惠百福(たくさんのしあわせ) |
惠百福 |
01. 約束の町
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
★ 君に目指す町はありますか
そこは遠い町でしょうか
遠いのは距離ですか
それとも心ですか ★
僕には目指す町がある
君が待っている筈
遠いのは距離でしょうか
それとも心でしょうか
あの町が遠ざかる
今の自分に疲れて
人と書いて夢と書いて
儚いと読む夜があるんだ
歩いても歩いても歩いても
遠ざかるような日がある
それでも歩くのはやめない
君と約束したから
約束のあの町まで
時間までに行けるだろうか
それより君はその場所で
まだ僕を待ってるだろうか
君も今この空を
見上げているのだろうか
人と書いて幸と書いて
倖せと読む夜もあるから
誓うことはたやすいこと
叶わないのもよくある
ただ嘘にならないよう
走り続ける生命もある
君も今この空を
見上げていると思う
人と書いて幸と書いて
倖せと読む夜もあるんだ
★ Repeat
|
01. 相約之城
中譯: Orika
★ 世上有沒有以你為目標的城市呢
那是個遙遠的城市嗎
遙遠的是距離嗎
抑或是心呢 ★
對我來說 我嚮往的城市
有你在那兒等著我
遙遠的是距離嗎
抑或是心呢
那座城市如此遙遠
對於現在的自己感到疲憊
寫下人字旁再加上一個夢字
讀作儚(日文意為虛幻) 也有這樣的夜晚
再怎麼走再怎麼走再怎麼走
仍舊遙不可及 也有這樣的日子
即便如此 腳步也不停歇
因為是和你約好了的
直到我們約定的那座城市
在我們約好的時間之前 到得了嗎
更重要的是 你依然會在那個地方
等著我嗎
你現在是否
也正仰望著天空呢
人字旁再加上一個幸字
讀作倖(日文意為幸福) 也有這樣的夜晚
要對天發誓再容易不過
但通常無法兌現
單純只為了不讓它淪為謊言
而持續不斷奔馳著 也有這樣的生命
我想 你現在
也正仰望著天空吧
人字旁再加上一個幸字
讀作倖 也有這樣的夜晚
★ Repeat |
02. つばめよつばめ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
全ての試合に勝って欲しいとは 言わない思ったこともない
頑張ってるのはちゃんと知ってるが
半分くらいだったら勝てるんじゃない?
勝った負けたは世の習い どこに負けてもいいんだでも
自分にだけは負けたくないんだ
自分にだけは負けたくないんだ
つばめよつばめ
愛しき燕
明日こそ
勝利を我らに
良い助っ人を連れてくれば 何年か後は敵に廻る
必死で生え抜き育てても
いつしか気づけば敵のベンチに居るんじゃない?
投手が良い時何故打てないのか
打っても何故だか打たれて負けてる
巡り合わせか運なのか それともおいらが悪いのか
つばめよつばめ
愛しき燕
今日こそ
奇跡を我が手に
学生野球の間借りだけど 神宮の空に羽ばたくんだ
家族のように支え合う
仲良しチームもファンも人が好すぎるんじゃない?
惜しまず手を抜かないプレーで 誰に負けてもいいんだでも
自分にだけは負けたくないんだ
自分にだけは負けたくないんだ
つばめよつばめ
愛しき燕
今こそ
勝利を我らに
つばめよつばめ
愛しき燕
今こそ
奇跡を我が手に
つばめよつばめ
愛しき燕
今こそ
しあわせを我らに |
02. 燕子呀燕子
中譯: Orika
希望所有的比賽全都獲勝 沒有這種不能言說的想法
正在努力的是 雖然明知實力的懸殊
只要有一半的勝率 就能贏得勝利不是嗎
勝敗乃兵家常事 在某處輸了也沒關係
唯獨不想輸給自己
唯獨不想輸給自己
燕子呀燕子呀
心愛的燕子
就在明天
勝利屬於我們
帶來了得力的助手 幾年後卻轉身成了敵人
拚命一手拉拔 栽培成材
有天卻赫然發現 對方居然成了敵隊的領隊?
投手為何在絕佳時機不打擊呢
就算擊出了 為何被擊中了結果輸球了
是風水輪流轉嗎還是運氣不好呢 還是咱們自己不好呢
燕子呀燕子呀
心愛的燕子
就在明天
奇跡一手在握
雖然練球場地是跟學生棒球租借來的 卻得以在神宮的天空大展身手
像家人一般互相扶持
感情融洽的隊伍 還有粉絲們 對人也未免太親切了吧
不惜一切不留一手的搏命演出 就算輸給任何人都沒關係
唯獨不想輸給自己
唯獨不想輸給自己
燕子呀燕子呀
心愛的燕子
就是現在
勝利屬於我們
燕子呀燕子呀
心愛的燕子
就是現在
奇跡一手在握
燕子呀燕子呀
心愛的燕子
就是現在
幸福屬於我們 |
03. ガラパゴス携帯電話の歌
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
青々と杉玉掲げて蔵の暮れ
新酒できました
香り開きました
四合瓶抱いて
旅に出たいね
◆ 飛び乗った夜汽車の窓の僕の顔
悲しい帰郷を
忘れず生きてきた
夜汽車も昭和の
向こうに去った
みんな昔の向こうに消えた ◆
★ 古いものが全て悪いものではなく
新しいものがみんな良いものでもない
老いも若きも男も女も
良し悪しはそれぞれ違うでしょう
壊れてないのに使い捨てる時代だから
素晴らしいものは
むしろ心の中にある
しあわせまで
使い捨てないでね ★
ところで僕の携帯はガラケーで
笑う人があるけど
これで話は通じる
画質は悪いが写真も撮れる
メールだって出来る
スマホはいいけど少し怖いんです
だって日本中の人が
掌しか見てない
掌の中だけに
世界が有るようで
得体の知れないものに支配
されてるようで
数字の(1)辺りのキイは
既に割れつつあるし
落っことす度に心が
蒼く凍り付くんです
こいつが最後なんです
こいつが壊れてしまったら
もうガラケーは
此の世から消えるんです
どなたかガラケーの
新品を
作ってくれませんか
欲しい人は多い筈
どなたかガラケー作ってくれませんか
★ Repeat
◆ Repeat |
03. 加拉巴哥手機之歌
中譯: Orika
撩起新近掛上門簷依然青翠的杉玉 酒廠的年度
新酒已釀製而成
一開瓶香味四溢
懷裏抱著四合瓶
想要去旅行了呢
◆ 跳上夜班火車 車窗上映照出我的臉
不曾忘卻返鄉的傷感
而一路活了過來
夜班火車也 在昭和的另一端
悄然遁去了
一切都消失在昔日的彼端 ◆
★ 老舊的東西並非全然不好的
嶄新的東西也不是全是好的
無論男女老少
孰優孰劣 人各不同吧
畢竟現今是 就算東西還沒壞 卻仍用完就丟的時代
最美好的事物
倒不如還是留在心裏得好
直到獲得幸福為止
用完了也請別丟棄 ★
話說 我的手機是功能型的傳統手機
雖然也有人笑我跟不上時代
可用它不但可以通話
畫質雖不佳卻也能拍照
還能發送mail
智慧型手機好是好但有一點點可怕
因為 全日本的人
只顧低著頭直盯自己的手掌
好像這個世界只存在於
手掌之中
好像被某種莫名其妙的東西
支配了人生
我的手機上 數字(1)按鈕的邊緣
已經破損了
每當想著要丟掉時 我的心
就瞬間結凍成一片冰藍
這玩意兒可是碩果僅存呢
要是這玩意兒壞掉了
傳統手機就要
從這世上消失了
有哪一家廠商
願意為我
推出新的傳統手機呢
想要的人應該不少
有哪一家廠商願意生產呢
★ Repeat
◆ Repeat |
04. GENAH!
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
★ あっかとばい のんのかばい
あっかとばーい かなきんばい
おらんださんからもろたとばい
おらんださんから
もろたーとばーいばい ★
そこあいとっと
んにゃとっとっと
あいとるやかね
もうすぐきなっと
さきばっとらんね
だいのきなっとね
だいのきなったっちゃよかやかね
ばってんあいとっけんいいよっとよ
もうすぐきなっていいよろが
きなるまでならよかやかね
そげんならんごととっとっとやけん
どうまたおうちはおうどかね
うんにゃおうちのほうがおうどかよ
とっとっとげな
とっとっとげな
とっとっとげな
とっとっとげな
すわられんならかえらんば
こんげんなったらかえらんば
そらそんげんたい
そらそんげんたい
そこっとっとっとんなっと
GENAH!
GENAH!
★ Repeat
なんかすーすーすっ
んにゃすーすーしぇん
あとせきのわるか
だいねあけたとは
すーすーせんよじぇんじぇんしぇん
ごめんばってんしめてくれんね
もうすぐしむっていいよろもん
かぜばひいたらどうすっと
あら馬鹿は風邪ひかんて
きいたばってん
馬鹿でん夏風邪はひくとげなばい
そこまで言うとね涙んづっ
なんでんづっだけしあわせたい
すーすーすっげな
すーすーすっげな
すーすーすっげな
すーすーすっげな
身体は大事にしならんば
そろそろ仲良うしならんば
そいが人間たい
そいが人間たい
もう仲良うすーすーすっ
GENAH!
GENAH!
★ Repeat
GENAH!
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04. 大概吧!
中譯: Orika
★ 紅孜孜的喲 真水喲
紅孜孜的喲 金巾喲
從荷蘭人那兒得到的喲
從荷蘭人那兒
得到的喲 的喲 ★
這個位子空著嗎?
不 已經有人了
不是還空著嗎
馬上就會有人來了啦
你該不會給我佔位吧?
有人會來啦
誰來都好啦
可就是還空著我才會這麼問呀
不是跟你說人馬上就來了嗎
那我坐到人來之前可以吧
就是不想那樣 所以才要佔位嘛
搞什麼啦 你這人真的很囂張耶
才沒有呢 囂張的是你才對吧
好像有人坐了喔
好像有人坐了喔
好像有人坐了喔
好像有人坐了喔
如果不能坐的話 那我就得回去了
這麼一來就得回去了
是那樣沒錯
是那樣沒錯
誰教你佔住了位子
大概吧!
大概吧!
★ Repeat
總覺得哪邊一直嘶啊嘶地
哪有 才沒有嘶啊嘶地
門沒有關好啦
是誰啦 把門打開了
哪有嘶啊嘶地 完全沒有啊
歹謝哦 但你沒替我關上啊
不是說馬上就要關上了嗎
要是感冒的話要怎麼辦
笨蛋才不會感冒咧
聽人家說
就連笨蛋也不會在夏天感冒
這種話你居然說得出口 我要流眼淚了啦
什麼都給它流一流啦 就會爽快啦
嘶啊嘶地
嘶啊嘶地
嘶啊嘶地
嘶啊嘶地
身體非顧好不可呀
咱倆差不多變成好麻吉啦
人就是安捏啦
人就是安捏啦
已經變成好麻吉了吧
大概吧!
大概吧!
★ Repeat
大概吧! |
05. 詩島唄
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
海賊に憧れたことは無かった
ヒーローにも憧れない子どもだった
超能力など持たない十五少年漂流記や
トムやハックや
ロビンソン・クルーソーに憧れてたんだ Baby
歌い手に憧れたことも無かった ところが
何故か歌が売れてお金が入った
金を貯めたら駄目になる全部
遣わなきゃ人間駄目になるから
憧れの無人島買ったんだけど OK?
なんとこの島に伊能忠敬も上陸してた びっくりした
それに周りは真珠筏だらけ 綺麗な海だ
海を汚したくないから
浄化槽の値段は島の倍もした 腰抜けたぜ Baby
島に天神様 お招きして
船買ってロッジもバンガローも建てて
お金は綺麗に無くなり
前にも増して歌い続ける
ありがてーことになった訳だぜ Baby
その後何故かもっともっと売れて
思い上がってホーバークラフト買った 直ぐオヤジが壊したけど
何しろお金は貯めたら
人間が駄目になるから
ついに中国に行って映画を撮ったわけさ うははは
後は言わなくても解ってるだろう Baby
海賊王じゃなくて借金王になったんだぜ Baby
それから後は歌って喋って歌って喋って
歌って生きてきた みんなありがとう
あれから30年以上過ぎた
綺麗な島も古寂びてしまった
今ならまだ 頑張れるはず
最後のチャンスかもしれないぞと
また借金して島をリフォームした
なんということでしょう
もういいだろう仲間達と遊ぼう
釣りしてゴルフして酒呑んで花火上げて
冬は暖炉に火を入れて テラスで呑んで騒ごう
頑張って頑張って
生きてきたんだから
これがまた俺の生き甲斐になる訳さ Baby
これからまた歌って喋って歌おう
島の夕日を見ながら
眠る事が出来たら
しあわせだ (彌榮)
台風の夜は読書で過ごそう Baby (彌榮)
夜光虫の光る海で泳ごうぜ Baby (彌榮)
春は磯でアオサ摘み
夏はワタリガニで一杯 (彌榮)
夜は銀河の流れ星数えようぜ Baby (彌榮)
突っ張って笑って働いてきたんだ (彌榮)
苦しさを楽しんで生きてきたんだ Baby (彌榮)
島の夕日を見ながら
乾杯しようぜ (彌榮)
帰りは空港まで船で送るぜ Baby (彌榮)
ららら…
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05. 詩島之歌
中譯: Orika
我是個不曾憧憬過海盜
也不崇拜英雄的孩子
反之 沒啥超能力的十五少年漂流記啊
湯姆啊 哈克啊
還有魯賓遜漂流記 才是我所嚮往的啊 Baby
不曾憧憬過歌手 可是
不知怎地歌曲就賣座了也賺了錢
但一有了存款 我這個人就會秀逗
只要一有錢就非得全部花掉不可的人 真糟糕耶
倒是買下了從小嚮往的無人島 OK?
什麼 伊能忠敬曾登陸過這個島 可真教人吃驚
而且四周全是珍珠養殖筏 乾淨到不行的海
因為不想污染海洋
安裝淨化槽所花的錢是買這座島的一倍 喔腿軟了耶 Baby
恭迎天神坐鎮島上
買了船 蓋了小屋啊 別墅啊
把錢花得一乾二淨
然後比之前更賣力地繼續唱歌
倒也成了美事一椿 Baby
那之後也不知怎麼搞地我的歌更加大賣
於是志得意滿起來買了氣墊船 雖然馬上就被老爸給弄壞了
不管怎樣我呀只要一有存款
整個人就會渾身不對勁
於是終於跑到中國拍了電影啦 哇哈哈哈
後來的事不說你們也知道了吧 Baby
不是成為海賊王而是成了借錢王了耶 Baby
於是之後只好不斷唱歌講話唱歌講話
就這麼唱著唱著一路活過來 感謝大家垂愛
那之後又過了30年以上
美麗的島嶼也變得老舊了
趁現在還來得及 應該還能拚上一把
或許是最後的機會了喔
於是再一次借錢為小島進行了改造
大概就是這麼回事
已經改造得差不多了吧 和朋友們一起來玩吧
釣釣魚 打打高爾夫 喝喝酒 放個煙火
冬天就在暖爐裏升起火 在陽台喝個痛快大聲喧鬧吧
畢竟我可是很努力很努力
活到現在了呀
這就是我的生存價值所在了吧 Baby
今後仍舊繼續唱歌講話唱歌吧
如果能一邊望著島上的夕陽
安然睡去的話
就太幸福了 (萬歲!)
颱風夜就看看書打發吧 Baby (萬歲!)
在夜光蟲發亮的海中游泳吧 (萬歲!)
春天在礁石上摘摘石蓴
夏天就來大啖梭子蟹 (萬歲!)
晚上就數數銀河中的流星吧 (萬歲!)
使出全力歡笑工作一路走過來了 (萬歲!)
享受痛苦一路活過來了 (萬歲!)
一邊望著島上的夕陽
呼乾啦 (萬歲!)
回程我開船送你們到機場吧 (萬歲!)
啦啦啦… |
06. たくさんのしあわせ
作詞・作曲:さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
無駄に歳喰った訳でもないでしょうよ
酸いも甘いも噛み分けて
あれが嫌いの
これが憎いの
言わないのよヘソ曲げないのよ
辛いことだけ数えちゃ駄目でしょ
しあわせいくつかあったはず
あれで損した
これで傷ついた
言わないのよ過ぎたなら笑いましょ
★ ほらほらそしたら しあわせくるよ
魔法の呪文は ありがとう ★
◆ しあわせあげましょ 隣へまわしましょ
いつかまたここに 帰って来るでしょう ◆
腹が立つこと色々あるけど
ここが我慢のしどころで
あれがバカだの
これがアホだの
切れないのよそっと諭すのよ
悲しいことも沢山あるけど
支え励まし勇気づけ
生まれて生きて
良かったんだと
思いましょ人生それでいい
★ Repeat
● しあわせあげましょ みんなにまわしましょ
いつかまたここに 帰って来るでしょう ●
◆ Repeat
● Repeat
◆ Repeat |
06. 幸福洋溢
中譯:Orika
人並不是白白任歲月啃食對吧
酸澀也好甘甜也好都要一一咀嚼
討厭那個
憎恨這個
不說了啦 不鬧彆扭了啦
不能只去計算辛苦的事吧
應該也有不少幸福時刻吧
因那個而受創
因這個而受傷
不說了啦 事情過了就一笑置之吧
★ 你瞧你瞧這麼一來 幸福就會來了呀
具有魔力的咒語是 感恩啦 ★
◆ 給你幸福吧 交給旁人傳遞下去吧
有一天又會回到這兒來吧 ◆
讓人火大的事層出不窮
而這恰是該容忍的地方
那個很蠢
這個很笨
不要崩潰呀 悄悄地曉以大義啊
悲傷的事雖然也很多
支持鼓勵 附上勇氣
生而為人
真的很棒
這麼想吧 人生只要這樣就行
★ Repeat
● 給你幸福吧 交給大家傳遞下去吧
有一天又會回到這兒來吧 ●
◆ Repeat
● Repeat
◆ Repeat |
07. 秋蘭香
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
菊の花よりも
昏き淵より匂い立つ
その花の名前を
知りもせずにときめいてた
あなたの名前を
初めて知った時に
その花の香りを
思い出して息を止めた
出会った時から
とても懐かしくて
ふと薄紫色の
風が吹き抜けた
★ 遠い昔から
探し続けていた人は
秋の花のように
気づかないうちに
掌で咲いていた ★
時は過ぎてゆく
冬を春を夏を越えて
秋の日の名前を
思い出せない時は来る
しあわせ悲しみ
比べずに生きられたら
美しいあなたの
面影は色褪せない
出会った時から
とても懐かしくて
いつも花の香りの
風が吹いていた
別れ行く時に
きっとあなたを呼ぶだろう
その愛の名前
胸の奥できっと呟くだろう
★ Repeat
|
07. 秋蘭香
中譯: Orika
較之菊花
較之幽暗深淵 猶為芬芳馥郁
雖不知曉
此花之名 卻已然心動
初次聽聞
你的名字時
我想起了
那花的芳菲 不由得為之屏息
自相遇之初
即懷念不已
輕拂而過
薄紫色的薰風
★ 從很久之前
便一直尋尋覓覓的人
如秋之芳華
未曾覺察之間
已在掌心中綻放 ★
時光荏苒
經冬歷春又越夏
終有一日 吾將不復記憶
那生於秋日的芳名
不算計幸福或悲哀
便能在世間活下去
美麗的你
容顏不曾褪色
自相遇之初
即懷念不已
總是吹送著
一縷花香的薰風
臨別之際
定能叫出你的名字吧
那摯愛的名字
定會在內心深處呢喃吧
★ Repeat |
08. 避難所の少年
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
避難所で会った少年は
静かな目をして
遠い海を見てた
凍える手でおむすびを
僕に手渡して
笑ったあの子だった
◆ 帰れない町を故郷と呼び
何も無い場所を我が家と呼ぶ ◆
★ 数えられるくらいなら悲しみと呼ばない
過ぎ去ったから もう振り向かない
人は弱く人は強い
僕は何も出来ず
ただ小声で歌うばかり ★
大統領が広島に来たとき
街角でプラカード掲げた
少年が居た
広島へようこそと
曇りの無い文字で書かれていた
不覚にも涙がこぼれたのは
故郷の夏のあの日を思い出して
★ Repeat
◆ Repeat
帰ろう必ず故郷へ
過ぎ去ったから もう振り向かない
人は弱く人は強い
僕は何も出来ず
ただ小声で歌うばかり
避難所で会った少年は
静かな目をして
遠いしあわせを見てた |
08. 避難所的少年
中譯: Orika
在避難所遇見的少年
用沈靜的眼神
望著遠方的大海
然後用凍僵的手 遞給我
一個飯糰
臉上掛著笑的那個孩子
◆ 無法歸返的城鎮 名曰吾郷
一無所有的所在 名曰吾家 ◆
★ 若能算得清的話 就不叫悲傷了
過去的就讓它過去吧 不再回頭顧盼
人既脆弱 卻又堅強
我什麼事也做不了
只能低聲吟唱 ★
當美國總統訪問廣島的時候
街角各處高舉著標語
少年也在其中
"歡迎蒞臨廣島"
上頭寫著不帶一絲陰霾的開朗文字
讓人不自覺地掉下淚的是
回想起故鄉夏日的那一天
★ Repeat
◆ Repeat
回去吧 必定要回到故鄉
過去的就讓它過去吧 不再回頭顧盼
人既脆弱 卻又堅強
我什麼事也做不了
只能低聲吟唱 ★
在避難所遇見的少年
用沈靜的眼神
望著遠方的幸福 |
09. いにしへ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
翠巒(すいらん)の奥駆道に
千数百年立ちたまふ
大杉の根の石仏
なんとやはらに笑みたまふ
ほんのすこうし いのちのことなど
教えたまへと手を合わせれば
ひと眠り ひと眠り
いのちのありかは ひと眠りの中
されども惜しき命あり
ただひたすらに生きたまへ
碧山に降る滝の間に
数千万年立ちたまふ
巌の麓の石仏
なんと微かに笑みたまふ
ほんのすこうし こころのことなど
教えたまへと手を合わせれば
ただ一途 ただ一途
こころのありかは ひたすらの中
ひたすらひたすら生きたまへ
ただの一途に生きたまへ
ああ
いにしへの道が私に繋がっている |
09. 亙古
中譯: Orika
翠巒層疊的大峰奧驅道上
位於巨杉根部
屹立了千百年的的石佛
帶著何等靜謐的一抹微笑
為求牠 稍加指點 關於生命的一星半點
因而雙手合十祝禱的話
「孤枕獨眠 孤枕獨眠
生命的真諦 即在孤枕獨眠之中」
然而 既然擁有值得去愛惜的生命
但求專心致志去活
在水碧山青中傾洩而下的瀑布之間
位於峰巖山麓下
屹立了千百年的的石佛
帶著何等隱秘的一抹微笑
為求牠 稍加指點 關於心靈的一星半點
因而雙手合十祝禱的話
「心無旁鶩 心無旁鶩
心靈的真諦 即在全神貫注之中」
專心致志專心致志地去活吧
但求心無旁鶩去活
啊啊
通往亙古之路 與我相繫 |
10. 潮騒
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸
音も無く過ぎゆく飛行機が
遠く真白な線を引く
明日は雨になるだろうか
季節の開く音がする
息を継ぐ風の隙間から
青瑠璃色(ラピスラズリ)の鳥が啼く
向こうの浅瀬を噛む波が
思い出を数えはじめた
★ 喜びは数えない
悲しみも数えない
泣けるだけ泣けたなら
それで良いと思う ★
寄せては返す潮騒は
時の過ぎてゆく息吹か
遙か岬の灯台に
灯りが入ったようだ
子供の頃なら計らない
しあわせの重さなどを
計るから見失ってしまう
大人という名のおろかさ
しあわせは数えない
ふしあわせも数えない
いつの日か笑えたなら
それで良いと思う
★ Repeat
|
10. 潮騷
中譯: Orika
無聲掠過天際的飛機
遠遠拉曳出一條純白的線
明天會下雨嗎
發出季節拉開布幕的聲音
從風兒暫時歇息的間際之間
瑠璃青色的鳥兒宛轉啼鳴
一點一點啃著彼方淺灘的波浪
開始數起了回憶
★ 喜悅無法計算
悲傷亦無法計算
如果能盡情哭個痛快
我想那已足夠 ★
拍上岸又退回的潮騷是
時光流過時的氣息嗎
遠方岬角上的燈塔
彷彿點起了燈光
小時候並不去測量
因為量測了幸福的重量
而錯失掉了幸福
這是身為"大人"才有的愚昧
幸福無法計算
不幸亦無法計算
只要有朝一日能夠歡笑
我想那已足夠
★ Repeat |