垂的月影 鑲一道藍邊的飄浪浮雲
遠方的鐵軌枕木 數著來來去去的旅途

候鳥朝向南方天空飛去
踏上沒有歸向的旅程 獵戶座的胸口隱約朦朧
蕭蕭秋風呀 吸氣噤聲吧 聽那彷彿被覆蓋般的遍野蟲鳴

★ 如同在喜悅之中 存在著悲哀一樣
  從悲哀之中 生出了喜悅 ★

爬上長長的坡道 在彼方誕生
汲汲營營活了過來 不曾回頭走了過來
曾幾何時回過神來 彼方依然是 坡道途中

想一想 人與人相遇 何時相愛
心中生疑繼而相恨 相諒 然後 再次相愛
錯失邂逅 一切皆是 草枕行旅

★ Repeat

不久之後 早晨便會降生於東方天際
黑夜必定會亮起 創傷必定會漸癒
就算跌倒就算倒下 彼方依然是
 坡道途中

11. 夢一匁
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

閑かな日だまりに並んだ ささやかな鉢植えの様に
老人たちは おだやかに吹いて来る 風を聴いてる

遠い昔のことの方が ずっと確かに憶えている
遠ざかる風景は何故か 初めて自分に優しい

生まれた時に母が 掌に与えてくれた
小さな宇宙だけがいつも 私の支えだった

こうして今すべてを越えて
しぼんだ掌に残ったのは
父の文字で おまえの命と書かれた
夢一匁

生まれ来た生命よ すこやかに羽ばたけ
悲しみの数だけをけして かぞえてはいけない

父と母が伝えた愛に 抱きしめられた子供たちよ
みつめてごらん その手に小さく光る
夢一匁

11. 夢一錢
中譯: Orika

就像擺在閒靜的向陽處 一排小小盆栽一樣
老人們 傾聽著徐徐吹來的微風

久遠過去的一切 反而更鮮明地牢記在心
遠去的風景不知為何 第一次對自己如此溫柔

出生之時母親 在掌中所賦予的
就這麼一個小小的宇宙 一直是我的支柱

就這樣今時此刻穿越一切
殘留在乾癟掌心中的是
以父親的字跡 寫上"你的生命"的
夢一錢

被生下來的生命呀 振動健壯的翅膀高飛吧
唯有悲傷的數量 絕對不要去計算

在父親母親所傳遞的愛中 被緊擁在懷的孩子們呀
請仔細瞧瞧 那雙手中微微發著光的
夢一錢

12. もーひとつの恋愛症候群
作詞・作曲・編曲: さだまさし

恋と呼ばれる一過性の発情症候群に於ける
その発病及び傾向と対策をここで考え直す

国籍、成績、月収、貯金、単身赴任
賞罰のあるなしにかかわらず凡そ次のとおり

なにしろ気がつきすぎるから人の悩みまでしょい込んで
疲れたあげく人にうとましがれる A型
気が向いたら異常に優しいけれども
めったに気が向かずすぐ根に持ち
わがままでも うらまれない B型
回りの情況はひどくクールに判断するくせに
自分の事は何も見えない AB型
信じやすくだまされ続けてもうだまされるもんかと
誓った翌日まただまされる O型

その他いきなりわめきちらして壁に頭突きをするケース
夜中にライバルのわら人形にクギを打つ場合
海にばかやろーというつもりでこんにちわと叫んだり
突然ニヤけて気味悪がられる方もある

なにしろこれらがある特定の人に力を与えるってことは
恋は一種のエネルギーと考えてよい

恋におちたら一部の例外を無視すればおよそ
男は男らしく女は女っぽくなるものらしい
人相、トランプ、十二支、ゲタ占い、そのほかコックリさん
相性占いなど気になったらもう恋

相手には自分の足を細く長く見せたがるものであるし
相手のあばたもえくぼにみえる ほんに恋はブラインド
食べもの、見る物、聴く物、くだもの すべて好みが
合うと思うし 毎日が二人の記念日になる

処が一年二年もたたずに見えてくるんですね
恋とは誤解と厄介に上の苦界
そのうち何だかお互い知らない人の思えてきて
次第に疲れて 会っても欠伸が出る

初めは電話、ラブレター、プレゼントなどで築いた
恋がいつか
長電話、門限破り、親への反抗に変わりやがて
わりかん、やきもち、口論、浮気そして
学力低下、親の怒り、やけくそ、めちゃめちゃ
開き直り 夜遊び あげくは
不純異性交遊で AとBとCと
……しーらない

とにかくそんな風にさめてしまった方が
傷つかずに済むってわかってるんだ
悲しいね そうだろう

恋は必ず消えてゆくと誰もが言うけれど
ふた通りの消え方があると思う
ひとつは心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは
愛というものに形を変えること

相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋
与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛
だからありったけの思いをあなたに
投げ続けられたら それだけでいい

おそらく求め続けるものが恋 奪うのが恋
与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛
だからありったけの思いをあなたに
投げ続けられたら それだけでいい

あなたに 出会えて
心から しあわせ です

12. 再論戀愛症候群
中譯: Orika

對於時人稱之為戀愛的 此種暫時性發情症候群
對此病症之傾向及其對策 請容吾人在此重新加以審視
無關乎其國籍、成績、月收、存款、單身赴任
及賞罰之有無 大致如下所述

總之由於過於注意對方 甚至願意為對方分憂解勞
結果導致自己疲憊不堪 因而生厭的是 A型
雖然一高興起來就異常體貼
很少無精打采 稍有不快則馬上記恨
即便任性 但不招人恨的是 B型
對周遭的情況能進行極其冷靜的判斷
對自己的事卻完全視而不見的是 AB型
輕易相信他人 以致不斷受騙 發誓自己絕不再上當
翌日仍然被騙的是 O型

其他尚有 突如其來大聲咆哮 用頭撞壁的案例
半夜對著情敵的稻草人偶 猛槌釘子的情形
有時朝大海心裏狂駡"大笨蛋!" 喊出口的卻是"您好呀!"
或是突然變得娘娘腔噁心巴拉起來的人也有

總之戀愛對於 出現以上種種症狀的特定人士能賜予神力
或可將戀愛視為一種生態能源即可

一旦墜入情網 忽視部分例外不計 大致上說來
似乎男性將變得風流倜儻 女人則變得嬌媚動人
對於面相、撲克牌、生肖、擲筊、以致於諸如通靈板
等速配度占卜之類 莫名斤斤計較的話 即已陷入戀愛

希望能讓自己的腿在對方眼中看起來又細又長
情人的麻子也能看成酒窩 戀愛果真是盲目的
無論是吃的東西、看的東西、聽的東西、啥鬼東西 
渴望一切都氣味相投
 每天都是兩人的紀念日

可是不到一年兩年 就會漸漸看出真相
所謂的戀愛 其實是建立在誤解與麻煩之上的終極苦海
這其間不知何故逐漸感覺到 彼此根本是互不相識的陌生人

其後漸次感到疲憊 見面時還哈欠連連

一開始以電話、情書、禮物等
建立起愛情 一下子
變成電話講超久、打破門禁、反抗雙親 再不久
開始AA制、吃醋、爭吵、花心 接下來
功課退步、雙親震怒、自暴自棄、亂七八糟
惱羞成怒 夜不歸營 到最後
動機不純的異性來往 和A君
B君C君
……不甚了了


總而言之 歷經以上種種磨難最終清醒過來的人
就會體會到只要人沒受傷就萬幸了
真令人唏噓是吧 是這樣吧

戀愛必定終將消逝 人人都這麼說
可是我認為有兩種消退的模式
一種是整顆心任其蕭索 而另一種模式是
讓"戀"昇華到"愛"的層次

不斷索求對方的是"戀" 剝奪彼此的是"戀"
而不斷付出的則是"愛" 不會改變的"愛"
所以只要能繼續對你抛出我所有思念
那樣就已足夠

不斷索求的恐怕是"戀" 剝奪彼此的是"戀"
而不斷付出的則是"愛" 不會改變的"愛"
所以只要能繼續對你抛出我所有思念
那樣就已足夠

能夠與你相遇
由衷 感到 好幸福