ALBUM 09. Glass Age -硝子の世代- 1984.12.12

01. 名もない花
02. 桜散る
03. 虹の木
04. もう愛の歌なんて唄えない
05. Forget-me-not
06. 空缶と白鷺
07. 寒北斗
08. 下宿屋のシンデレラ
09. 玻璃草子
10. 春雷
11. 道の途中で
12. 名もない花

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

Glass Age -硝子の世代-

Glass Age -玻璃世代-

01. 名もない花
作詞・作曲: さだまさし

むかしあるひとに恋をした
とてもかなしい恋だった

むかし そのひとが好きだった
花は名もない花だった

01. 沒有名字的花朵
中譯: Orika

從前 曾愛過一個人
非常悲哀的一段戀情

從前 那個人所喜歡的花是
沒有名字的花朵

02. 桜散る
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

言い訳はしないでいいよ わかってるから
愛し過ぎる事は多分 愛さないと同じ

いつでも君だけを みつめて生きて来た
春には春の 秋には秋の
それぞれの花が咲く様に
いつか知らず知らず 君と僕の時計
二つの針が時をたがえて
季節が変わる様に 恋が逝く

★ 桜散る 桜散る 雪の面影なぞる様に
  桜散る 桜散る もう君が見えないほど ★

胸を張っておゆき 僕の愛した人
君が愛したものはすべて
僕も同じ様に愛して来た
今は無理だけれど いつか年老いたら
君が愛した人を僕も
愛せるそんな日が 来るといいね

  桜散る 桜散る 思い出を埋め尽くして
  桜散る 桜散る もう君が見えないほど
★ Repeat

02. 櫻花飄零
中譯: Orika

你無須多費唇舌 我明白的
太愛了 差不多就等同於不愛了

一直以來眼中只有你一人 這麼活到現在
但就像春天有春天的 秋天有秋天的
每個季節有每個季節不同的花朵綻放一樣
在不知不覺之間 你和我的時鐘
兩支指針所指的時間有了落差
猶如季節變化一樣 愛情也即將逝去

★ 櫻花飄零 櫻花飄零 宛如在描摹著雪花的面貌
  櫻花飄零 櫻花飄零 茫茫紛落到再也望不見你 ★

抬頭挺胸邁步吧 我所愛的人
向來你所喜愛的一切
我也同樣喜愛著
但這次我實在沒辦法 也許有天等我老了
我也能去欣賞 你所愛的人
如果真有那麼一天就好了

  櫻花飄零 櫻花飄零 將所有回憶徹底埋葬
  櫻花飄零 櫻花飄零 茫茫紛落到再也望不見你
★ Repeat

03. 虹の木
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

空港の長い回廊を 君の肩さえ抱けずに
途切れ途切れの言葉で 時はゆく 28番ゲート
折りから風に吹かれて散る 虹の木の花びらが
まるで遠くで雨の降る如く キラキラと光ってた

「逢わなければ」と僕が 何気なく独白けば
「逢えたから」と君は 小さな声でさえ切り乍ら
あふれる涙拭いもせずに
それでも眩しそうに笑った
そしてお互いが想い出とすれ違うのを
みつめあっている

足早に去る僕の背中に君の声「ALOHA MAHALO
ふり返ればまだ君はそこに居て
ちぎれる程 手を振る

タべタンタロスの丘でみつめた ホノルル・シティ・ライツそれから
君の髪に咲いたプルメリア 風に揺れる「月下美人草
そしてミシェルの窓辺に寄り添い 波打際のガス燈みつめ
ピアノに乗せて君は歌う様に 僕にさよならと言った

思えば君からは 奪うことばかりで
与えるひとつもない片肺飛行の夢だった
だから静かに氷がとけてゆく様に
おだやかに疲れたのは君
為す術もなく一輪の花が枯れてゆくのを
見送るのは僕

フリーウェイでふと空を仰げば 君を乗せた飛行機が
丁度真珠湾の蒼い空を
ゆっくり横切る処

03. 彩虹旃那
中譯: Orika

機場長長的迴廊 連你的肩膀也沒摟
只是斷斷續續聊著兩句三句 時間到了 28號登機口
就在此時 被風吹落的 彩虹旃那的花朵
宛如遠方飄著雨一般 晶光閃爍漫天紛飛

「假如當初沒相遇」 我若無其事地自言自語
「已經遇見了」 你輕聲地打斷我
也不擦掉眼眶湧出的淚水
即使如此你還是笑得燦爛
然後彼此相視著
即將失之交臂的回憶

我快步離去的背影 背後傳來你的聲音「ALOHA MAHALO」
我若回頭望 便會看到你在那兒
像要把手揮斷似地 不斷拚命地朝我揮手

黃昏時分登上坦特拉斯山 眺望檀香山的"城市之光"盛會 
在你髮際綻放的雞蛋花 還有迎風搖曳的「月下美人草」
接著倚在米歇爾斯餐館的窗邊 凝望海濱的瓦斯燈
一邊和著鋼琴唱
歌的你 藉此對我說了再見

仔細回想 好像全是我從你那兒掠奪東西
能給予你的東西卻一件也沒有 只是單方面一廂情願的夢
所以猶如冰塊靜靜消溶一般
淡然感到疲倦的是你
而只能眼睜睜看著 一朵花逐漸枯萎
卻束手無策的是我

在高速公路上偶然抬頭望天 只見那架乘載著你的飛機
恰巧從珍珠灣的蔚藍天空
徐徐橫掠而過

04. もう愛の歌なんて唄えない
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

あなたの嫁ぐ朝 始発列車に乗って
僕は青春から出来るだけ遠ざかる
年上のあなたには初めから
僕の手の届かない愛が居た
200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りよう
そしてむかしあなたの為 作った歌 唄おう
教会の鐘が鳴り響く頃
お別れに一度だけあなたの名を呼ぼう

花をちぎれない程 やさしい人に
恋は無理よとあの日あなたは言った
恋の上手な人たちは少し意地悪
僕の胸を吹き抜けたあなたの吐息
200マイルも離れた 名も知らぬ駅で降りたら
あなたの好きな花さえも ちぎり捨てて みせよう
列車が陽の当たる坂道を登ってく
遠くに青い海が光ってる
訳もなく涙があふれて来て
もう愛の歌なんて唄えない

04. 再也無法唱情歌
中譯: Orika

在你出嫁的那天早上 我搭上首班電車
從少年時代開始 就儘可能疏遠年長於我的你
因為我打一開始就對你
懷著明知高攀不及的愛意
在距離200哩之遙的不知名小站下車吧
然後唱首過去為你所作的歌吧
當教堂的鐘聲敲響時
呼喚一次你的芳名做為告別吧

你是連花朵都捨不得撕地 極其溫柔的人
"我是不可能跟你戀愛的" 那一天你這麼拒絕了我
不愧是擅於戀愛的人們啊 總是帶著些許惡意
你的嘆息席捲我的胸口
在距離200哩之遙的不知名小站下車吧
連你喜愛的花朵 也撕碎丟棄給你看吧
列車爬上向陽的山坡
遠方碧藍的大海波光粼粼
淚水莫名其妙地湧了上來
再也無法 吟唱情歌

05. Forget-me-not
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

あなたの向うであの人があなたの
片手を強く抱きしめている
このまま私が手を離さなければ
あなたの腕がちぎれてしまう
それが辛くて手を離すそんな
愛し方しか出来ずに ごめんなさい
★ Forget me not 私の誕生日に
  あなたが種を植えた忘れな草
  Forget me not 今朝方ひとつめの
  小さな花が咲いたばかり ★

あなたを私より愛する人はない
それだけは自信があるけれど
私よりあなたに愛される人なら
どこかにきっとあるかも知れない
とても悲しくてはずかしいけれど
最后にお願いがあるたったひとつ
★ Forget me not お別れに鉢植えを
  部屋に残すことだけ許して
  Forget me not 忘れないで私の事
  この花が枯れるまででいいから ★
★ Repeat

05. 勿忘我
中譯: Orika

在你的對面 那個人用力地
緊摟著你的一隻手

如果我還一直緊握不放
你的手臂就要撕裂了
雖然很痛苦 但我只能選擇
以放手的方式去愛你 真對不起
★ Forget me not 在我生日那天
  你親手埋下種子的那株勿忘草
  Forget me not 今天早上剛剛
  綻放第一朵小花 ★

世上沒人比我更愛你
就這一點我很有自信 可是
世上某處肯定有某個人
比起我來 更為你所愛也說不定
雖然很悲傷很丟臉
但最後我有一個願望 唯一的願望
★ Forget me not 分手之後希望你能允許我
  把花盆留在你房間
  Forget me not 不要忘了我
  一直到那朵花枯萎為止就好 ★
★ Repeat

06. 空缶と白鷺
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: さだまさし、渡辺俊幸

白鷺が一羽 一輪の白菊の様に
汚れた河のほとりで 空缶に埋もれ
静かに 水をみつめてる

かくれんぼを知らない子供が増えたって
誰かが話してた
ひとり暮らしの老人達が増えたって
誰かがつぶやいた
僕がこんな風にお前を抱きしめている時に
何処かで誰かが お腹を空かせて死んでゆく
ああ いつだって
彼らを追いつめているのは僕だった
そう そのくせに
手を差しのべるふりするのも僕だった
それが時代の正体だと嘘を承知で
笑える程に 大人を演じ
ふと気がつけば 僕は卑怯な顔になった

世論調査では国民の九割が
中位満足してるって
何かとひきかえにこの国も
一流の服だけ手に入れた
僕がこんな風にお前を抱きしめている時に
何処かで誰かがピストルに射たれて死んでゆく
ああ いつだって
失くしたくないものたちが多すぎて
そう そのくせに
失くしたあとで気づくものばかり
それが幸福の証しだと嘘を承知で
悲しみながら 迷いながら それでも
精一杯に 誰もが 現在を生きている

2016年の夏に子供が
今の僕の歳になる
その時代は彼に自由に唄を
唄わせてくれるだろうか
卑怯な顔になって生きることに
彼が迷う頃に
僕は何かの 答えを出せるだろうか

06. 空罐與白鷺
中譯: Orika

一隻白鷺 宛如一朵白菊
在渾濁的河畔 被空罐所掩埋
靜靜地 凝視著河水

沒玩過捉迷藏的孩子日益增加
有人這麼講過
獨居老人亦日益增加
有人這麼私語
當我像這樣子緊緊抱著你的時候
在世上某處的某人 卻正空著肚子而死去
啊 時時刻刻
對他們窮追不捨的是我
對 儘管如此
作勢伸出援手的也是我
這就是時代的真貌 人人都贊同這謊言
幾乎令人發噱地 扮演著道貌岸然的大人
頓時驚覺 我已是一付卑鄙嘴臉

根據民意調查 有九成國民
滿足於目前的中等生活
究竟是以何物交易來的呢 連這個國家的人
只有最高級的一流服飾才願掏錢購入
當我像這樣子緊緊抱著你的時候
在世上某處的某人 卻正遭人槍殺而喪命
啊 時時刻刻
不願失去的東西不知凡幾
對 儘管如此
卻總是在失去之後才發現
這就是幸福的證明 人人都贊同這謊言
為之悲傷的同時亦迷失其中 即便如此
每個人卻也是竭盡所能地 活在當下

2016年夏天 我的孩子
就到我現在這個年紀了
在那個時代 是否能讓我自由地
為他而歌呢
但以卑鄙嘴臉活在人世間的我
當他迷失的時候
我又能給他什麼樣的答案呢

07. 寒北斗
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ
照れ臭くってあたたかくっていいもんだ
土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い

ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う
お袋は炊事場で酒を煮る
子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ

昔晦日にもなく 子供の顔をみつめてた
あなたの気持わかる程 大人になって去年今年

親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言
知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする

幾つになってお袋には子供は子供
酒飲むなの躰こわすなの小言いう
小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい

二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる
胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました

ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川
お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗

たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます
知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草

07. 寒北斗
中譯: Orika

無論過多少年 返鄉回家總是好的
近鄉情怯 滿懷溫情 總是好的
雖說是伴手禮但也只有這付身軀 此時正值老家的年終大掃除

沒一口氣功夫 就看到老爸張口大啖看似相當可口的魚肉凍
老媽則在灶腳那頭熱著酒
自孩提時代就擺動的 那座老式掛鐘正報著時

從前除夕時沒錢買年糕 只能呆望著小孩眼巴巴嘴饞的臉
現在我已能明白當時你的心情 畢竟歲末交接我就成年了

老爸望著掛鐘咕噥了一句 "現在時間都報不準了"唸了一句
他究竟知道不知道呀  那是遠方傳來砧板上切葱的聲音

無論過多少年 對老媽來說小孩永遠是小孩
嘴裏碎碎唸著 "別喝酒了""別把身體搞壞啦"
雖說是碎碎唸但聽在耳裏 不知為何今晚心情就是特別好

當拿出第二瓶酒壺來時 老媽已累到坐著睡著了
胸口一陣翻騰 不自覺地掉了一滴淚

偶然間抬頭仰望 橫亙在老家的窗外的是滿天銀河
宛如在激勵著我"別灰心喪志!" 寒冬中的北斗七星

就在方才我已下定決心 等過了年後我就要娶親了
你究竟知道不知道呀 壁龕裏頭輕輕搖曳的福壽草

08. 下宿屋のシンデレラ
作詞: 太田正子 / 補作詞・作曲: さだまさし
編曲: 渡辺俊幸

洗濯物に囲まれて毎日を過ごします
下宿屋の娘ですおつとめと心意気
レンガ通り抜けてゆくきらめきの女学生
憧れてため息をつく日だってありますわ
でも ひとつだけ信じてた チャンスは誰にでも
平等に与えられるはずですもの

下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ
オーデコロンはシャボンの薫り
がんばった人にはそれなりの幸せが
いつかきっと扉を叩く
空に白い雲

お伽話じゃこの後王子様が現れて
めでたしの結末を迎える訳ですが
わたくしが病いに倒れたその時に
花束とおせんべと手紙が届いたの
でも 現れたその人は どこかしらぼーっとした
あろう事かお向かいの洗濯屋さん

下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ
オーデコロンはシャボンの薫り
そんな訳で相変わらず洗濯物に囲まれて
今は子持ちのおばさんですわ
下宿屋のシンデレラ 物干台のマドンナ
オーデコロンはシャボンの薫り
子供達に囲まれてそれなりの幸せ
あなたやっぱりわたくしの王子様
空に白い雲

08. 租屋族的灰姑娘
中譯: Orika


在待洗衣物的包圍之中度過每一天
我是租屋族的女孩 懷著工作的熱情和活力
望著穿過石磚道雀躍而去的 璀璨耀眼的女學生
我是滿心憧憬啊 卻只能嘆口氣繼續過我的日子
但是 我只相信一件事
機會之前 人人平等

租屋族的灰姑娘 晒衣架的女神
身上抹的花露水是來自肥皂的芬芳
人啊只要肯努力 應得的幸福
有朝一日必定來叩門
藍天總會配白雲

在童話故事中 後來總會有白馬王子現身
照理應該要迎來可喜可賀的結局不是嗎
可是當我病倒住院那時
收到了花束、仙貝和情書
但出現在我面前的那個人 在哪兒見過呀 我呆了半晌
真有這種事嗎 居然是對面的洗衣店老闆

租屋族的灰姑娘 晒衣架的女神
身上抹的花露水是來自肥皂的芬芳
由此之故 我依然不變地處於待洗衣服的包圍之中
現在已是兒女成群的老太太了

租屋族的灰姑娘 晒衣架的女神
身上抹的花露水是來自肥皂的芬芳
在孩子們的包圍下 得到我應得的幸福

你果然是我的王子
藍天總會配白雲

09. 玻璃草子
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

ぬばたまの君が黒髪の 褥に貸せるこの腕の
躰温も未ださめやらで 後朝の別離する

侘びぬれど 恋は水無瀬川 君ならでみだるべくもなく
振り向けば朝降る雪に 散りまどふ梅の白

★ あはれ君に咲く愛は
  玻璃細工の花なりき
  手折りなば 割れるいとしさよ
  その指を切る かなしさよ ★

逢ひみての後の想ひこそ生命より深きものなれど
現世の人は生まれ来て果つるまでただひとり
足曳きの長き山道を君ひとりいかにか越ゆらむ
振り向けば君が振る腕に 散りまどう雪の白

  あはれ君に降る雪は
  玻璃細工の夢なりき
  掌に落ちて とけもせず
  また積もるほど 降りもせず

★ Repeat

09. 玻璃草子
中譯: Orika

君髮烏黑似烏羽玉 以之為褥 吾臂借君為枕
枕溫衾熱尚未寒  已臨翌朝之別離

心雖悵惘 然戀乃伏流暗河 若非以君故 當不至凌亂
回首來路朝雪漫飛 零落紛亂梅之白

★ 嗟呼為君所綻之相思
  乃玻璃精雕之花
  攀之即碎 憐之甚也
  刺傷君指 哀之甚也 ★

幽會繾綣 繼而思慕 勝於命之深切
現世之人自生至死 亦不過一身之軀矣
足履漫長山徑 何以落君一人在後 獨自前行乎
回首見君振臂揮別 紛落衣袖雪之白

  嗟呼為君所落之飄雪
  乃玻璃精雕之夢
  落於掌中 不復溶化
  尚復積疊 不復飄落

★ Repeat

10. 春雷
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

はじめは小さな雲だった
それが少しずつ拡がって
やがて大空を埋め尽くして いま春の嵐

嘘なら嘘で許せる
つかねばならない時もある
誰かを傷つけたにしても
知らずにだったら仕方もない
悲しいのはお前の胸
悲しい人達みたいに
薄い愛で重ね着して
心は凍えてるのに

稲妻が空を切り裂けば
黒雲は胸を圧しつぶせ
季節よ果てろ 時よ流れろ 心吹きとばせ

自分さえもだまして生きられる
おまえの心がわからない
女が女でなくなれば
男は男でいられない
例えるなら女は枝
例えるなら男は花
おまえは美しく枯れてゆけ
僕は美しく散ってゆく

10. 春雷
中譯: Orika

最初是小小的雲朵
然後一點一點地擴張
頃刻間便籠罩了整個天空 此刻是春天的暴雨

既是謊言便能以謊言原諒
人也有不得不說謊的時候
即便因此傷害了誰
既是非有意為之也莫可耐何
悲哀的是你的胸口
就像悲哀的人們一樣
以單薄的愛情一件一件疊穿
明明心就受著寒凍

閃電割裂了天空
烏雲壓碎了胸膛
季節啊終結吧 時間啊流逝吧 刮走我的心吧

連自己也騙得過就能茍活下去
我實在不了解你的心
女人若不能像女人
男人也不能當男人
就好比說女人是枝枒
又譬如說男人是花朵
你是美麗地逐漸枯萎
我是美麗地逐漸零落

11. 道の途中で (ON THE WAY)
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

リラ冷えの朝に 旅立つ君へ
今迄の愛を込めて 唄を贈ろう
君の道程は 三叉路ばかり
迷って傷ついた時 思い出してくれ
ON THE WAY
僕等はいつでも 道の途中
ON THE WAY
喜びも悲しみも 季節の様に巡り巡る

★ さよなら 君に会えてよかった
  さよなら 君が好きでした ★

誰かの言葉や 時代の嘘で
その微笑みやこころを 曇らせぬよう
君は君らしく 生き抜いてくれ
僕は僕のとおりに 歩いてゆくから
ON THE WAY
僕等はいつでも 道の途中
ON THE WAY
力の限りに 時の流れを生きて生きて

さよなら また会う日まで
さよなら 君に幸あれ

★ Repeat

11. 旅途中
中譯: Orika

春寒料峭的早晨 給啟程旅行的你
灌入至今為止的愛 送給你一首歌吧
在你前方的路途 盡是三叉路
當你迷失受傷的時候 請回想起來吧
ON THE WAY
我們永遠都在旅途之中
ON THE WAY
無論歡喜或悲傷 都像四季更迭一樣巡迴再巡迴

★ 再見了 遇見你真好
  再見了 我好喜歡你 ★

別讓某個人說的話 和時代的謊言
讓你的微笑和心靈蒙上陰霾
堅持用你自己的方式 努力活下去吧
而我也會照我自己的樣子 走下去的
ON THE WAY
我們永遠都在旅途之中
ON THE WAY
盡其所能 在時光洪流中活下去活下去

再見了 直到再會那天
再見了 祝你幸福

★ Repeat

12. 名もない花
作詞・作曲: さだまさし

請見上文<song 01>

12. 沒有名字的花朵
中譯: Orika