ALBUM 24. 心の時代 1998.09.23

01. 心の時代 
02. クリスマス・ローズ 
03. 驟雨 
04. 君が選んだひと 
05. 秘密 
06. 神の恵み~A Day of Providence~ 
07. 不器用な花 
08. こころとからだ 
09. 都府楼 
10. 航跡
11. 白夜の黄昏の光

*滑鼠點擊日文歌詞中的變色字串,可參看相關註解。
*如欲轉載中譯歌詞,請註明出自織歌蟲網站,謝謝。

 

心の時代

心的時代

01. 心の時代
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

いつまでも夢を 追い続けていたい
誰でもがきっと おんなじだと思う
でも夢まで遠い 果てしなく遠い
眠れない時代を 僕は生きてる

いつまでも君を 愛し続けていたい
それはウソじゃない でも少しだけ怖い
愛するって事の ホントが判らない
愛せない時代を 僕は生きている

誰か教えてよ
あきらめずに済むやりかたがあるなら
せめて学び方を
生きることの意味と 素晴らしさを
一度きりの生命を ささやかに生きたい
君とふたりで

いつまでも笑顔 持ち続けていたい
どんなに辛くても 少しもひるまずに
でも笑顔が軽い 悲しいほど軽い
笑えない時代を 僕は生きてる


いつまでも君を 守り続けていたい
それは心から でも少しだけ怖い
守り続ける事の ホントが判らない
護れない時代を 僕は生きている

誰か みつけてよ
誰も傷つけ合わない世界を
心の時代を
生きることの意味と美しさを
一度きりの生命を ひたすらに生きたい
君とふたりで

いつまでも夢を 追い続けていたい
いつまでも君を 愛し続けていたい

01. 心的時代
中譯: Orika

想要一直追夢到永遠
我想所有人一定都是一樣的
然而達成夢想太遙遠 無止盡地遙遠
我活在 不眠不休的時代

想要一直愛你到永遠
那並非謊言 可卻有一絲可怕
所謂的愛情 難判真偽 
我活在 無法去愛的時代

誰來告訴我吧
倘若有一種方法可以堅持不懈地去完成
至少告訴我 如何去學習
還有活著的意義和 其中的美好
想要僅此一次的生命 活得簡簡單單
和你 兩個人一起

想要一直保持笑容到永遠
再怎麼辛苦 也絲毫不退怯
可是笑容如此輕薄 比悲傷更輕薄
我活在 笑不出來的時代

想要一直守護你到永遠
那是出自真心 可卻有一絲可怕
所謂的守護 難判真偽 
我活在 無法守護的時代

誰來找找吧
找到沒有人會互相傷害的世界
找到心的時代
還有活著的意義和 其中的美好
想要僅此一次的生命 活得一心不亂
和你 兩個人一起

想要一直追夢到永遠
想要一直愛你到永遠

02. クリスマス・ローズ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 石川鷹彦

思い出の輪郭が 少しずつほどけてくると
思い出は全て 美しくぼやける もののようね
久しぶりに あなたの 故郷を訪ねたら
何故だか あの頃よりも 暖かくて 泣きそうになるわ

金色の麦畑の中を ただまっすぐに
一筋の小径が 地平線まで 伸びていたね
ふたりきりで 手をつなぎ 歩いたあの頃
その道は 「永遠」まで 続くと 信じていた

あなたと暮らした 小さな川の
畔の小さな家は
あの頃のまま 時間を止めて
私を 待っていた

見知らぬ人がささやかに暮らしてる 家の庭の
片隅にはあの頃よりも大きく 育った 桜
桜、桜、あなたが 植えた花が あんなに
綺麗に 咲いているよ 嬉しくて 泣きそうになるわ

雪解けで水かさが増している 小さな川の
跳ね橋の上をゆくひとがそっと私を見ているわ
思い出とは こうして 振り返るだけでなく
昔を 許すために 少しずつ 育つものらしい

思い出したわ あの頃そっと
私が植えた花を
桜の下の 木陰のあたり
ほら まだ咲いてる

まるであなたに 抱きしめられた
あの日の私のように
涙を止めて 時間を止めて
私の クリスマス・ローズ

忘れないで 居てくれたのね 二人の クリスマス・ローズ

02. 聖誕玫瑰
中譯: Orika

回憶的輪廓 一點一點地鬆綁了
回憶中的一切 都彷彿美得好朦朧對吧
睽違許久 重訪你的故鄉
不知何故 比起當年 還更加溫暖得讓人想哭哇

在金色的麥田中 有一條筆直的小徑
直直地延伸到地平線那頭對吧
當年我們兩個人手挽著手 走在那小路上
我們相信 那條路通往「永遠」

和你一同生活過的 那棟臨著小河的
我們小小的家

和那時候一模一樣 止住了時光
在原地等待著我

素昧平生的人們在這裏過著簡樸的生活 家中院子的
一角種著櫻花樹 比起當年長得更高大了
櫻花呀櫻花、當年你所栽種的花朵 現在盛開得如此
美麗呢 真教人欣慰得想哭哇

融雪使得小河的水量大增 
小河吊橋上的行人 偷偷望著我
所謂的回憶 就如同這般 似乎不單單只是回顧
而是為了原諒過往 一點一點地成長


我回想起來了 那時候我偷偷
種下的花朵
在櫻花樹下的樹蔭周圍
你看 還開著呢

恰似那一天被你擁在懷中
的我一樣
止住淚水 止住時間
我的 聖誕玫瑰


請別忘記 曾相伴過呢 我們倆的 聖誕玫瑰 

03. 驟雨
作詞・作曲: さだまさし / 編曲:吉田弥生

忘れていた 梔子の香りそよいだ
多分あなたの 心に 気がついていた
受話器置いて 窓をあけて胸をふさいだ
音もなく降る雨の音に 怯えた
何処か遠い町へ行きたい
今すぐ 旅立つ 鳥になりたい
そこであなただけを 想って生きよう
水辺に静かに 咲く花のように

忘れていた 梅の実が青く揺らいだ
子供の頃の自分を ふと思い出した
少しだけ 父と母に すまない気がした
音もなく吹く風の音に 疲れた
何処か遠い町へ行きたい
今すぐ 流れる 雲になりたい
そこであなただけを 想って生きよう
水辺に静かに 咲く花のように

忘れていた 紫陽花は色を移した
多分あなたの 心に

03. 驟雨
中譯: Orika

遺忘已久的 梔子的芬芳飄蘯而來
大概 曾經意識過你的心
放下電話話筒 開了窗讓胸中塞滿那馥郁
害怕無聲落下的雨聲
想前往某個遠方的城市
想成為一隻即刻啟程的飛鳥
在那兒心繫你一人而活吧
宛如靜靜開在水邊的花朵

遺忘已久的 梅子青澀地搖曳著
猛然想起小時候的自己
覺得有一點對不起父母
厭倦無聲吹拂的風聲
想前往某個遠方的城市
想成為一朵即刻漂流的浮雲
在那兒心繫你一人而活吧
宛如靜靜開在水邊的花朵

遺忘已久的 繡球花所為之染色的

大概 是你的心

04. 君が選んだひと
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 倉田信雄

そう 約束したね もしもふたりが
違う道を歩く日が来ても
どんなときにも 助け合えると
それだけは 信じよう
(Um〜)全てを包むような
向日葵のような笑顔が 今日から
僕のものじゃないのは
どこか とても切ないけれど
君が選んだひとの 笑顔を護れますように
苦しいときこそ 辛いときこそ
その手を 離さないで

そう 白いドレスの 君の笑顔は
僕も見たことがないほどに
この日の為に とっておきだね
妬けるほど 綺麗だよ
(Um〜)切ないはずなのに
何故か嬉し涙が溢れるよ
僕のことじゃないのに
どこか とても幸せなんだ
不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく
苦しいときこそ 辛いときこそ
いつでも 君の味方
生きてゆくことは 辛いことばかり
けれどひとは 独りきりではない
君が選んだひとの 笑顔を護れますように
苦しいときこそ 辛いときこそ
その手を 離さないで
不思議だね こうして 恋が愛に変わってゆく
君が選んだひとの 笑顔を護れますように

04. 你所選擇的人
中譯: Orika

沒錯 我們說好了的 如果有一天
我們兩個人踏上了不同的道路
無論什麼時候 都要互相幫助
只須相信這一點就好
嗯〜 你那彷彿包容一切的
向日葵一般的笑容 從今天起
不再屬於我
雖然莫名地覺得好難受
但為了去守護 你所選擇的人的笑容
特別是痛苦的時候 特別是辛苦的時候
請別放開你的手

沒錯 身披一襲白紗的 你的笑容
連我也不曾見過
是為了這一天 特別珍藏起來的吧
讓人妬羨的美麗呀
嗯〜 明明應該覺得難過的
不知為何卻湧出喜悅的眼淚呀
明明不干我的事
卻莫名地 覺得好幸福啊
很不可思議對吧 如此這般 戀慢慢昇華成愛
特別是痛苦的時候 特別是辛苦的時候
無論何時 我都是你的朋友
活在人間世 滿是艱難險阻
然而 人並不是孤身活著
為了去守護 你所選擇的人的笑容
特別是痛苦的時候 特別是辛苦的時候
請別放開你的手
很不可思議對吧 如此這般 戀慢慢昇華成愛
為了去守護 你所選擇的人的笑容

05. 秘密
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 倉田信雄

きみにはじめて くちづけたのは 夏の手前の
俄雨のあと 草の匂いを
運ぶ風と 明日から来る 夏休みの校舎

何処か遠くで 梅雨の終わりの 雷の音が
聞こえた気がして 耳を澄ませば
きみと ぼくの 胸の鼓動 それとも全て 夢

★ きらめく一瞬の ときめきを残して ★

きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り
ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 午後

次に会えたら どんな風に 振る舞えばいいか
長い休みを 気もそぞろに
やがて香る 秋風に 尋ねつづけてた日々

第二学期に けれどもきみは 帰らなかった
ぼくの隣の きみの机の
広さがぼくの 宇宙を呑み込んだようで

★ Repeat

きみは 気まぐれな風のように ふいに消え去り
ぼくは 初めての秘密を抱いて独り 立ちつくしていた 秋

きみの名前を 胸の奥で 呟いたとき
こみ上げる想いに 涙あふれて
秘密は 永遠に 閉じた

きみにはじめて くちづけたのは

05. 秘密
中譯: Orika

第一次和你接吻 是在夏天跟前的
驟雨之後 送來青草芬芳的風
還有那從明天展開暑假的校舍

感覺聽得到 遠方某處 梅雨盡頭的雷聲
側耳傾聽
你和我胸口的鼓動 抑或一切全是 夢

★ 獨留那瞬間璀燦的 悸動 ★

你 猶如瞬息萬變的風 無聲無息消失無蹤
而我 抱著我最初的秘密 獨自佇立良久的 午後

下次見面時 我該如何表現呢
長長的假期中 心飄飄然
畢竟是尋尋覓覓探訪著飄香秋風的日子

第二學期開始了 你卻沒有回來
在我隣座的 你書桌的空曠
彷彿吞噬了我整個宇宙

★ Repeat

你 猶如瞬息萬變的風 無聲無息消失無蹤
而我 抱著我最初的秘密 獨自佇立良久的 秋日

當你的名字 在我心深處 呢喃之時
一湧而上的思念 伴著迸出的眼淚
秘密 永遠地關上了

第一次和你接吻 是在...

06. 神の恵み~A Day of Providence~
作詞・作曲:さだまさし / 編曲: 石川鷹彦

ひとつ忘れてはいけないことは
僕たちは戦争に負けた国に生まれたってこと
どういう意味かは人によって少しずつ違うけれど
この事実だけは 誰にも違わないってこと

魚雷艇に乗っていたハンサムな兵士が
戦勝国のリーダーになった頃のこと
「神の恵み」という名の戦艦が僕の町に来て
白い服を着た大きな人たちが町に溢れた

A Day of Providence 子供達は船に群がり
親切な兵士達に “give me”と 小声で悲しく歌ってた
A Day of Providence ポケットはチョコレートで膨らみ
ひきかえに こころは しぼんでいったよ 青い空だった

あの爆弾をこの町に落とした人が
今度は僕たちの国を護っていると聞かされて
僕には どういう意味だか 呑み込めなかったんだ
そう、もう少し大人になる迄は

何故そうなったのかは判らないんだけれど
僕が大人になるにつれて この国はひどくなった
「わがまま」と「自由」との境目がどんどんぼやけてゆき
「おとな」が「こども」になり 「子供」が「大人」になった

国を語れば“left”からブーイング
平和を歌えば“right”からクレーム
こんな風に僕の言葉は 怪しげに変わって行く
美しい言葉は この国の誇りだったのに

A Day of Providence 自由になったはずだった
親切な白い人が“trust me”と 小声で優しく歌ってた
A Day of Providence 大人達は誇りを失い
ひきかえにチョコレートを 神棚に飾った

これからの子供達に伝えてゆこう
僕たちの間違いを繰り返さぬように
二度と戦わないという強い意志と共に
二度と魂を売り渡さない勇気を

これからの子供達に伝えてゆこう
これからの大人達に伝えてゆこう
間違いをただすために未来はあるのだと
未来こそが「神の恵み」そのものだということを

A Day of Providence この美しい季節の中で
本当の僕たちの笑顔を 作り直せばいい
A Day of Providence この美しい星に生まれて
いつの日か永遠の平和を君が手にするために
いつの日か永遠の笑顔を君が抱きしめるために

06. 神之恩典~A Day of Providence(天命之日)~
中譯:Orika

有一件絕不能忘懷的事情
即我輩生於戰敗國這件事
箇中意義因個人理解而有少許不同
但唯獨這個事實是 對任何人來說都沒有不同

當乘坐魚雷艇的英挺士兵
成為戰勝國的領袖之時
名為「神之恩典」的戰艦駛至我的城市
身著白色衣裳的高大人種塞滿了整個城市

A Day of Providence 孩子們群聚在船邊
對親切的士兵們說 “give me” 小聲地哀哀唱誦
A Day of Providence 口袋裏被巧克力塞得滿滿的
取而代之的是 是心已枯萎凋零
 那一片藍天

將那顆炸彈丟在這座城市的人
這次不得不應允保衛我們的國家
對我而言 這究竟意謂什麼 我實在無法領會
是啊、一直到我快成年為止都是

雖然我無法理解為什麼會變成那樣
隨著我即將成人 這個國家的病態益發嚴重
「任性」和「自由」之間的界線逐漸模糊
「成人」變成「孩童」 「孩童」變成「成人」

談到國家的話 就從“left(左派)”抛來唾棄噓聲

歌誦和平的話 就從“right(右派)”傳來索賠聲浪
在如此風氣中 我的言詞也開始逐漸變得怪異
明明優美的文詞 原是這個國家所引以為傲的啊

A Day of Providence 本該變得更自由才對的
親切的白種人 “trust me” 低聲地溫柔吟唱
A Day of Providence 大人們失去尊嚴
取而代之的是 以巧克力裝飾成的神壇

傳達給今後未來的孩子們吧
但願他們別再重蹈我們的覆轍 並賦予他們
絕不再挑起戰火的強烈意志 同時還有
絕不再出賣靈魂的勇氣

傳達給今後未來的孩子們吧
傳達給今後未來的大人們吧
為了追查過去的錯誤 所以才需要未來
未來正是所謂「神之恩典」真正的意涵

A Day of Providence 若能以這個美麗的季節
重塑出我們真正的笑容就好了
A Day of Providence 誕生在這個美麗的星球
是為了有一天能將永遠的和平交付你的手中
是為了有一天能以永遠的笑容將你緊擁入懷

07. 不器用な花
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 石川鷹彦

君が選んだ花は 名もない花で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰にあげよかちょっと迷ったが
野辺の地蔵さんにちょっとあげた

君が選んだ夢は 途方もない夢で
一番遠いと思ったから 選んだ
少し無理かとちょっとひるんだが
駄目で元々と歩き出す

くよくよするな 笑いとばせ
夜は悩まずに寝るが良い
明日 拓ける 道もあろう
明けない夜などあるものか
そのうちきっと 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い

君が選んだ人は 優しい人で
一番好きだと思ったから 選んだ
誰に告げよかちょっと照れたので
水辺の蜻蛉にちょっと告げた

君が選んだ道は 険しい道で
一番綺麗と思ったから 選んだ
少しきついとちょっと疲れるが
いずこも同じだと汗をかく

がっかりするな 笑いとばせ
なんとかなるさと言い聞かせ
一所懸命 暮らしてる
止まない雨などあるものか
必ずいつか 報われるだろう
不器用に咲く君の花が良い
不器用に咲く君の花が良い

07. 笨拙的花
中譯: Orika

你所選擇的花 是沒有名字的花
因為覺得最喜歡所以就選了
要送給誰呢 稍稍猶疑了一下
那就送給荒野中的地藏菩薩吧

你所選擇的夢 是毫無道理的夢
因為覺得最遙遠所以就選了
想說有一點太勉強了嗎 手腳有些發軟
反正原本就不行就走看看吧

別憂心忡忡了 一笑置之吧
夜晚就是要心無掛礙地睡上一覺才好呀
明天總有可以開拓的路呢
天底下難道有不會天亮的黑夜嗎
在那之中 一定會得到回報的吧
你那開得笨拙的花 不是挺好的嗎

你所選擇的人 是個溫柔善良的人
因為覺得最喜歡所以就選了
該告訴誰呢 有點害羞啊
那就輕輕告訴水邊的蜻蜓吧

你所選擇的路是 一條艱難的路
因為覺得最漂亮所以就選了
雖然有一點嚴苛 有一點累
無論哪條路都是一樣的 必須付出汗水

別心灰意冷啊 一笑置之吧
告訴自己 船到橋頭自然直吧
竭盡全力 去生活
天底下難道有不會停止的冷雨嗎
有一天肯定 會得到回報的吧
你那開得笨拙的花 不是挺好的嗎
你那開得笨拙的花 不是挺好的嗎

08. こころとからだ
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 吉田弥生

愛することは楽しいと
大声で歌うひとがいる
愛することは悲しいと
小声で呟くひとがいる
どちらも多分 間違いでしょう
どちらも多分 本当でしょう
私のこころにも背中合わせの
ふたりが 棲んでいる

ましてやあなたに 焦がれる夜には

からだのままに生きるなら
必ずこころが邪魔になる
こころのままに生きるなら
いつでもからだが邪魔になる
不思議ですね からだはここで
こころはいつも あなたのところへ
いつかふたつがひとつに
なる日が来るとは 思えなくて

なおさらあなたに 焦がれる夜には

08. 靈與肉
中譯: Orika

愛人真是開心哪
有人這麼大聲高歌
愛人真是悲哀哪
有人這麼低聲囁嚅
大概兩者皆非吧
大概兩者皆是吧
在我的心中 也棲居著
背道而馳的兩個人

遑論 在殷殷切切思慕你的夜裏

倘若由著身體而活
心靈一定會顯得礙事
倘若由著心靈而活
身體無時無刻都礙事
令人匪夷所思吧 身在此處

心卻總向著你的所在
何時兩人才能合而為一
無法想像

尤甚 在殷殷切切思慕你的夜裏

09. 都府楼
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

はじめは「逢初め川」といい
出会って「思い川」という
大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉
朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青
白い手を合わせて君は ため息で歌うように

人の心が いつまでも 変わらない ものなら
人の世の 哀しみの多くは 消えると言った
きっと
千年あとまでも 想い続けると
の葉の緑に 恋を託したと

秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる
大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音
ぼくの心のの鳥 まことに替える間もあらで
あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と

人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら
人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる
いまさらに
切なくて切なくて 君を歌えば
君の言葉だけが 真実になる
千年あとまでも 想い続けると
樟の樹の生命に 恋を託したと

月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く
篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え

千年変わらない 月の光が
都府楼の甍を 闇に浮かべた
千年あとまでも 想い続けると
あの月の光に 恋を託した

09. 都府樓
中譯: Orika

最初可謂是「初遇川」
相遇可謂是「思慕川」
大宰府的秋天是宿昔川的 白鷺和銀杏黃葉
朱紅色的樓門 朱紅色的橋 映在池水之上的 天空藍
合上白晳雙手的你 嘆息猶如吟詠

人的心若是亙久不變的東西
那麼人世間許多悲哀亦將湮滅 你說
必定
會將思念綿亙至千年之後 云云
將愛戀託付予樟樹的葉翠 云云

思秋之祭的夜晚 一個人來到此地探訪愛情
大宰府的顏色是觀音寺的 白萩和芒穗 鐘聲
我的心是鳴鷽 真摰得甚至來不及替換
而屠宰那段戀情的是 你的手和那顆真心

人心的善變 若那是生存下去的手段
那麼人間世的許多悲哀 將由此而生
事到如今
痛切地痛切地 吟唱著你
唯有你說過的話 果然成真
會將思念綿亙至千年之後 云云
將愛戀託付予樟樹的葉翠 云云

月山上尋覓著昔時刻漏 神官身上的白衣之白
篝火 燒得赤紅吧 無邊無際地 燒得赤紅吧

千年不變的 月光
都府樓的屋瓦 黑暗中隱隱浮現
將思念綿延至千年之後 云云
將愛戀託付予 那道月光

10. 航跡
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 吉田弥生

もうすぐ この海を よぎるように
遠い国へ 船が 出て行く
少し前に 日は落ちて
夕闇が僕らを 抱きすくめた

丘の上に 風が戻り 疲れた二人を癒すように
天主堂の 鐘の音が 遠く響く

ひたむきに 思い続けたなら
いつか 願いは 叶うと 信じている
君のことも 僕の夢も
もう少しだけ 頑張って みようか
もう少しだけ

海原に 道のりを 示すように
金色に 月の河が流れる
僕たちは 孤独ではない
見上げれば 空には銀河の道

君とならば ふたりならば 嵐の海さえ越えられるはず
もう少しだけ あと少しだけ 夢を捨てないで

ひたすらに 思い続けたなら
いつか 願いは 叶うと 信じていい
どこまでも この海を 越えて行こう 君とふたりで

10. 航跡
中譯: Orika

就像是 即將掠過這片大海似地
大船 航向遠方的國度
就在稍早之前 夕陽才沈落
暮色緊緊環抱著我們不放

風兒歸返山丘 彷彿療癒了疲倦的兩人
天主教堂的鐘聲 在遠方響盪

只要一心一意 虔心其中
我相信 有一天 願望就會實現
無論是你 或是我的夢想
再稍稍加把勁看看吧
再一點點就好

猶如汪洋指示了路程
月河在閃閃金光中流淌
我們並不孤獨
仰頭一望 夜空中有條銀河之路 

與你同行 兩人一起 即便驚濤駭浪應當都能穿越
再一點點就好 多一點點就好 別捨棄那夢想

只要一心一意 虔心其中
我相信 有一天 願望就會實現
無論天涯海角 越過這片大海前去吧 和你兩人一起

11. 白夜の黄昏の光
作詞・作曲: さだまさし / 編曲: 渡辺俊幸

ネナナの町のアイス・クラシックが終わり
  アラスカに遅い 春が帰るけれど
  なぜかあなたひとりだけが 帰らない ★

あなたが愛した 北の大地にも
ユーコン川を 埋め尽くしながら
鮮やかな魚たちが すぐに帰るのに

楽しそうに氷河の軋む音を語りながら
竜巻のように舞うオーロラを歌うように写した
あなたは風のような物語を駆け抜けるように
白夜の黄昏の光の中に帰っていった

あなたの残した 美しい写真を
いつか懐かしむ 勇気が持てるのかしら
ザトウクジラや白熊の親子やツノ鹿やそれから
白い息を吐く あなた自身の笑顔

地の果てと思う どんな土地にでも
必ず人々の 生活がある
誰もがただ一度の かけがえのない生命を生きてる

弱い者には 弱い者なりの
生きる術がきっと あるのだよと
あなたの眼差しは どんなときにも暖かだった

何十年かもう少し早く生まれていたら
冒険者はいつの時代も そんな風に呟くのかしら
あなたは風のような物語を駆け抜けるように
白夜の黄昏の光の中に帰っていった

極北の大地を 埋め尽くしたカリブー
マッキンレーの 山頂を雲がゆく
アラスカ鉄道が あなたまでつながればいいのに
まだあなたは 夢に来てくれない

人生のブリザードを少しも怖れることなく
自分とは誰なのかを知るために生きぬいて
あなたは風のような物語を駆け抜けるように
白夜の黄昏の光の中に帰っていった

あなたの残した 美しい写真に
包まれながら 生きているけれど
内緒だけど一番好きな写真はほかの人が撮った
子供とあなたと私の 一枚の笑顔

★ Repeat

12. 白夜的黃昏之光
中譯: Orika

★ 尼納納鎮上的 Ice Classic 結束了
  阿拉斯加的春天 遲遲復歸
  何以獨獨你一人 沒有歸來 ★

你所鐘愛的北方大地
即使將整條育空河冰封在下
但色彩斑斕的魚兒們 不也速速歸來了嗎

你開心地描述著冰河嘎吱作響的聲音
如龍捲風般曼舞的極光 你像在唱歌似地一邊拍著照
你彷彿追趕著一個狂風似的傳奇
終於回到了白夜的黃昏之光中

你所留下來的 美麗照片
我要到何時 才能擁有去懷念的勇氣呢
那些座頭鯨啊 白熊啊 角鹿啊 然後還有
吐出白色霧氣的 你自己的笑容

以為是大地盡頭 但無論在什麼樣的土地上
都一定有人生活其中
所有人都活在 絕無僅有 無可取代的生命中

"即便是弱者 也一定有弱者
活下去的技巧"
說著這話的你 眼神比任何時候都更溫暖

如果再早生個十幾年
無論哪個年代的冒險家 也會像你那樣嘟噥嗎
你彷彿追趕著一個狂風似的傳奇
終於回到了白夜的黃昏之光中

覆蓋著極北大地的馴鹿
德納利峰頂的白雲飄逝
阿拉斯加鐵道 要是能連結到你身邊就好了
至今你依然 不曾入我夢來

對於人生的暴風雪你沒有絲毫恐懼
為了知道自己是誰而堅持活到最後
你彷彿追趕著一個狂風似的傳奇
終於回到了白夜的黃昏之光中

你所留下來的 美麗照片
雖然封存起來了 但依然存活著
是我的秘密唷 我最喜歡的一張照片卻是別人拍的
孩子和你和我的 一張笑容

★ Repeat